I Hate This Placeインタビュー
Monday, February 9th 2009

|
1月10日に2ndアルバムをリリースしたエレクトロニカ・ポップのI HATE THIS PLACE。 実は観光で来日するという情報をキャッチ!!そこで日本を満喫中のショーンを捕まえアルバムのことなどをいろいろと聞いてみました! ではどうぞ!! −HMV ONLINE初登場ですので自己紹介からお願いいたします! Sean Hi!はじめまして。I Hate This Placeのメインメンバーのショーンです。僕一人だけどね(笑) −(笑)以前はバンドを組んでいたそうですが、一人とバンドの違いって何がありますか? Sean そうだね。すごく大きな違いがあると思うよ。一人だと誰の意見も気にしなくていいという点でかなり自由にできるといいうのがあるし。全ての決定権は自分にある訳だから、より早くスムーズに進められるよね。そのかわり行き詰ったときに相談する相手やほかのアイデアをだしてくれる人間は誰もいないしそういう面ではつらい事もあるかも。 −『I HATE THIS PLACE』という名前はどういう意味からつけたの? Sean
はは。みんないつもそれを聞いてくるよ!人によって何通りもの解釈ができると思うけど・・・。 −なるほど。今までに聞いてきた音楽で影響を受けたアーティスト、アルバムはありますか? Sean
僕はソングライティングとプロダクション、この2点を特に気にしているんだけど、この2点において突出していたのがThe Postal Serviceの“Give Up”だと思うんだ。というのもはじめから終わりまで通して聞けて、一曲ごとに何かした特別なものを見つけれられる・・・そんなアルバムってめったにないからね。
−今回もアルバム・ジャケットがとてもチャーミングで目をひくのですが、アルバム全体でコンセプト的なものはあるのでしょうか? Sean
特別全体のコンセプトを意識して作ったわけじゃないんだけど、今までの作品と比べるととてもハッピーなサウンドだと言えるだろうね。このアルバムに込めた思いは、現実にはおかしな事件ばかり起こり続けている世の中だけど、それでも僕たちはここでまだ生きているんだ!っていう希望に似た感覚なんだ。
−アルバムはエレクトロニカな要素と暖かなメロディーがとても特徴的ですが、曲はどのように作るのですか? Sean
正直に言うけど、特にこれっていうのはないかな。いつもその時々で違った作り方をするんだけど、何かしらのアイデアが先にあって、それを中心に組み立てていくんだ。たとえば、"Inigo! The Space Cat"は曲の頭のシンセリフから全てが始まって、それと同時にタイトルにもある“猫”のストーリーを発展させていったんだ。
−無機質なサウンドと有機的なものが絡み合って、とてもあたたかなサウンドが特徴的だと思いますが、それはどこからくるのでしょうか? Sean
すごく興味深い意見だね。エレクトリック・ミュージックというのは当たり前の事だけど無機質な物になりがちだよね。それはすごく自然な事だけど、より面白いもの、新鮮なものを作り出すためにその人工的なものの中に有機的な要素を加えてミックスさせるというのはすごくクールな事だと思う。
−今回、日本に観光にきていたそうですが、日本の思い出はありますか? Sean
日本ではすごく楽しい時間を過ごしたんだ!ご飯はおいしいし、いい人ばっかりだしね。東京という街の持っているエネルギーや雰囲気を満喫させてもらったよ。 −日本の音楽で知っているアーティストはいますか? Sean
日本にはとても活発でいい音楽シーンがあるよね。それって素晴らしいことだと思うんだ。 −最後に今後のどのような音楽を作っていきたいですか? Sean
このままI Hate This Placeとしての音を作り続けていきたいね。とても新鮮で面白い音を積極的に使おうと思うんだ。実験的なサウンドが詰まった新しいことも将来日本でリリースできればいいな。
−ありがとうございました!!
| |
最新インタビュー
|
|
CD
|

