ユジャ・ワン/『ウィーン・リサイタル』

2024年03月22日 (金) 10:15 - HMV&BOOKS online - クラシック


スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番〜第3楽章

グラミー賞受賞のスター・ピアニストによる、
2022年に好評を博したウィーンでのリサイタル・ライヴ録音


2024年2月、第66回グラミー賞で「最優秀クラシック器楽ソロ」部門を受賞したピアニスト、ユジャ・ワンのニュー・アルバム『The Vienna Recital』。高い評価を受けた2022年のウィーン・リサイタルからの楽曲で構成されています。
 このスター・ピアニストはジェルジュ・リゲティとニコライ・カプースチンによるあまり知られていない曲では情熱的なヴィルトゥオジティを、ベートーヴェンとスクリャービンによる傑作では成熟した音楽性を、イサーク・アルベニスの荘厳な小品集ではその音楽の想像力を披露しています。そしてクリストフ・ヴィリバルト・グルックからフィリップ・グラスまでに及ぶ音楽の歴史を反映したアンコールで締めくくっています。熟達した技術と緻密な解釈がこのピアニストの演奏を特徴づけているものの、抒情性が失われることは一切ありません。オーストリアの日刊紙「Der Standard」はユジャ・ワンのこの素晴らしいピアノ・リサイタルについて「ホールは狂喜した」と表現しました。
 アルバムの作品は一見自由奔放に見せながら最終的にまとめるという方法で、さまざまな時代からの選曲を組み合わせ調和させています。そこでは1つの作品のテーマの構成と表現の可能性が次に続く曲を連想させたり、暗示したりしています。それは学芸員が会場の大きさと各絵画のサイズを慎重に考慮する、さまざまなアーティストに囲まれたギャラリー展示に似ていなくもありません。このように、明白に系統的な流れと次第に勢いが増す感覚が山あり谷ありのユジャ・ワンの刺激的な演奏順を支配しています。

「すべてのプログラムがそれぞれの命を持ち、私の今の気持ちを映していると信じています」〜ユジャ・ワン(輸入元情報)

【収録情報】
● アルベニス:組曲『イベリア』第4巻〜第10曲:マラガ
● スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調 Op.23
● カプースチン:ジャズ・スタイルによる24の前奏曲 Op.53〜前奏曲 第11番
● カプースチン:ジャズ・スタイルによる24の前奏曲 Op.53〜前奏曲 第10番
● アルベニス:組曲『イベリア』第3巻〜第9曲:ラバピエス
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3『狩り』
● リゲティ:ピアノ練習曲集〜第6番:ワルシャワの秋
● リゲティ:ピアノ練習曲集〜第13番:悪魔の階段
● フィリップ・グラス:練習曲 第6番
● マルケス:ダンソン第2番(レティシア・ゴメス=タグレ編、ピアノ版)
● ブラームス:間奏曲 第3番嬰ハ短調 Op.117-3
● グルック:精霊の踊り(歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』第2幕より(ズガンバーティ編、ピアノ版)

 ユジャ・ワン
(ピアノ)

 録音時期:2022年4月26日
 録音場所:ウィーン、コンツェルトハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
輸入盤(Digipack仕様)
『ウィーン・リサイタル』 ユジャ・ワン

CD輸入盤

『ウィーン・リサイタル』 ユジャ・ワン

価格(税込) : ¥3,850

会員価格(税込) : ¥2,770

まとめ買い価格(税込) : ¥2,770

ご予約商品 - 2024年05月11日 発売予定


国内盤(MQA/UHQCD/グリーン・カラー・レーベルコート)
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