エフゲニー・キーシン　ＲＣＡ＆ＳＯＮＹ全録音集（２５ＣＤ）

EVGENY KISSIN THE COMPLETE RCA AND SONY CLASSICAL ALBUM COLLECTION
エフゲニー・キーシン RCA＆SONY全録音集（２５ＣＤ）

キーシンがRCAとSONYで制作したアルバムのコレクションで、1987年から2004年、15歳から32歳にかけての演奏を集めています。切れ味の良いピアニズムのもたらす自在で俊敏な表情の変化に富む音楽はまさにこの時期のキーシンならではの凄いもの。聴き応えある内容のお買得ボックスです。（HMV）

【収録情報】

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Disc1
● ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第２番ハ短調Op.18
● ラフマニノフ：練習曲集『音の絵』Op.39〜第１番ハ短調
● ラフマニノフ：練習曲集『音の絵』Op.39〜第２番イ短調
● ラフマニノフ：練習曲集『音の絵』Op.39〜第４番ロ短調
● ラフマニノフ：練習曲集『音の絵』Op.39〜第５番変ホ長調
● ラフマニノフ：練習曲集『音の絵』Op.39〜第６番イ短調
● ラフマニノフ：練習曲集『音の絵』Op.39〜第９番ニ長調
　エフゲニー・キーシン（ピアノ）
　ロンドン交響楽団
　ワレリー・ゲルギエフ（指揮）
　録音：1988年5月16､17日

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Disc2
● ハイドン：ピアノ協奏曲ニ長調
● ショスタコーヴィチ：ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.35
　モスクワ・ヴィルトゥオージ
　ヴラディーミル・スピヴァコフ（指揮）
　録音：1988年

● プロコフィエフ：ヘブライの主題による序曲 Op.34
　ウラディーミル・スピヴァコフ（ヴァイオリン）
　ボリス・ガリツキ（ヴァイオリン）
　ユーリ・ガンデルスマン（ヴィオラ）
　ミハイル・ミルマン（チェロ）
　エフゲニー・キーシン（ピアノ）
　ミシェル・レティエク（クラリネット）
　録音：1989年

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Disc3
エフゲニー・キーシン IN TOKYO
● ラフマニノフ：リラの花
● ラフマニノフ：絵画的練習曲『音の絵』Op.39〜第5番 変ホ短調
● ラフマニノフ：絵画的練習曲『音の絵』Op.39〜第1番 ハ短調
● プロコフィエフ：ピアノ・ソナタ 第6番 イ長調 Op.82
● リスト：3つの演奏会用練習曲〜第2番 ヘ短調“軽やかさ"
● リスト：2つの演奏会用練習曲〜第1番 変ニ長調“森のささやき"
● ショパン：夜想曲 変イ長調 Op.32-2
● ショパン：ポロネーズ 嬰へ短調 Op.44
● ショパン：マズルカ ホ短調 Op.25
● スクリャービン：練習曲 嬰ハ短調 Op.42-5
● 小山作之助：夏は来ぬ
● 小山作之助：灯台守
● 小山作之助：うさぎ
　エフゲニー・キーシン（ピアノ）
　録音：1987年

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Disc4-5
● シューマン：アベッグ変奏曲 Op.1
● シューマン：交響的練習曲 Op.13
● プロコフィエフ：ピアノ・ソナタ 第6番 イ長調 Op.82
● リスト：愛の夢 第3番
● リスト：スペイン狂詩曲
● ショパン：ワルツ Op.64-2 嬰ハ短調
● リスト：超絶技巧練習曲 第10番 ヘ短調
● シューマン / リスト：献呈
● プロコフィエフ：練習曲 Op.2-3 ハ短調
　エフゲニー・キーシン（ピアノ）
　録音：1990年

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Disc6
● モーツァルト：ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調, K.466
● モーツァルト：ロンド ニ長調, K.382
● モーツァルト：ピアノ協奏曲 第12番 in A, K.414
　エフゲニー・キーシン（ピアノ）
　モスクワ・ヴィルトゥオージ
　ウラディーミル・スピヴァコフ指揮
　録音：1992、1988年

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Disc7
● ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第３番ニ短調Op.30
● ラフマニノフ：ヴォカリーズOp.34-14（リチャードソン編）
● ラフマニノフ：前奏曲変ロ長調Op.23-2
　エフゲニー・キーシン（ピアノ）
　ボストン交響楽団（ピアノ協奏曲第３番）
　小澤征爾（指揮：ピアノ協奏曲第３番）
　録音：1993年

