シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD 輸入盤

ツァラトゥストラはかく語りき/アルプス交響曲 他 カラヤン カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
474281
組み枚数
:
2
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

カラヤン/R.シュトラウス作品集

R.シュトラウス:
CD-1
・交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』(録音:1973年、ステレオ)
・交響詩『ドン・ファン』(録音:1972年、ステレオ)
・4つの最後の歌(録音:1985年、デジタル)
CD-2
・アルプス交響曲(録音:1980年、デジタル)
・交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』(録音:1972年、ステレオ)
・7つのヴェールの踊り(録音:1972年、ステレオ)

 アンナ・トモワ=シントウ(ソプラノ、4つの最後の歌)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響詩 《ツァラトゥストラはかく語りき》 作品30_フリードリヒ・ニーチェに自由に従った大管弦楽のための: : 導入部
  • 02. 後の世の人びとについて
  • 03. 大いなる憧れについて
  • 04. 歓喜と情熱について
  • 05. 埋葬の歌
  • 06. 科学について
  • 07. 病から回復に向かう者
  • 08. 舞踏の歌
  • 09. さすらい人の夜の歌
  • 10. 交響詩 《ドン・ファン》 作品20_ニコラウス・レーナウの詩による: :
  • 11. 4つの最後の歌: : 第1曲 : 春
  • 12. 第2曲 : 9月
  • 13. 第3曲 : 眠りにつこうとして
  • 14. 第4曲 : 夕映えの中で

ディスク   2

  • 01. アルプス交響曲 作品64: : 夜
  • 02. 日の出
  • 03. 登り道
  • 04. 森に入る
  • 05. 小川のほとりのさすらい
  • 06. 滝
  • 07. 幻影
  • 08. 花咲く草原で
  • 09. 山の牧場で
  • 10. 林の中で道に迷う
  • 11. 氷河で
  • 12. 危険な瞬間
  • 13. 山の頂で
  • 14. 幻影
  • 15. 霧がはいのぼる
  • 16. 日がかげりはじめる
  • 17. エレジー
  • 18. 嵐の前の静けさ
  • 19. 雷雨と嵐、下り坂
  • 20. 日没
  • 21. 余韻
  • 22. 夜
  • 23. 交響詩 《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》 作品28_ロンド形式による昔の無頼の物語: :
  • 24. 楽劇 《サロメ》 作品54から <7つのヴェールの踊り>: :

総合評価

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まさにカラヤン/BPOの組み合わせの絶頂期を...

投稿日:2012/01/28 (土)

まさにカラヤン/BPOの組み合わせの絶頂期を如実に表した華麗でニュアンスニ富んだ見事な演奏。小生のオーディオは不思議と喜ぶように鳴り響く。アンチ・カラヤンの方も是非一度ご一聴あれ。

hijidon さん | 宮城県 | 不明

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カラヤンのR.シュトラウス作品の聞かせ上手...

投稿日:2011/01/08 (土)

カラヤンのR.シュトラウス作品の聞かせ上手は今更述べる必要はありません。「ツァラトゥストラ・・・」に関してはVPOとの1959年DECCA録音LPでその演奏の素晴らしさを知ったのですが、本盤演奏は後年2回(1973年、1983年のDGへの再録が代表的なもの)の内の1973年分でBPOとシュヴルベのヴァイオリンがカラヤンのやや全体レガート気味に進めるに加えてその合奏力というかその凄さ・精緻さが聴き物となっております。1973年録音演奏盤に接したのもやはりし(DG)LPで例の序奏録音にウーンと唸ったのを覚えております。1959年収録のDECCA盤はオーケストラVPO、ボスコフスキー・ヴァイオリンの美しさとカラヤンの欲がぶつかり合う演奏タイム32’45でありこの1973年演奏盤は演奏時間も延びて34’54とカラヤン絶好調時のそれこそ「語り」になっております。1959年演奏、1973年演奏・・・どちらも好きな演奏であります。なお、1983年BPO(ヴァイオリンはプランディス担当)との再録盤(タイムは更に長くなり35’57とHMVレビューにはあります)は聴いておりませんが聴き比べしたいですね。R.シュトラウス作品に積極的な収録を行なっていたカラヤンには珍しい最初の「アルプス交響曲」は本盤1980年(カラヤン72歳の頃)BPOを振っての精緻に手練手管を弄した出来上がり・・・演奏タイム51’00・・・になっております。この曲と言えばご御他聞にもれず私もケンペ指揮のもので注目した者ですがカラヤンの丁寧な本演奏はオーケストラ能力を最大限に発揮させつつ進んで行きますが私には何か以前聴いたカラヤンの同作曲家作品演奏の運びを想起させその上手さを認めつつ新鮮さは感じられませんでした。この22曲からなる作品を自然風景描写というより同じニーチェ発端である「ツァラ・・・」(1973年BPO)の様なアプローチに感じさせる処にひょつとしたらその要因があるのでは?・・・。「夜」〜「日の出」スタートのBPOのややくすみ勝ちな重厚な響きは今一そのまま展開部では単純な迫力感に結びつかないのにはカラヤン演奏のある意図を読み取らなければとも思いました。カウベルの鳴らし方も「嵐」のウィンドマシーンも野趣性が無いかわり流石「頂上にて」は豪快剛直に山を愛したカラヤンらしく鳴りきっています。「日没」〜「夜」に到る過程ではエピソード場面をからませながらの弱音もポルタメント気味で絶妙です。確かに聞かせ上手ないつもの変わらぬカラヤン演奏なのですがもう少し若かった頃の収録ならば素直に受け入れ出来たかもしれないという天邪鬼さで本演奏を現段階で百パーセント乗り切る能力は私にはまだなのかもしれません。なお、カラヤンの「アルプス交響曲」にはこの収録後1981年ライブ盤やその他も出ましたのでこれらでその辺りひょっとしたら分かって来るのかもしれませんね。他の収録曲は未聴ですので素晴らしいランクにしておきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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70年代の録音はカラヤンとBPOが絶頂期にあ...

投稿日:2009/10/07 (水)

70年代の録音はカラヤンとBPOが絶頂期にあったことを再認識させる演奏で、カラヤンのシュトラウスとの相性の良さも際立っている。華麗、雄弁、精緻で複雑なオーケストレーションを存分に堪能できる。アルプスもそれに準じると言って良いだろうし、何よりもこの曲の場合はカラヤン自身が山好きだったことが納得できる一種の「乗り」を感じる。ところが、「4つの最後の歌」になるとどうもいけない。歌手も以前のヤノヴィッツより落ちるだけでなく、シュトラウスが最後の一瞬にやっと辿り着いた深みのある曲を機能性だけでドライブしてしまっていて、セル/シュワルツコップの名演の足許にも及ばない結果になってしまっている。これを除けば、シュトラウスの交響詩集としてお買い得な2枚組みである。録音は、70年代のDGの典型で、固くきつい音質が顔を出す。

Kei さん | 神奈川県 | 不明

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