シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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R.シュトラウス:『英雄の生涯』、ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』 小澤征爾&バイエルン放送交響楽団(1990)

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
DLVC1227
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
DVD

商品説明

ベートーヴェン:『運命』、R.シュトラウス:『英雄の生涯』
小澤征爾&バイエルン放送交響楽団


円熟期を迎えた小澤征爾がバイエルン放送交響楽団でタクトを振った貴重な映像作品。
 ベートーヴェンの交響曲第5番『運命』といえば、日本ではクラシックの代名詞というべき、定番中の定番。小澤征爾の『運命』といえばボストン響、サイトウ・キネンも有名ですが、本家ドイツのバイエルン響との『運命』も気迫に満ちた緻密で完成度の高い指揮、演奏を観せてくれます。
 R.シュトラウス最後の交響詩『英雄の生涯』の英雄とはシュトラウス自身のこと。緊張をはらんだ、立体的で色彩感に富んだ指揮、演奏は必見です。(DREAMLIFE)

【収録情報】
・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』
・リヒャルト・シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』 op.40

 バイエルン放送交響楽団
 小澤征爾(指揮)

 収録時期:1990年1月18日
 収録場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)

 画面:カラー、NTSC、スタンダード(4:3)、Region 2
 音声:リニアPCMステレオ
 収録時間:81分

内容詳細

90年に小澤征爾がバイエルン響を振ったミュンヘンのヘルクレスザールでのコンサートを収録。緻密で完成度の高い指揮を見せるベートーヴェンの交響曲第5番「運命」やR.シュトラウスなど、色彩に富んだ演奏は見もの。(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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小澤の《英雄の生涯》といったら、カラヤン...

投稿日:2012/02/25 (土)

小澤の《英雄の生涯》といったら、カラヤンの代役として、86年10月のベルリン・フィルの来日公演に出演した際の演奏が伝説的な名演として知られている。当然、この映像にも期待したが、ベルリン・フィルの表現力を的確にコントロールした、極めて手厚い演奏と比べると、これは、その域には達していないのが残念だ(ただし、BPOの演奏は、目立つミスも多い)。しかし、これはこれで意欲的かつ鮮烈な演奏で、クライバーもかくやと思わせる、十分優れた内容となっている。演奏内容のみなら、十分☆5つ評価に値するのだが、ネガティヴ・ファクターが2つある。まずは画質面に関して。ノイズ的なものは一切認められないながらも、甘々のSDクオリティで、演奏者の楽譜の音符まで鮮明に映し出されるHDクオリティに慣れた目には、お世辞にも「極めて良好」と言える代物ではない。例えば、先日発売された、これより少し古い、80年代後半に収録されたテンシュテット指揮ロンドン・フィルのマラ5(ICA CLASSICS)と比べても、クオリティは数段落ちる。音質面も、SNは割と良好だが、左右への広がりや奥行き感はそう大きくない。簡単に言えば、N響アワーでお馴染みのNHKホールのようなソノリティだ。しかし、解像度は過不足なく、全体的なサウンドは低音域が厚い重厚なバランスで、力強い推進力を感じさせる音作りなのは、プログラム(特にシュトラウス作品)とのマッチング善し。画質・音質面を無視して演奏のみなら☆5つ評価だが、評価の総合点としては、☆4つが妥当だろうと思う。

MISPRISIONER さん | 東京都 | 不明

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音質・画質ともにきわめて良好である。ケー...

投稿日:2012/02/10 (金)

音質・画質ともにきわめて良好である。ケースにはお見苦しい箇所が云々書いてあるが、実際に視聴してみればそういうところは1カ所もなかった。小澤/バイエルンのコンビではアルゲリチをソリストに迎えた1983年の演奏会もDVD化されたが、そちらは音も映像もアナログテープで乱れ気味で演奏のすばらしさに反して残念なのだが、今回のものはデジタル収録と見えそのようなことは一切ない。 演奏内容も熱さがありながらもどこか水のように流れる自然さ・透明さを失わない小澤の独特の指揮と、バイエルン放送響の重厚な響きが比類ない効果を出しており、両曲ともに私にとっては今後はこれ1枚あれば十分と思える内容だった。 曲目も一見派手なショーピースを並べただけのように見えて、両曲に共通するのは人生に降りかかる困難、試練、軋轢とそれで打ちのめされ苦しみ陰鬱になる人間精神の葛藤というテーマだろう。そういうところまで十分感じさせるレベルの高い演奏だったといえる。こういう映像を時々発掘してくれるドリームライフレーベルには今後も期待したいものである。

miyoco さん | 大阪府 | 不明

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