DVD 輸入盤

セルジウ・チェリビダッケ DVDコレクション(13DVD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2087968
組み枚数
:
13
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
DVD
その他
:
BOOK付き,輸入盤

商品説明


セルジウ・チェリビダッケDVDコレクション
20時間以上の映像を集成したDVDボックス
ヤン・シュミット=ガレによる
チェリビダッケの未公開インタビューを解説書に掲載(日本語訳付)!


今なおカリスマ的人気を誇る指揮者セルジウ・チェリビダッケ[1912-1996]。ミュンヘン・フィルを中心に、ベルリン、シュトゥットガルト、トリノでのコンサート映像、そしてドキュメンタリー映像やリハーサル映像を集めたDVDボックスが発売されます。
 さらに全204頁によるハードカバーのブックレットが付属しています。ここには、映画監督のヤン・シュミット=ガレによるチェリビダッケへの未出版の貴重な3つのインタビュー、さらに1985年6月21日にミュンヘン大学で行われたチェリビダッケの有名な講義「音楽の現象学」、そしてヤン・シュミット=ガレがチェリビダッケの死に際して記した追悼文も掲載されています。未出版のインタビューは、1988年8月、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭の開催中に行われたものと、翌8月の休暇中に行われたものを掲載しています。映像でもチェリビダッケの様々な表情を捉えているヤン・シュミット=ガレだけあって、読み応えのあるインタビューとなっています(日本語訳入り)。(輸入元情報)

【収録情報】

Disc1(82分)
● ドキュメンタリー『チェリビダッケ〜火付け役と賢者』

 監督:ノルベルト・ブゼ
 出演者:セルジウ・チェリビダッケ、ダニエル・バレンポイム、イリーナ=パラスキバ・チェリビダッケ、他
 特典映像:ベートーヴェン:「エグモント」序曲(チェリビダッケ指揮ベルリン・フィル、収録1950年)
・インタビュー:ダニエル・バレンボイム、ミヒャエル・バルハウス、イリーナ=パラスキバ・チェリビダッケ
 制作:2011年、カラー、16:9、PCMステレオ、字幕:英独仏西伊韓日

チェリビダッケ謎に包まれた複雑な人間性、音楽性に焦点をあてたドキュメンタリー映像。家族、共演回数の多いバレンボイムら彼をよく知る周囲の人たちへの取材を丁寧にまとめ、チェリビダッケの姿を多角的に描いています。

Disc2(100分)
● ドキュメンタリー『ただ音楽に身を委ねて』

 監督:ヤン・シュミット=ガレ
 出演:セルジウ・チェリビダッケ、ミュンヘン・フィル、ベルリン・フィル、シンフォニエッタ・ヴェネタ、フェニックス四重奏団、コレギウム・ムジクム・マインツ、他
 曲目(部分):ブルックナー:ミサ曲第3番へ短調/交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』、ロカテッリ: 合奏協奏曲ヘ短調Op.1-8『クリスマス』、J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオBWV248、バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント、ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調『合唱』より第2楽章、『エグモント』序曲、ブラームス:弦楽四重奏曲第2番イ短調、ヴェルディ:歌劇『運命の力』より序曲、モーツァルト:ディヴェルティメント第15番変ロ長調、他
 制作:1992年、カラー、4:3、PCMステレオ、字幕:英独仏西伊日

映像監督ヤン・シュミット=ガレが3年に渡ってチェリビダッケに密着して制作されたドキュメンタリー。厳しいリハーサル、レコード録音に対する拒否、チェリビダッケの哲学がぎっしりと詰まった内容。演奏風景もふんだんに収録され見ごたえのある映像に仕上がっています。

Disc3(62分)
● ブルックナー:交響曲第9番ニ短調

 トリノRAI交響楽団
 セルジウ・チェリビダッケ(指揮)
 収録:1969年、トリノ(ライヴ)
 モノクロ、4:3、モノラル

チェリビダッケ56歳のころの映像。ベルリン・フィルを追われ、後にシュトゥットガルト放響へ行く前のイタリアでの活動期の貴重な映像です。壮年期ならではの活気に満ちた音楽と晩年を思わせる透徹した音楽が同居する演奏。

