リアルタイムメディアが動かす社会 市民運動・世論形成・ジャーナリズムの新たな地平

八木啓代

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784487805846
ISBN 10 : 4487805848
フォーマット
出版社
発行年月
2011年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,399p

内容詳細

TwitterやSNS、動画中継サイトなど、リアルタイムメディアの第一線で活躍する講師陣による講義録。リアルタイムメディアがどのように機能し、どのように連携しているかを現場からリポート。

【著者紹介】
八木啓代 : ラテン歌手、作家、エッセイスト、ジャーナリスト、コーディネーター。主に中南米で「NOBUYO」の名で音楽活動を行ない、多くの国際芸術祭等で高い評価を得る一方、作家、ジャーナリストとしても活躍。また、市民活動家(アクティビスト)として、大阪地検特捜部主任検事証拠改竄事件の前田元検事を特別公務員職権濫用罪で刑事告発するため、市民団体「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」を立ち上げ、ネットメディアを駆使した市民運動を展開。その後も、検察や冤罪・メディアの問題などを考えるシンポジウムなどを企画

常岡浩介 : 戦場ジャーナリスト。1969年、長崎県島原市生まれ。早稲田大学卒業、長崎放送報道部記者を経て、1998年フリージャーナリストへ。1998年からイスラム世界の戦場取材。2000年、イスラム教に改宗。2004年12月、ロシアで16日間拘束、国外退去処分。2010年4月1日、アフガンで拉致、拘束され、5ヵ月後の9月4日に解放される

上杉隆 : ジャーナリスト。1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。テレビ局・衆議院公設秘書・「ニューヨークタイムズ」東京支局取材記者などを経て、フリージャーナリストに。政治・メディア・ゴルフなどをテーマに活躍中。自由報道協会暫定代表

岩上安身 : ジャーナリスト。1959年生まれ、東京都豊島区出身。早稲田大学社会科学部を卒業後、出版社勤務、週刊誌記者を経て、1987年よりフリージャーナリストとなる。1996年、『あらかじめ裏切られた革命』で第18回講談社ノンフィクション賞を受賞。テレビのドキュメンタリー番組のリポーターや情報番組のコメンテーターもつとめ、近年はインディペンデント・ウェブ・ジャーナル(IWJ)を設立し、自らのホームページやツイッター、ユーストリームを拠点とする手法での取材で日々発信中。兼業ジャーナリストのすすめ、中継市民によるストリーミングネットワークを提唱

すがやみつる : 1950年生まれ、静岡県富士市出身。漫画家、漫画原作者。本名の「菅谷充」名義で小説家としても活動している。70年代から80年代にかけ『ゲームセンターあらし』が小中学生を中心に爆発的人気となり、NECのパソコンPC‐6001を題材にしたパソコンの入門漫画、『こんにちはマイコン』を発表。これら両作品で「小学館漫画賞児童漫画部門」を受賞。その傍ら、モータースポーツに関心をもち、ニフティサーブの「モータースポーツ・フォーラム」初代システムオペレーターを務める。長年のモータースポーツ界への貢献を評され、日本自動車工業会「東京モーターショー2003モータースポーツ大賞」を受賞

渋井哲也 : ライター、ジャーナリスト、ノンフィクション作家。1969年生まれ、栃木県出身。東洋大学法学部卒業後、長野日報記者を経て、東洋大学大学院文学研究科教育学専攻博士課程修了。修士論文のテーマは「インターネット(オンライン)における、子どもと若者のコミュニケーションと居場所に関する検討」。ネットコミュニケーションを研究対象とする

郷原信郎 : 1955年生まれ、島根県松江市生まれ。東京大学理学部卒。東京地検特捜部、長崎地検次席検事、法務省法務総合研究所総括研究官などを経て、06年弁護士登録。08年、郷原総合法律事務所開設。名城大学教授・コンプライアンス研究センター長。総務省顧問、IHI社外監査役。不二家信頼回復対策会議議長など多数の企業、官公庁の第三者機関の業務に関わり、組織の不祥事対応の現場で活躍している

津田大介 : メディアジャーナリスト。1973年生まれ。東京都北区出身。早稲田大学社会科学部卒。在学中からIT・ネットサービスやネットカルチャーをフィールドに、新聞、雑誌など多数の媒体に原稿を執筆。2002年に個人運営のブログ「音楽配信メモ」を立ち上げ、ジャーナリスト活動を開始。その後、文部科学省文化審議会著作権分科会の小委員会で専門委員を務め、著作権やコンテンツビジネスの動向について積極的に発言。2007年、インターネット先進ユーザーの会(MIAU、現インターネットユーザー協会)を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 更紗蝦 さん

    2011年発行の本なので、10年前当時の「生きた情報」や「現場の声」が記録されている講義録ですが、2021年の現在でもメディアの問題点はほぼ変わっておらず、つまりはこの10年でさしたる改善はなく、誹謗中傷に関してはより酷くなったと言えます。それがよく現れているのが、すがやみつる氏が取り上げている「実名か匿名か」論争の部分で、匿名にする理由として「ヘイトクライムを回避するための自衛」という視点がないことが挙げられます。例えば、女性の意見は男性よりも確実に軽んじられますし、ハラスメントのターゲットになります。

  • けんとまん1007 さん

    リアルだからこそ、誤魔化しようがない。もちろん、その前提はある。何を捉えるか、どの視点から伝えるかだ。そうそうたるメンバーで、実際に、岩上さんのイベントに参加したこともある。ちょうど、東日本大震災の原発災害の後のこと。それと、何を選ぶか。何を発信するか。それにしても、よくもまあ、これだけが揃ったものだと思う。

  • 木村すらいむ さん

    ”静かなる革命へのブループリント”の流れで,ソーシャルメディアが社会に大きく関わるようになる兆しを知りたくて,見つけた本.革命や戦争,市民運動,災害,政府・検察,原発など専門機関に関わることに,どのようにソーシャルメディアが関わってきているかを8人のジャーナリストが語る.この8人はTwitterアカウントを補足した.八木さん,岩上さんの話が面白かった.メディアから得るお金だけを収入とすると,生活がかかってしまいジャーナリスト活動はしにくくなるから,別の専門性あるいは収入源をもっていたほうがいい.

  • reboooot さん

    この本で岩上安身さんの文章を初めて読んだ。今までの彼の印象は、「ちょっと強面でさかんに情報発信しているよくわからない人」だったが、ジャーナリズムに対する情熱を持ちつつも、客観的かつおもしろい内容で今後も注目すべき人として発見できたのは良かった。ただ有名どころの上杉隆と津田大介の章は内容が少し薄かったのが残念。

  • くろ さん

    上杉さん、津田さん目当てで買ったが、メルマガなどで知っている情報だったので新鮮味は無かった。その代わりに八木さんの、いままでに起きた南米の革命とメディアの使われ方や、アフガニスタンで拉致された常岡さんの話が興味深い。すがやさんの文章では、ログの語源も知れたし、勉強になる読み物でした。

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八木啓代

ラテン歌手、作家、エッセイスト、ジャーナリスト、コーディネーター。主に中南米で「NOBUYO」の名で音楽活動を行ない、多くの国際芸術祭等で高い評価を得る一方、作家、ジャーナリストとしても活躍。また、市民活動家(アクティビスト)として、大阪地検特捜部主任検事証拠改竄事件の前田元検事を特別公務員職権濫用

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