CD 輸入盤

フリードリヒ・グルダ初期RIAS録音集1950−1959(4CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AU21404
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

正規初出
若き日の鬼才の貴重なドキュメント
フリードリヒ・グルダ、アーリーRIASレコーディングス


アルゲリッチの師であり、ジャズへの傾倒や作曲活動を通じた生前のユニークな言動で鬼才と謳われた、20世紀を代表するピアニスト、フリードリヒ・グルダ(1930−2000)。このたびauditeより登場するのは1950年代、グルダが20代のころにRIASに行ったスタジオ録音で、1946年のジュネーヴ国際コンクールで第1位に輝いて間もないキャリアの初期のドキュメントとして見逃せないものとなっています。
 収録日にして6日に渡る内容は、デッカへの第1回目の全集と時期を相前後して行われたベートーヴェンのソナタほか、ラヴェルにドビュッシーそしてショパンと、同時期の自らのセッション録音とプログラムもほぼ重なり、グルダにとってお気に入りのレパートリーが並んでいます。また、グルダを語るうえで外せないモーツァルトでは、さきのシューベルトの第3交響曲やルーセルの『バッカスとアリアーヌ』第2組曲と同日の録音で、マルケヴィチとの顔合わせによるピアノ協奏曲第24番という、思いがけないお宝も含まれています。
 さらに、ベルリンRIAS収録、ドイチュラントラジオクルトゥーアのアーカイヴ提供の正規音源を用いているのは何よりの強みで、モノラルながらたいへん音の状態が良いのが注目されるところです。(キングインターナショナル)

【収録情報】
CD1 [65:27]
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14-2
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
・ベートーヴェン:『エロイカ』の主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調Op.35
・ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲ハ短調WoO.80
 録音時期:1959年1月17日
 録音場所:ベルリン、RIASフンクハウス、スタジオ7
 録音方式:モノラル(セッション)

 フリードリヒ・グルダ(ピアノ)

CD2 [58:54]
・ドビュッシー:ピアノのために
 録音時期:1959年11月17日
 録音場所:ベルリン、ランクヴィッツ・スタジオ
 録音方式:モノラル(セッション)

・ドビュッシー:版画より『グラナダの夕暮れ』
・ドビュッシー:映像第2集より『金色の魚』
・ドビュッシー:前奏曲集第1巻より『雪の上の足あと』
・ドビュッシー:前奏曲集第1巻より『とだえたセレナード』
 録音時期:1953年3月3日
 録音場所:ベルリン、RIASフンクハウス、スタジオ7
 録音方式:モノラル(セッション)

・ドビュッシー:ベルガマスク組曲
 録音時期:1950年1月27日
 録音場所:ベルリン、クライストザール・スタジオ
 録音方式:モノラル(セッション)

・ラヴェル:夜のガスパール
 録音時期:1953年3月3日
 録音場所:ベルリン、RIASフンクハウス、スタジオ7
 録音方式:モノラル(セッション)

 フリードリヒ・グルダ(ピアノ)

CD3 [70:13]
・ショパン:24の前奏曲Op.28
・ショパン:夜想曲ハ短調Op48-1
・ショパン:舟歌嬰へ長調Op.60
 録音時期:1959年11月17日
 録音場所:ベルリン、ランクヴィッツ・スタジオ
 録音方式:モノラル(セッション)

・プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83『戦争ソナタ』
 録音時期:1950年1月27日
 録音場所:ベルリン、クライストザール・スタジオ
 録音方式:モノラル(セッション)

 フリードリヒ・グルダ(ピアノ)

CD4 [49:43]
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
 録音時期:1953年2月27日、3月2日
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:モノラル(セッション)

・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101
 録音時期:1950年1月27日
 録音場所:ベルリン、クライストザール・スタジオ
 録音方式:モノラル(セッション)

 フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
 RIAS交響楽団(K.491)
 イーゴリ・マルケヴィチ指揮(K.491)

収録曲   

クラシック曲目

すべての収録曲を見る

  • Ludwig van Beethoven (1770 - 1827)
    Piano Sonata No. 10 in G major, Op. 14/2
    演奏者 :
    Gulda, Friedrich (Piano)
    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Sonata
    • 作曲/編集場所 : 1799,
    • 言語 :
    • 時間 : 14:7
    • 録音場所 : 01/17/1959, Berlin, RIAS Funkhaus, Studio 7 []
  • Ludwig van Beethoven (1770 - 1827)
    Piano Sonata No. 30 in E major, Op. 109
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Classical
    • 形式 : Sonata
    • 作曲/編集場所 : 1820,
    • 言語 :
    • 時間 : 18:42
    • 録音場所 : 01/17/1959, Berlin, RIAS Funkhaus, Studio 7 []

ユーザーレビュー

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フリードリッヒ・グルダの1950年から1959年...

投稿日:2012/01/07 (土)

フリードリッヒ・グルダの1950年から1959年にかけてのベルリンRIASへの未公開録音。最近テープが発見されリリースされたモーツァルトのピアノソナタとは比べ物にならないほどの音質の良さ。演奏もみずみずしく楽しめました。マルケビッチとのモーツァルトの協奏曲24番は貴重。少なくとも私は、初めてのグルダの24番に遭遇し、感激。同じマルケビッチとのハスキルの24番の録音は1960年ですから、先立つこと7年前の録音になります。そういえば、グルダは、1956年にはNYのバードランドでジャズのライブをこなしています(BLK4188-P)。ジャズも凄いかもしれないけれど、この録音から、折り目正しいクラシックなグルダのピアニシズムが、ネガポジ効果で浮かび上がってくるのも興味深いところです。満足。

北途 啓 さん | 東京都 | 不明

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