Disc4(104分)
1. リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』*
2. リヒャルト・シュトラウス:『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』のリハーサル


 シュトゥットガルト放送交響楽団
 ハンス・カラフース(ヴァイオリン)*
 セルジウ・チェリビダッケ(指揮)

 収録:1982年(コルサコフ)、1965年(シュトラウス)
 カラー(1)、モノクロ(2)4:3、PCMステレオ

1982年11月に収録された『シェエラザード』の本番演奏(カラー)と、1965年1 月に収録された『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』のリハーサル(モノクロ) の組み合わせというたいへん興味深い映像作品。『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』は、モノクロ映像ながらチェリビダッケがまだ体を激しく動かしていた頃のリハーサルで、活気のある姿が映し出されています。

Disc5(112分)
● ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB.104『ロマンティック』

 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 セルジウ・チェリビダッケ(指揮)

 収録:1983年 ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)

● 特典映像:ブルックナーの交響曲第4番についてのチェリビダッケへのインタビュー(フランス語、英語字幕)

 カラー、4:3、PCMステレオ、DD5.1

チェリビダッケの得意レパートリーでもあるブルックナーの交響曲第4番『ロマンティック』。 この映像は、1983年にミュンヘンのヘルクレスザールでライヴ収録されたもので、まだまだ元気だったチェリビダッケは顔も引き締まり、指揮姿もエネルギッシュで、最晩年とは大きく雰囲気が異なります。しかし当時のチェビダッケリの音楽づくりは、すでに巨大なスケールを感じさせるスタイルが確立されたものとなっており、ここでもじっくり時間をかけて仕上げる独特の様式による演奏を、テンションの高い演奏によって味わうことができます。

Disc6(90分)
● ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB.105

 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 セルジウ・チェリビダッケ(指揮)

 収録:1985年11月10日 ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー(ライヴ)
 カラー、4:3、PCMステレオ、DD5.1

チェリビダッケの得意レパートリーのひとつでもあるブルックナーの交響曲第5番。1985年、本拠地ガスタイクのオープニングを飾る特別なコンサートとしてテレビ中継されたときの映像。

Disc7(114分)
1. ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』
2. プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調 Op.25『古典』(リハーサル&ゲネプロ)


 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 セルジウ・チェリビダッケ(指揮)

 収録:1991年(ドヴォルザーク)、1988年(プロコフィエフ)
 カラー、4:3、PCMステレオ

チェリビダッケによるドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』、1991年のミュンヘン・フィルとのコンサート映像。ドヴォルザークの第9番『新世界より』は、チェリビダッケの中核的なレパートリーの1つ。晩年のチェリビダッケの特徴として設定テンポが遅く、この『新世界より』も50分を超える演奏。チェリビダッケによって磨き上げられた精緻な響きと重厚なアプローチによる名演を聴かせてくれます。またカップリングには1988年収録の同じくミュンヘン・フィルとのプロコフィエフ『古典交響曲』。厳しいリハーサルで知られているチェリビダッケ節が炸裂した同曲のリハーサル映像も収録されています。

Disc8(58分)
● リハーサル風景〜ブルックナー:交響曲第9番

 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
 監督:ヤン・シュミット=ガレ
 制作:1991年
 カラー、16:9、PCMステレオ

極度に遅いテンポで独自の美学を貫いた晩年のチェリビダッケ。もともと雄弁家で若い頃には舌禍にも見舞われたチェリビダッケですが、晩年は無用な肩の力が抜けて言葉の重みが増し、よくリハーサルを一般公開して数多くの聴衆に深い感銘を与えていたといいます。この映像には、そんなチェリビダッケが晩年にミュンヘン・フィルとおこなったリハーサルの模様がブルックナーの交響曲第9番という作品で収められています。

Disc9(81分)
● シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
 収録:1991年7月 エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ)

● チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
 収録:1991年10月 ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)

 ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 セルジウ・チェリビダッケ(指揮)

