マッカーサーの二千日 中公文庫

袖井林二郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122061439
ISBN 10 : 4122061431
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
追加情報
:
452p;16

内容詳細

「青い目の将軍」はなぜ、敵国の統治に成功したのか。連合国最高司令官のパーソナリティと、日本人の民族性を軸として、内外の資料を駆使してあぶり出した、今なお現代日本を拘束する「占領期」の内実とは。日本人研究者によるマッカーサー評伝の嚆矢にして金字塔。

目次 : 「オレンジ戦略案」の長い影/ アイ・シャル・リターン/ 青い眼の大君/ 「解放軍」の虚実/ 勝者は裁く/ 法を与えるもの/ 「改革」をめぐる人間力学/ 神と人とに奉仕せん/ 「マイ・デア・ゼネラル」/ 「逆コース」という名の協奏曲/ 勝利に代るものなし?:老兵は消えゆかず

【著者紹介】
袖井林二郎 : 昭和8年、宮城県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。法政大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    第6回(1975年)大宅壮一ノンフィクション賞。 日本の戦後を決めたと言ってよい マッカーサーの二千日と その間の日本・日本人を描く。 マッカーサーの 日本との因縁とも言うべき 事実が伝わって面白い。 占領下の日本における 絶対的な権力者 マッカーサーの強烈な 個性が残酷に 生き生きと今に伝わる.. 戦中・戦後のマッカーサーを軸にした日本は アメリカサイドから見た日本史であり、戦後の 日本がどう生きたのかを 振り返るに ふさわしい本である。

  • あんさん さん

    米国人か日本人か云々でなく、人間というものの頑固さ、狡猾さ、高慢さ、それとは反対の素直さ、信じやすさを思った。自分の来歴と行状は常に正しいと信じられる人は、ある意味真に幸せであろう。

  • 荒川ながれ さん

    大学生の時、袖井先生の授業を履修したことがあった。GHQに統治されていた時代のノンフィクション。戦後70年の今でも統治されているような。日本人の民族性が読み取れる。

  • Mitz さん

    日本占領連合軍最高司令官として、5年8ヶ月にわたり支配者として君臨したダグラス・マッカーサー。この書は、戦後日本の鋳型を作り、良くも悪くも現代に至るまで影響を及ぼしているGHQによる統治の内実を内外の豊富な資料を駆使して炙り出している。占領期の日米関係のみならず、日本人の民族性や、当時の世界情勢も俯瞰できる。…支配・被支配の構造を読み解く事は、近現代史の理解に繋がる有意義な事であると思う。成功とされている日本統治を鏡として、失敗とされているフセイン打倒後のイラク統治を考えてみれば、何か学ぶ事がありそうだ。

  • Ted さん

    ’76年10月刊。△

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袖井林二郎

昭和8年、宮城県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。法政大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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