24歳の僕が、オバマ大統領のスピーチライターに?!

デビッド・リット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334962180
ISBN 10 : 4334962181
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
471p;19

内容詳細

歴史に残る名演説の舞台裏。お笑い担当スピーチライターが描く、オバマ大統領の素顔とホワイトハウスの内幕。エスクァイア誌ブックオブザイヤー。ニューヨークタイムズベストセラー。

目次 : 序 エアフォースワンのルッコラ・サラダ/ 第1部 オバマ・ボット(有頂天/ ホワイトハウスの仕事につかない方法/ 採用決定/ 権力の回廊/ トイレのサーモン ほか)/ 第2部 私たちが歴史に占める(ささやかな)場所(ヒトラーとリップス/ 煉獄のジュース/ 聖なる闘い/ 一文なし/ バケツ ほか)/ 終 サソリを踏みつぶす

【著者紹介】
デビッド・リット : 2011年にホワイトハウスに入り、2016年に退任するまで、大統領および大統領上級スタッフのスピーチライター特別アシスタントを務める。「大統領の笑いのミューズ」と呼ばれ、2009年からオバマ大統領のスピーチのジョークを担当するようになり、毎年恒例のホワイトハウス記者晩餐会で4回、主任ライターを務めた。現在は、アメリカン・コメディの動画サイト「ファニー・オア・ダイ」のワシントンオフィスのヘッドライター/プロデューサーを務める。ワシントン在住

山田美明 : 英語・フランス語翻訳家。東京外国語大学英米語学科中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Willie the Wildcat さん

    政治観と仕事観に垣間見る変化への思いが、行動力の源泉。機会創出は巡り合わせにも左右。BBが象徴となり、二期目の選挙運動の精神的退廃を抱えながら、NAACPのスピーチで集大成。燃え尽き症候群。最終出社日に、荷物を抱えて振り返った雪が舞うホワイトハウス。もれなく貴重な人生経験。JFK空港に向かう機内で見た演説が転機であり、そのJFK空港の混乱で本著を〆る複雑な心境。政治の世界と、その後も繋がり続けていると推察。本筋以外で印象的なのが、お気に入りの画家の1人ロックウェル氏の『自由の女神』の件。正に、USA!

  • はるき さん

    アメリカ人だったら興味深く読めるんでしょうが、私にはちと現実感が薄いかな。ユーモアと自虐を織り混ぜながらの自己主張。日本人にはなかなか真似ができません。

  • おおた さん

    24歳の僕がって言うけど、オバマのスピーチを考えるチームは基本30歳以下だったようで、そのくらいの年齢の方が柔軟で国民に分かりやすい文章を考えることができた、ということなのかな。著者はちょっと引いてしまうくらいの民主党支持者で、そこから人生が変わっていく様子はおもしろかったが、ある程度はコネもあり。とはいえ、日本の総理大臣のスピーチライターと言われた人との年齢を比べると、オープンな社会で若いうちから大きな経験ができることが国の勢いともつながってるように見えた。

  • たらお さん

    世界が良い方向に変わるのではないかと感じさせた「我々ならできる。」という力強いスピーチを筆者が書いた訳ではありません。大統領の専属のスピーチライターは多数おり、著者はジョーク担当。若者なりの失敗はありますし、共和党による攻撃、オバマケアが準備不足でスタートしたことで支持率が下がっていく時期とも重なり、「政治で世界は変えられない」と、オバマ政権末期28歳で退職を決めます。道徳的なこと、正義と思われることが政治の世界では通用しないことが書かれており、サクセスではなく青春の挫折といったストーリーです。

  • くさてる さん

    とっても面白かった。題名通り、オバマ大統領のスピーチライターを務めた青年の体験記です。失敗談も成功談もふんだんに盛り込まれていて、一種のサクセスストーリーとしても面白いんだけど、それ以上に「政治」「公職:とはなにか?というところまで踏み込んでいて興味深い。ホワイトハウスで働くとはどういうことか、オバマ大統領ってどんなひと?みたいな疑問にも答えてくれます。軽いアメリカンジョークが満載なので、そういうのに抵抗あるかたは慣れるまで辛いかな?でもそれだけアメリカはジョークが大事な国だということもわかる本です。

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デビッド・リット

2011年にホワイトハウスに入り、2016年に退任するまで、大統領および大統領上級スタッフのスピーチライター特別アシスタントを務める。「大統領の笑いのミューズ」と呼ばれ、2009年からオバマ大統領のスピーチのジョークを担当するようになり、毎年恒例のホワイトハウス記者晩餐会で4回、主任ライターを務めた

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