 カラー、4:3、PCMステレオ

Disc10(111分)
● ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
 収録:1991年 エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ)

● ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
 収録:1991年 ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)

 ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 セルジウ・チェリビダッケ(指揮)

孤高の巨匠にひたむきに寄り添うピアノ。 チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル、 バレンボイム独奏によるブラームスのピアノ協奏曲集。かねがねバレンボイムは、チェリビダッケについて「わたしがこれまでに巡り合ったもっとも偉大なる音楽家のひとり」と公言してきましたが、ここでのバレンボイムのひたむきな表情からは、それが単なる言葉だけではないことがはっきりと見て取れます。

Disc11(144分)
● ブルックナー:交響曲第7番ホ長調

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 セルジウ・チェリビダッケ(指揮)

 収録:1992年3月31日&4月1日 ベルリン、シャウシュピールハウス(ライヴ)
 監督:ロドニー・グリーンベルク
 制作:メトロポリタン・ミュニック

● ドキュメンタリー『凱旋 (Triumphant Return)』(監督:ヴォルフガング・ベッカー、字幕:英独仏日)

 カラー、16:9(コンサート)、4:3(ドキュメンタリー)、PCMステレオ

巨匠チェリビダッケがベルリン・フィルを指揮した唯一の映像として知られるブルックナーの交響曲第7番。1992年3月31日と4月1日の2日間、ベルリンのシャウシュピールハウスでおこなわれたコンサートは、当時のヴァイツゼッカー大統領直々のはからいで実現したもので、1954年以来38年ぶりにチェリビダッケが、この間関係が決裂していたベルリン・フィルの指揮台に復帰するという意味で特別な出来事でした。同録のドキュメンタリーでは、リハーサルの模様とかつての楽団員へのインタビューが収録されています。

Disc12(65分)
● 聖フローリアン教会のチェリビダッケ
ブルックナー:ミサ曲第3番〜リハーサルとコンサートより
・序奏(リハーサル風景)
・キリエ(リハーサル風景)
・グローリア(リハーサル風景)
・クレド(コンサートより)
・ベネディクトゥス(リハーサル風景&コンサートより)
・アニュス・デイ(コンサートより)

 マーガレット・プライス(ソプラノ)
 ドリス・ゾッフェル(アルト)
 ペーター・ストラーカ(テノール)
 マティアス・ヘーレ(バス)
 ハンス・ゾーティン(バス)
 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
 セルジュ・チェリビダッケ(指揮)

 監督:ジャン・シュミット=ガレ
 収録:1993年 ミュンヘン、ガスタイク(リハーサル)&リンツ、聖フローリアン教会(コンサート)

● 特典映像:1989年、チェリビダッケとミュンヘン・フィルのモスクワ客演時の映像

 カラー、4:3、PCMステレオ

ブルックナーの聖地、聖フローリアン教会で行われたブルックナー:ミサ曲第3番のリハーサルとコンサート映像。チェリビダッケの丁寧なリハーサルを行い、完璧な演奏を実現するまでの過程が克明に描かえています。監督はチェリビダッケの信頼も厚いジャン・シュミット=ガレ。

Disc13(101分)
● ラヴェル:道化師の朝の歌
● ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
● ラヴェル:スペイン狂詩曲
● ドビュッシー:イベリア
● ラヴェル:ボレロ


 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 セルジウ・チェリビダッケ(指揮)

 収録:1994年5月13,14日 ケルン、フィルハーモニー(ライヴ)
 カラー、4:3、DD2.0

晩年のチェリビダッケが手兵ミュンヘン・フィルを率いてケルンで行った演奏会のライヴ映像。ブルックナー演奏と並んでフランス音楽の大家として名を馳せた巨匠最円熟期のユニークな唯美的音響世界を存分に楽しませてくれます。雄弁きわまりない音楽には、まさにチェリ流フランス音楽の真骨頂を聴く思いがします。また過酷ともいえる指揮者の要求に十全に応えながら、豊富なニュアンスを常に失わないミュンヘン・フィルにも脱帽です。


 NTSC
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