CD 輸入盤

ロザリオのソナタ グナール・レツボール、アルス・アンティクヮ・アウストリア(1996)(2CD)

ビーバー(1644-1704)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
A902
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

同曲集最高の録音とも目されてきた名盤、レツボール最初の『ロザリオのソナタ』

オーストリア17世紀を代表する作曲家のひとりであり凄腕ヴァイオリン奏者であったビーバーが、長く仕えたザルツブルク大司教のために書いた『ロザリオのソナタ集』は、15の通奏低音付ソナタで聖母マリアの生涯のエピソードを表現したもので、14通りの変則調弦を通じて当時のヴァイオリンの作曲技法が縦横無尽に披露され、末尾には無伴奏の長大なパッサカリアが添えられています。
 同じオーストリア出身の名手レツボールが1997年にリリースしたこの録音は、多彩な通奏低音パートの考え抜かれた解釈といい、レツボール自身の圧巻というほかない超絶技巧といい、隅々まで美しさがきわだつ鮮烈な録音として高い評価を博してきました。プレス切れ期間も長く復活を望む声がとくに多かったタイトルですが、このたび廉価シリーズの第一弾リリースに編入され、お求めやすく再登場することに。「PAN Classics」から登場したレツボールの同曲新録音(2020年レコード・アカデミー賞音楽史部門受賞)との聴き比べは、古楽ファンならぜひ楽しみたいところです。(輸入元情報)

【収録情報】
● ビーバー:ロザリオのソナタ〜変則調弦を伴う、ヴァイオリンのための15のソナタと無伴奏ヴァイオリンのためのパッサカリア


 グナール・レツボール(バロック・ヴァイオリン)
 使用楽器:
 ミッテンヴァルトのセバスティアン・クロッツ製作(18世紀)、オリジナル楽器
 ザルツブルクのマルツェル・ピヒラー製作モデル(17世紀末?)に基づくフリドリン・ルッシュ1981年製作

 アルス・アンティクヮ・アウストリア(古楽器使用)
  ローレンツ・ドゥフトシュミット、ミヒャエル・オーマン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  ウーリ・フッセネッガー(コントラバス)
  ヴォルフガング・ツェラー(ポジティフ・オルガン)
  ヴォルフガング・グリュクザム(チェンバロ)
  アクセル・ヴォルフ(リュート、アーチリュート)

 録音時期:1996年9月22-30日
 録音場所:オーストリア、ハルシュタット教区聖母被昇天教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 初出: ARCANA A901

1993年創業の古楽レーベル「Arcana」の上質な廉価再発シリーズがスタート。オリジナル・リリース時のジャケットをセンス良くアレンジし、長く入手困難に陥っていた名盤群が新たな聴き手と出会う機会を美しく演出します。復活を臨む声が日本でも長く寄せられていたエンリコ・ガッティのタルティーニ作品集や、レツボールのビーバー『ロザリオのソナタ集』最初の全曲録音など、古楽ファン待望といってよいタイトルも惜しみなく投入され発見の喜びは尽きません。30年近くにわたるレーベルの歴史を通じて培われてきたアーティストたちとのつながりから、別レーベルでリリースされていた旧譜もいくつか同シリーズでお求めやすくカタログ復活します。今後のセレクションにも期待が高まる企画、第1回発売分は10タイトル。(輸入元情報)

ユーザーレビュー

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バロック期ではるがルネッサンスの名残を感...

投稿日:2021/03/13 (土)

バロック期ではるがルネッサンスの名残を感じるような哀愁を帯びたメロディーは心に響くものがある。演奏は輪郭がはっきりした、元気のあるものだ。名曲・名演奏と言えるのでないか。LetzborはこのCDで初めて知ったが技術的にも素晴らしいヴァイオリニストだと思う。彼は最近この曲を再録音しており、これはちょっと聞いたところやや柔らかい響きとなっているようだ。これもその内入手してひかくしてみたい。

Dinkelbrot さん | 群馬県 | 不明

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