CD 輸入盤

管弦楽組曲第2番、第3番、シャコンヌ〜オルガン版 ヴォルフガング・リュプザム

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL96846
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


オルガン編曲で聴くバッハの管弦楽組曲とシャコンヌ

J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番、第3番、シャコンヌ
ヴォルフガング・リュプザム(オルガン)


無伴奏ヴァイオリンのために書かれた「シャコンヌ」は、バッハ自身クラヴィコードで演奏していたとも伝えられており、これまでに数多くの編曲がおこなわれ、オルガンによる編曲の録音もいくつか存在していました。
  今回注目されるのは、管弦楽組曲第2番と第3番がまるごとオルガンで演奏されていることです。管弦楽組曲はフランス風序曲と舞曲で構成されており、バッハ自身は組曲という呼称は敢えて使わず、単に「序曲」と命名していることから、序曲が主体の作品であることは明らかです。新バッハ全集出版に際しては、序曲(管弦楽組曲)という表記でバッハの命名を尊重していますが、旧バッハ全集の普及で世界的に広まってしまった曲名「管弦楽組曲」もカッコ内に併記することで配慮しています。
  編成も本来は小規模な室内合奏なので、オルガンへの編曲にも向いており、バッハ自身もさまざまな作品をオルガンに編曲していたことから、リュプザムの試みにも十分な意義がありそうです。
  ブックレットには、リュプザムの想像力豊かなアプローチ紹介するエッセイのほか、レコーディングに使用した「フランス王聖ルイス教会」と「カサヴァント・オルガン」に関する詳細な解説が英文で掲載されています。

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 演奏者情報

◆ ヴォルフガング・リュプザム

1946年10月16日、アメリカ軍政府占領下のヘッセン州ギーセンの音楽一家に誕生。
1949年、3歳でピアノで遊び始め、1952年、6歳からピアノのレッスンを開始。
1962年、16歳で教会の礼拝でオルガン演奏開始。
1963〜1967年まで、ヘッセン州のフルダでエーリヒ・アッカーマンにオルガンを師事。
1967年、フランクフルト音楽大学に入学。教会音楽部門でヘルムート・ヴァルヒャに師事。
在学中、テキサス州ダラスの南メソジスト大学に1年間留学。ヴァルヒャの弟子のロバート・T・アンダーソンに師事。古楽からメシアンまで、世界中のオルガンのレパートリーを毎日6時間練習し、修士号も取得。
1970年、インディアナ州フォートウェインで開催されたオルガン・コンクールで優勝。
1971〜1974年、パリでマリー=クレール・アランに師事。
マリエンシュタット修道院で定期的に演奏。
1972年、ニュルンベルクとスペインのアビランで開催された国際コンクールで3位を2回獲得。
1973年、シャルトル国際オルガン・コンクールで優勝。
1974年、シカゴ近郊のノースウェスタン大学の教会音楽とオルガンの教授に就任。23年間継続。
1977年、バッハ:オルガン曲全集を録音。CD16枚分(PHILIPS)。
1985〜1995年、バッハ:ピアノ曲集を録音。CD12枚分(NAXOS)。
1988〜1995年、バッハ:オルガン曲全集を録音。CD18枚分(NAXOS)。
1981〜1997年、シカゴ大学ロックフェラー記念礼拝堂の大学オルガニストとして演奏。
1991〜1994年、ヴィエルヌ:オルガン曲全集を録音(IFO Classics/Brilliant Classics)。
1998〜2007年、ラインベルガー:オルガン曲全集を録音。CD8枚分(NAXOS)。
1998〜2003年、ウィスコンシン州ローレンス大学のアーティスト・イン・レジデンスに選ばれ、大学オルガニストも兼務。
1997〜2010年、ザール音楽大学オルガン科教授。
2011年、ヴァルヒャ:コラール前奏曲集を録音(NAXOS)。
2016〜2017年、バッハ:平均律クラヴィーア曲集をリュート・チェンバロで録音(Brilliant Classics)。
2017年、バッハ:無伴奏チェロ組曲第1〜3番をリュート・チェンバロで録音(COUNTERPOINT)。
2017年、バッハ:ゴルトベルク変奏曲をリュート・チェンバロで録音(NAXOS)。
2018年、バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲をリュート・チェンバロで録音(COUNTERPOINT)。
2019年、ヴァイス:リュート・ソナタ集をリュート・チェンバロで録音(Brilliant Classics)。
2020年、バッハ:フランス組曲をリュート・チェンバロで録音(Brilliant Classics)。
2021年、バッハ:トッカータ、パルティータをリュート・チェンバロで録音(Brilliant Classics)。



 トラックリスト (収録作品と演奏者)

ヨハン・セバスティアン・バッハ [1685-1750]
オルガントランスクリプション


◆ 管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV 1068 (1731)
1. I. 序曲 9'47
2. II. アリア 5'49
3. III.-IV. ガヴォット I+II 4'39
4. V. ブーレ 2'07
5. VI. ジーグ 4'32

◆ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004 (1720)
6. シャコンヌ 16'01

◆ 管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV 1067 (1738-39)
7. 序曲 10'05
8. II. ロンドー 2'18
9. III. サラバンド 4'05
10. IV. ブーレ I+II 2'56
11. V. ポロネーズ〜二重奏曲〜ポロネーズ 3'44
12. VI. メヌエット 2'16
13. VII. バディネリ 2'18

  ヴォルフガング・リュプザム(オルガン)
  使用楽器:カサヴァント・オルガン Opus 3762 [1998]

  録音:2022年5月、ミネソタ州セント・ポール、フランス王聖ルイス教会(聖王ルイ教会)
 Track list

Johann Sebastian Bach 1685-1750
Organ Transcriptions

Orchestral Suite No.3 in D Major BWV 1068 (1731)
1. I. Ouverture 9'47
2. II. Air 5'49
3. III.-IV. Gavotte I+II 4'39
4. V. Bourrée 2'07
5. VI. Gigue 4'32

6. Chaconne from Violin Partita No.2 in D minor BWV 1004 (1720) 16'01

Orchestral Suite No.2 in B minor BWV 1067 (1738-39)
7. I. Ouverture 10'05
8. II. Rondeau 2'18
9. III. Sarabande 4'05
10. IV. Bourrée I+II 2'56
11. V. Polonaise - Double - Polonaise 3'44
12. VI. Menuett 2'16
13. VII. Badinerie 2'18

Wolfgang Rübsam organ
at the Casavant organ Opus 3762 (1998)at the Church of St. Louis, King of France, St. Paul, Minnesota, USA

Recording: May 2022, Church of St. Louis, King of France, St. Paul, Minnesota, USA

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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