見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし

望月えりか

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784909895011
ISBN 10 : 4909895019
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
追加情報
:
272p;18

内容詳細

ヨーロッパ西端のアイルランド島は、北海道とほぼ同面積・人口密度、「島中が緑の丘」。大飢饉と移民の歴史を重ね、火種を抱える隣国イングランドとの関係に揺れるこの島に、小さな共和国にしてEU加盟国がある。カトリック習俗や、経済成長に出遅れたゆえ保たれた固有の文化は、急成長と観光化を経た今も息づく、地域コミュニティーに根ざした精神そのもの。音楽の魅力に導かれ、この小さな国の小さな村の一員となった女性が、地に足をつけるべく、耕し育て、紡ぎ奏でる日々を、気負わない言葉で綴る。

目次 : 1 The Green Groves of Erin/ 2 The Chattering Magpie/ 3 The New Mown Meadow/ 4 The Wind that Shakes the Barley/ 5 Music in the Glen/ 6 The Mountain Road

【著者紹介】
望月えりか : 神奈川県育ち。和光学園卒。異文化コミュニケーションを学ぶ。大学卒業後都内勤務を経て2004年にアイルランドへ移住、結婚。2児の母。アイルランドでの暮らし、食、地方文化、風習など生活者の視点で紹介&発信。アイルランドの伝統音楽を愛好しつつ自宅の畑で野菜や果実を育て、ジャガイモや玉ねぎ、ベリー類は完全自給自足。近隣の有機農家で飼育される羊の毛を自ら紡ぎ編み、土地に根づいた暮らしを実践している。アイルランド音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」をフィドル奏者小松大と共同運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • belle さん

    アイルランドの雨は、降ってはやみ、降ってはやみを繰り返す。そんな降り方なので、虹が出るのはありふれたこと。身近で手に入るベリーやタンポポのワイン作り。地元産の羊やアルパカの毛は紡ぎ車を回して糸になる。隣国イギリスとの長い確執と大西洋からの低気圧をもろに受ける天気のこと。著者は縁あってそこで暮らす。それはアイルランド音楽との出会いから。自身はフィドルを弾く。小説やケルト文化の本を読むのとはまた違う〜島中が緑の丘〜の或る農村の日々の暮らしのお話。4月にイベントのために初めて行った本屋さんで購入。 

  • ganesha さん

    アイルランド人の旦那さまと子どもふたりとフィークルという村で、野菜や果実を育て羊の毛を紡ぎ、アイルランド伝統音楽とともに生活をしている女性の、ブログが元になった一冊。学校での宗教行事とエルダーフラワーのシャンパンが印象的だった。MOTHERのPVを思い出しつつ読了。幸せな気分を分けてもらった。

  • あたぱ さん

    著者はアイルランドの音楽に魅了されているうちに、縁あって現地の音楽家と結婚し移住。家族を大切にして、自然の中で暮らすこと、お互い様、がまだ機能しているコミュニティ。音楽だけでなく、手作りに凝る話は、大変興味深い。家庭菜園、海草採り、貝とり、野生のきのことり、自家養蜂、羊毛紡ぎと、自然をうまく取り入れた生活と自家製ジャム、パン、クリスマスケーキ、ワイン作りと枚挙にいとまがない。ていねいにむきあう生活に豊かさを感じた。アイルランドに特に興味がなかったが、ぜひ訪れたくなった。実際にその空気を感じたくなった。

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望月えりか

神奈川県育ち。和光学園卒。異文化コミュニケーションを学ぶ。大学卒業後都内勤務を経て2004年にアイルランドへ移住、結婚。2児の母。アイルランドでの暮らし、食、地方文化、風習など生活者の視点で紹介&発信。アイルランドの伝統音楽を愛好しつつ自宅の畑で野菜や果実を育て、ジャガイモや玉ねぎ、ベリー類は完全自

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