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Disc8
● シューマン：ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
● シューマン：アラベスク Op.18
● シューベルト / リスト：鱒
● シューベルト / リスト：魔王
● グリーグ：謝肉祭より Op.19-3 (“民族生活の情景"より)
● グリーグ：君を愛す Op.41-3
● リスト：ウィーンの夜会第6番 - S 427/6 (第1版)
　エフゲニー・キーシン（ピアノ）
　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
　カルロ・マリア・ジュリーニ（指揮）
　録音：1992年

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Disc9
● ショパン：幻想曲 ヘ短調 Op.49
● ショパン：ワルツ "Grande valse"変イ長調 Op.42
● ショパン：ワルツ "Grande valse brillante" イ短調 Op.34-2
● ショパン：ワルツ "Grande valse brillante" 変イ長調 Op.34-1
● ショパン：ポロネーズ 嬰へ短調 Op.44
● ショパン：夜想曲 変イ長調 Op.32-2
● ショパン：夜想曲 嬰ハ短調 Op.27-1
● ショパン：夜想曲 変ニ長調 Op.27-2
● ショパン：スケルツォ 第2番 変ロ長調 Minor Op.31
　エフゲニー・キーシン（ピアノ）
　録音：1993年

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Disc10
● ショパン：ピアノ・ソナタ 第3番 Op.58 ロ短調
● ショパン：マズルカ Op.63-2 ヘ短調
● ショパン：マズルカ Op.56-2 ハ長調
● ショパン：マズルカ Op.63-3 嬰ハ短調
● ショパン：マズルカ Op.30-3 変ニ長調
● ショパン：マズルカ Op.68-4 ヘ短調
● ショパン：マズルカ Op.50-1 ト長調
● ショパン：マズルカ Op.50-3 嬰ハ短調
● ショパン：マズルカ Op.33-2 ニ長調
● ショパン：マズルカ Op.24-4 変ロ短調
● ショパン：マズルカ Op.59-3 嬰へ短調
● ショパン：マズルカ Op.17-4 イ短調
● ショパン：マズルカ Op.63-1 ロ長調
　エフゲニー・キーシン（ピアノ）
　録音：1993年

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Disc11
● ハイドン：ピアノ・ソナタ イ長調, Hob. XVI: 30
● ハイドン：ピアノ・ソナタ 変ホ長調, Hob. XVI: 52
● シューベルト / タウジヒ編：ピアノ・ソナタ イ短調, D784
● シューベルト / タウジヒ編：軍隊行進曲 第1番 ニ長調, D733
　エフゲニー・キーシン（ピアノ）
　録音：1994年

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Disc12 ● シューマン：幻想曲 Op.17 ハ長調
● リスト：超絶技巧練習曲「雪嵐」 (第12番)
● リスト：超絶技巧練習曲「夕べの調べ」 (第11番)
● リスト：超絶技巧練習曲ヘ短調 (第10番)
● リスト：超絶技巧練習曲「鬼火」 (第5番)
● リスト：超絶技巧練習曲「荒々しき狩り」 (第8番)
　エフゲニー・キーシン（ピアノ）
　録音：1995年

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Disc13
● ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
● ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73『皇帝』
　フィルハーモニア管弦楽団
　ジェイムズ・レヴァイン（指揮）
　録音：1996年

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Disc14
● ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ『月光』 Op.27-2
● フランク：前奏曲、コラールとフーガ
● ブラームス：パガニーニの主題による変奏曲 Op.35

　エフゲニー・キーシン（ピアノ）

　録音：1997年

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Disc15
● バッハ / ブゾーニ編：シャコンヌ ニ短調
● ベートーヴェン：ロンド ト長調 Op.51 第2番
● ベートーヴェン：ロンド・カプリッチョ ト長調 Op.129『失われた小銭への怒り』
● シューマン：クライスレリアーナ Op.16
　エフゲニー・キーシン（ピアノ） 　録音：1997年

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Disc16
● ショパン：バラード 第1番 ト短調 Op.23
● ショパン：バラード 第2番 ヘ長調 Op.38
● ショパン：バラード 第3番 変イ長調 Op.47
● ショパン：バラード 第4番 ヘ短調 Op.52
● ショパン：子守歌 変ニ長調 Op.57
● ショパン：舟歌 嬰へ長調 Op.60
● ショパン：スケルツォ 第4番 ホ長調 Op.54

　エフゲニー・キーシン（ピアノ）

　録音：1998年

最近はユニークな選曲のリサイタル盤が多かったキーシンですが、本作は久しぶりに得意のショパン、プロとなりました。スケルツォやバラード１番等のテクニックや、語り口の巧みさには相変わらず驚かされますが、舟歌やバラード３番あたりでは包容力のようなものが感じられ、彼の成熟ぶりが実感できます。

