CD 輸入盤

フランスの作曲家によるヴァイオリン・ソナタ集(7CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL96549
組み枚数
:
7
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

フランスの作曲家によるヴァイオリン・ソナタ集

フランスのヴァイオリン・ソナタは、1877年に初演されたフォーレの第1番を皮切りに、サン=サーンスやフランクへと受け継がれていきます。20世紀前半のパリではサラサーテ、イザイ、エネスコ、ティボーなどパリを本拠地とする優れた演奏家が数多く活躍していたこともあり、ヴァイオリン・ソナタが次々と誕生しています。
 ルーセルとルクーの作品に垣間見えるワーグナー的な印象はドビュッシーのしなやかな傑作により払拭され、さらにラヴェルのソナタの魅惑的な音楽で大きく発展しました。また、ジョリヴェの1932年の大胆なソナタによりあらたな変化を見せることになります。
 このコレクションは、パガニーニやヴュータンらのフランコ=ベルギー楽派から継承したフランス・ヴァイオリン・ソナタの姿を感じ取ることのできる作品集となっています。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
ファランク:
● スイス民謡による協奏的変奏曲 Op.20
● ヴァイオリン・ソナタ第1番ハ短調 Op.37
● ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.39


 ダニエレ・オルランド(ヴァイオリン)
 リンダ・ディ・カルロ(ピアノ)

Disc2
サン=サーンス:
● ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調 Op.75
● 子守歌 変ロ長調 Op.38
● ヴァイオリン・ソナタ第2番変ホ長調 Op.102
● 三部作 ニ長調 Op.136


 マウロ・トルトレッリ(ヴァイオリン)
 アンジェラ・メルーソ(ピアノ)

Disc3
フォーレ:
● ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.13
● ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調 Op.108


 クリシア・オソストヴィッツ(ヴァイオリン)
 スーザン・トムズ(ピアノ)

Disc4
● ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
● ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
● フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調


 クリストフ・バラーティ(ヴァイオリン)
 クララ・ヴュルツ(ピアノ)

Disc5
● ルクー:ピアノ三重奏曲ハ短調


 ブルノ・モンテイロ(ヴァイオリン)
 ミゲル・ロッチャ(チェロ)
 ジョアン・パウロ・サントス(ピアノ)

● ヴュータン:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.12

 カルメロ・アンドリアーニ(ヴァイオリン)
 ピエルルイジ・カミーチア(ピアノ)

Disc6
レーヌ・バトン:
● ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.24
● ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.46より第1楽章


 レオナルド・ミクッチ(ヴァイオリン)
 フランチェスコ・バサニーシ(ピアノ)

● ルーセル:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調 Op.11

 ジャン=ジャック・カントロフ(ヴァイオリン)
 イェト・ロリング(ピアノ)

Disc7
● プーランク:ヴァイオリン・ソナタ FP119


 ドゥッチョ・チェカンティ(ヴァイオリン)
 マッテオ・フォッシ(ピアノ)

ミヨー:
● ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.3
● ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.40


 マウロ・トルトレッリ(ヴァイオリン)
 アンジェラ・メルーソ(ピアノ)

● ジョリヴェ:ヴァイオリン・ソナタ

 ロベルト・コスタ(ヴァイオリン)
 フィリッポ・ファリネッリ(ピアノ)



 録音時期:1987〜2020年
 録音方式:ステレオ(デジタル)

ユーザーレビュー

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元々はバラバラに発売されたものを、ライセ...

投稿日:2023/08/20 (日)

元々はバラバラに発売されたものを、ライセンスを受けて一つの企画としてまとめられたBOX。といってもオリジナルもそこまで古くはなく、全てデジタル録音が安定期に入ってからのものなので音質は全体的に悪くない。演奏家は録音によって異なっているが、カントロフのような有名な人も含まれている。一部三重奏作品などがある。こういう企画系のタイプのBOXの楽しみは掘り出し物探しで、実際、フォーレ、フランク、プーランク、サン=サーンス、ドビッシー、ラベルといった有名な作曲家だけでなく、ヴュータン、ルクー、レーヌ・バトン、ミヨー、ジョリヴェといった、それほど録音に恵まれていない作曲家の作品が多く含まれていてまとめて聴ける点が特徴になっている。個人的に、ちょっドンチャカ系の作家の印象があるミョーがこんなふくよかな作品を書いていたのか、といったような発見がいくつかあった。そんなに知られていない作品でなくとも、調性音楽の作曲技法やその教授法が深く浸透し現代音楽につながる新しい潮流も取り込まれはじめている時代に当時のフランス系の腕のある作曲家達が作った作品集群であり有名かどうかは作品の質とは必ずしも直接的な関係はなく、また、フランス的なちょっと繊細で饒舌的な雰囲気のものも確かにあるので十分楽しめた。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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