レーヴェ:交響曲集
歌曲の作曲家として名高いカール・レーヴェが書いた2曲の交響曲が登場。ホ短調交響曲については、レーヴェ自身が「1834年12月15日に作曲を完了した」と書いたメモが残っており、ニ短調交響曲に関しては、1835年に作曲されたと推測されています。楽器編成は2曲ともよく似ており、特に4本のホルンが活躍するのが特徴といえるでしょう。ニ短調交響曲では第2楽章がスケルツォ、第3楽章が緩徐楽章(アンダンテ)という、当時の一般的な並びとは逆の配置になっています。終楽章は嬰ヘ長調で始まり、ニ長調、ニ短調へと移行する斬新な展開を見せます。どちらの交響曲も演奏時間は30分ほど。古典的な構成に歌うようなメロディ、ロマン派の短調作品らしい悲劇性や哀感を湛え、急速楽章はオペラの序曲のようにドラマティックでありながら対位法的な展開もあり、ドイツ・ロマン派の交響曲に関心がある人ならばきっと楽しめる作品です。
『テミスト』は同名オラトリオのための序曲。古典的な佇まいを持つ小さな作品です。ジモン・ガウデンツが指揮するイェナ・フィルハーモニーの演奏で。(輸入元情報)
【収録情報】
レーヴェ:
1. 交響曲第2番ニ短調 (1835)
2. 交響曲第1番ホ短調 (1834)
3. 序曲『テミスト』
イェナ・フィルハーモニー
ジモン・ガウデンツ(指揮)
録音時期:2019年9月17-20日
録音場所:ドイツ、Volkshaus Jena
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)