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Disc17
● ショパン：24の前奏曲 Op.28
● ピアノ・ソナタ 第2番『葬送行進曲』変ロ短調 Op.35
● ポロネーズ第6番『英雄』 変イ長調 Op.53

　エフゲニー・キーシン（ピアノ）

　録音：1999年

４ヶ月に及ぶ長期休養をへて、ますます冴えたピアニズムで聴衆を魅了するキーシンがついに前奏曲を録音。ソナタとポロネーズも初録音で、これらの超有名曲を1枚のアルバムに収めてしまうあたりに、現在のキーシンの自信のほどがうかがえます

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Disc18
● バッハ / ブゾーニ編：トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV 564
● グリンカ / バラキレフ編：ひばり
● ムソルグスキー：組曲『展覧会の絵』
　エフゲニー・キーシン（ピアノ)
　録音：2001年

《展覧会の絵》は、2001年4月の日本公演で目玉となったレパートリーで、聴衆・評論家から圧倒的な支持を勝ち得たのは記憶に新しいところ。今回のレコーディングはそれからほどなく南西ドイツ放送のスタジオでおこなわれたもので、来日公演同様、1枚1枚の絵画を徹底して描き抜く表情付けの巧みさには驚くほかありません。
　スタジオ録音ならではの音響条件の優秀性が、強大な低音から繊細なピアニシモまで、いっそう魅惑的に聴かせてくれる点も見逃せないところでしょう。
　その音色の豊かさ、ダイナミック・レンジの幅広さはまさにロシアン・ピアニズムの正統な後継者にして最も高度な天才というにふさわしく、軽快な走句でのきらめくような音色の美しさと俊敏な運動性、切れ味に加え、「ビドロ」や「バーバ・ヤガー」といった作品では、人間心理の暗部を覗かせるような凄みあるダイナミズムを展開してくれるあたりもさすがです。
　《展覧会の絵》には、古くはリヒテルやホロヴィッツ、新しいところではポゴレリチ、ウゴルスキー、プレトニョフ、アファナシエフといった話題盤が存在しますが、今回のキーシン盤はそれらの演奏に十分に伍する、あるいは上回る素晴らしい内容を持っています。
　ブゾーニの編曲によるバッハの有名オルガン作品《トッカータ、アダージョとフーガBWV564》には、これまでにもホロヴィッツやフランソワ、チェルカスキー、ルービンシュタイン、デミジェンコといった録音がありますが、キーシンの演奏は、メリハリの効いたトッカータ、詩情豊かなアダージョ、各声部を克明に響かせるフーガといい申し分のない仕上がり。華やかな高声部と逞しい低声部の対照も作品にピッタリです。
　バラキレフの編曲によるグリンカの《ひばり》は、元々は歌曲ですが、その物悲しさを秘めた美しさにより静かな人気を得ている作品。　かのニキタ・マガロフが来日公演でアンコールに取り上げていたのが懐かしく思い出されるほど、ここでのキーシンの演奏にはノスタルジックな情感が湛えられています。

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Disc19
● シューマン：ピアノ・ソナタ 第1番 嬰へ短調 Op.11
● シューマン：謝肉祭 Op.9
　エフゲニー・キーシン（ピアノ）
　録音：2001年

10代前半で神童として彗星のごとく登場し、人々を驚かせたエフゲニー・キーシン。若くして完成された音楽を奏でる天才に、これ以上の成熟の余地があるのかと懸念された中で、彼は着実に21世紀の巨匠への道を歩み続けています。キーシンのシューマンはライヴでも評判が高く、「ピアノ･ソナタ第1番」は前作の「展覧会の絵」と共にコンサートのプログラムの前半に組み込まれ、聴衆から絶大な支持を得ていたものです。生き生きとした音楽の流れと、細部の思い切りの良い変化に富んだ色付けが素晴らしく、意外性に満ちた力強い演奏です。
　「謝肉祭」はロマン的な色合いをじっくりと描き、AＳＣＨの音名の組み合わせによるシューマンの遊び心を実に軽快に奏で、キーシンならではの鍵盤の上を踊るような指使いにあらためて驚かされます。フィナーレの「ペリシテ人と戦うダヴィト同盟の行進」では円熟味を帯びたダイナミックなピアニズムが開花しており、圧倒的な存在感を放っています。

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Disc20
● ブラームス：ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.5
● ブラームス：8つのピアノ小品 Op.76〜第7番：間奏曲 イ短調
● ブラームス：8つのピアノ小品 Op.76〜第2番：カプリッチョ ロ短調
● ブラームス：ハンガリー舞曲第1番ト短調
● ブラームス：ハンガリー舞曲第3番ヘ長調
● ブラームス：ハンガリー舞曲第2番ニ短調
● ブラームス：ハンガリー舞曲第7番ヘ長調
● ブラームス：ハンガリー舞曲第6番変ニ長調
　エフゲニー・キーシン（ピアノ）
　録音：2001年

