【発売】中丸まどか、ワウター・ドゥコーニンク/『ロザリオのソナタ〜人生の神秘』
2025年06月06日 (金) 17:00 - HMV&BOOKS online - Classical

ヴァイオリンとオルガンが描く神秘。日本語解説付き!
バロック・ヴァイオリン奏者の中丸まどかと、オルガニストのワウター・ドゥコーニンクによる本アルバムは、ビーバーの『ロザリオのソナタ』を軸に、ブクステフーデ、バッハ、17世紀の作曲者不詳の作品を織り交ぜ、「生涯」「苦しみと死」「復活」の三部構成でキリストと聖母マリアの生涯における“神秘”をオリジナルの「ロザリオの環(わ)」として音楽で描いた深い精神性を持つ注目作です。
中丸まどかは東京芸術大学器楽科ヴァイオリン専攻を卒業後、2006年に同大学院古楽科バロック・ヴァイオリン専攻を修了。文化庁及びベルギー政府の奨学金を受けてベルギーに渡り、ブリュッセル王立音楽院でシギスヴァルト・クイケンに学び、2009年にディプロマを得てバロック・ヴァイオリン修士課程を修了しました。現在はベルギーを拠点にソリストおよび室内楽奏者として幅広く活動しており、多数のオーケストラにコンサートミストレスとして招聘されるほか、CD、テレビ、ラジオの収録にも多数参加。2015年にはベルギー王室での御前演奏を行い、その模様は世界各地で放送されました。レパートリーは宗教音楽から世俗音楽まで多岐にわたり、深い音楽性と歴史的アプローチに基づく演奏で国際的に高く評価されています。本アルバムでも、スコルダトゥーラを駆使した精緻で詩的な解釈により、バロック・ヴァイオリンの可能性を美しく提示しています。
「このCDを何より特徴づけているのは、そのテーマ構造の多層性です。三つの神秘のサイクルを中心に据えた内容的な構成に加え、スティルス・ファンタスティクスという様式が、ビーバーとブクステフーデの両者において頂点を極めた表現手法として、全体をつなぐ要素となっています。この自由で技巧的、かつ表現に富んだスタイルは、飛躍、静寂、大胆な和声、即興的な妙技といった予測不可能な展開に開かれています。中丸とドゥコーニンクはこの自由さを自然な音楽性で受け入れ、聴く者を常に集中させ、聴き入らせる力を持っています。」〜ジャック・キナール(Jacque Kinnaer)、出典:Klassiek in de kapel(輸入元情報)
【収録情報】
ロザリオのソナタ〜人生の神秘
【ALPHA(冒頭)】
● ブクステフーデ:パッサカリア ニ短調 BuxWV 161
【JOYFUL MYSTERI ES(喜びの神秘)】
● ビーバー:受胎告知
● ブクステフーデ:『いざ来ませ、異邦人の救い主よ』 BuxWV 211
● 作者不詳(ウィーン、17世紀):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ『いかに美しきかな、暁の星は』 Ms.726, Nr.87
【SORROWFUL MYSTERIES(悲しみの神秘)】
● ビーバー:ゲッセマネの園におけるキリストの苦しみ
● ビーバー:十字架の磔
● ブクステフーデ:嘆きの歌 BuxWV 76/2
【GLORIOUS MYSTERIES(栄光の神秘)】
● ビーバー:キリストの昇天
● J.S.バッハ:主イエス・キリストよ、われらに眼を向けたまえ BWV.655、BWV.726
【OMEGA(終曲)】
● ビーバー:守護天使 パッサカリア
中丸まどか(バロック・ヴァイオリン)
ワウター・ドゥコーニンク(オルガン)
使用楽器:
バロック・ヴァイオリン:ヘンドリック・ヤコブス、1690年頃アムステルダム作/作者不明、18世紀頃/ヤツェック・ヴェソオフスキー、2010年グダニスク作
オルガン:ペンセラー、1714年作
録音時期:2024年7月31日〜8月3日
録音場所:ベルギー、ルーヴェン、聖ゲルトルード教会
録音方式:ステレオ(デジタル)
日本語解説&日本語曲目表記オビ付き
解説:中丸まどか、ワウター・ドゥコーニンク
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