ピアノ好きに大人気のソナタ第３番を中心に、小品ながら味のある『間奏曲』と『カプリッチョ』、それにブラームス自身によるピアノ独奏ヴァージョンで演奏されたハンガリー舞曲集です。

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Disc21
● シューベルト：ピアノ・ソナタ 変ロ長調 D960
● シューベルト - リスト：セレナード (“白鳥の歌"D957より)
● シューベルト - リスト：さすらい (“美しき水車小屋の娘" D795より)
● シューベルト - リスト：どこへ? (“美しき水車小屋の娘" D795より)
● シューベルト - リスト：わが宿 (“白鳥の歌"D957より)
● リスト：メフィスト・ワルツ 第1番 S514
　エフゲニー・キーシン（ピアノ）
　録音：2003年

シューベルトの21番は、美しい旋律と深いロマンティシズムを湛えた傑作で、これまでにもリヒテルやアファナシエフ、ポリーニ、ブレンデルといった数々の個性的なディスクが覇を競ってきましたが、今回のキーシン盤は、それらに勝るとも劣らない見事なものです。まず驚かされるのがその弱音コントロールの巧みさと、持続的緊張感がもたらす独特な雰囲気でしょう。繊細に描かれる和声の色合いの変化もとても魅力的です。
　組み合わせの小品たちは、そうしたメイン・プロの重みとは好対照の愉しいもので、メフィスト・ワルツ第1番での超絶技巧乱痴気騒ぎを頂点に、親しみやすい旋律の数々が、キーシンならではの歌いくちのうまさによって奏でられてゆきます。

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Disc22
● スクリャービン：5つの前奏曲集 Op.15
● スクリャービン：ピアノ・ソナタ 第3番 嬰へ短調 Op.23
● メトネル：追憶のソナタ イ短調 Op.38-1
● ストラヴィンスキー：『ペトルーシュカ』からの3つの楽章
　エフゲニー・キーシン（ピアノ）
　録音：2004年

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Disc23-24
● シューベルト：幻想曲 ヘ短調 D940
● シューベルト：アレグロ “人生の嵐"イ短調 D947
● シューベルト：4手のためのピアノ作品集
● シューベルト：幻想曲へ短調 D.940, Op.103
● シューベルト：アレグロ イ短調 D.947『人生の嵐』
● シューベルト：ソナタ ハ長調 D.812, Op.140『グランド・デュオ』
● シューベルト：性格的な行進曲第1番ハ長調 D.886, Op.120-1
● シューベルト：軍隊行進曲第1番ニ長調 D.733, Op.51-1
　エフゲニー・キーシン&ジェイムズ・レヴァイン（ピアノ）
　録音：2005年

キーシンと、メトロポリタン歌劇場を長きにわたって率い、2004年からは名門ボストン交響楽団の音楽監督に就任したジェイムズ・レヴァインのデュオという話題の一枚。シューベルトの作品中、最もポピュラーで有名な「軍隊行進曲第1番」を始め、「さすらい人」幻想曲に匹敵するシューベルト晩年の傑作、幻想曲ヘ短調など、ピアノ連弾（4手）のための作品を演奏しています。
　キーシンは、指揮者レヴァインとは何度も実演で共演している気心の知れた間柄で、レコーディングでもベートーヴェンの『皇帝』が評判を呼びました。また、レヴァインのピアノの腕前は以前から有名、歌曲の伴奏や、『ラプソディ・イン・ブルー』の弾き振りなどもありました。
　ピアノ界の若き巨匠と、アメリカ音楽界の大物という顔あわせは実に豪華。息のあった演奏でありながら、ヴィルトゥオージティと詩的な音楽的感興に溢れる名演を繰り広げています。

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Disc25
● ショパン：ポロネーズ 嬰ハ短調 Op.26-1
● ショパン：ポロネーズ 変ホ短調 Op.26-2
● ショパン：即興曲 変イ長調 Op.29-1
● ショパン：即興曲 嬰へ長調 Op.36
● ショパン：即興曲 変ト長調 Op.51
● ショパン：幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
● ショパン：ポロネーズ ハ短調 Op.40-2
● ショパン：ポロネーズ 変イ長調 Op.53
　エフゲニー・キーシン（ピアノ）
　録音：2004年

キーシンは原則的に同じ曲の再録音を行いませんが、『英雄ポロネーズ』は1999年に次ぐ2度目の録音です。2004年7月にスイスのヴェルビエ音楽祭で大絶賛を浴びたリサイタルのライヴ・レコーディングを、キーシン自らの熱望でCD化！