【特集】クイーンの名盤をそろえよう　オリジナルアルバムからライヴ音源・映像・ベストまで 名盤・名曲・名演を総括

クイーンのアルバムをそろえよう　オリジナルアルバムからライヴ音源・映像・ベストまで 名盤・名曲・名演を総括

これが最後とも噂される４年ぶりの来日公演も大盛況のうちに幕を閉じたクイーン＋アダム・ランバート。

こちらでは、1973年のデビューアルバム『戦慄の王女』から 95年の『メイド・イン・ヘヴン』までのオリジナルアルバムをはじめ、ライヴ盤や大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』のサウンドトラック、さらにはベストアルバム、編集盤、映像商品など、絶対におさえておきたいクイーンの定番作品を一挙にご紹介します。

戦慄の王女 (1973年)

Queen  

1973年に発表されたデビューアルバム。疾走するギターとヴォーカル、躍動感あふれる重厚なコーラスとメロディなど、ドラマティックなクイーン・サウンドの原点が味わえる。2枚組リミテッド・エディションには、1971年録音のデモ音源や1991年に発掘されたアウトテイクなどを追加収録。

Keep Yourself Alive (Official Video)

クイーン II (1974年)

Queen II  

1974年に発表された2ndアルバム。白と黒のテーマ別にレコードの両面を分けるなどの試みがなされた初のコンセプト作で、ハードロックを基調に、プログレッシヴな要素も盛り込んだサウンドを展開。2枚組リミテッド・エディションには、ライヴ音源やシングルB面曲などを追加収録。

シアー・ハート・アタック (1974年)

Sheer Heart Attack  

1974年発表の3rdアルバム。ロックファンにアピールするハードな部分と万人に愛されるポピュラリティとが同居してゴージャスな印象。「キラー・クイーン」「ナウ・アイム・ヒア」などを含むヒット盤。2枚組リミテッド・エディションには、BBCセッションやライヴ音源を追加収録。

Killer Queen (Official Lyric Video)

ライヴ・アット・ザ・レインボー ‘74 (2014年発売)

Live At the Rainbow '74  

当初はクイーン初のライヴアルバムとして企画され、彼らが本国イギリスで初めて行なった単独ツアーの最終日1974年3月31日と、同年発表のアルバム『シアー・ハート・アタック』発売に伴う “Sheer Heart Attack Tour” の最終日である11月19〜20日のロンドン・レインボー・シアターで行なわれた初期のエネルギッシュなライヴの模様を収録。

オペラ座の夜 (1975年)

A Night at the Opera  

20世紀を代表する名曲「ボヘミアン・ラプソディ」によってクイーン・サウンドの金字塔を打ち建てた、1975年発表の4作目。独自の音楽表現と驚異的なサウンド・プロデュースが、今なお光りを放つ。2枚組リミテッド・エディションには、「炎のロックン・ロール」のリテイクなどを追加収録。

Bohemian Rhapsody (Official Video Remastered)

オデオンの夜 〜ハマースミス 1975 (2015年発売)

A Night at the Odeon – Hammersmith 1975  

クイーンが1975年に行なった英国ツアーの最終日、12月24日のクリスマスイヴに行なったライヴの模様を収録。「ボヘミアン・ラプソディ」が4週にわたってNo.1となった時期のエネルギー漲るパフォーマンスを捉えている。

華麗なるレース (1976年)

A Day at the Races  

『オペラ座の夜』で確立したサウンドが完成度を増し、深みと大衆性を身につけた1976年の5作目。クラシックテイストの楽曲からゴスペル風ナンバーまで、作曲の才能が冴える。2枚組リミテッド・エディションには、「タイ・ユア・マザー・ダウン」のバッキングトラックなどを追加収録。

世界に捧ぐ (1977年)

News of the World  

クラシック色を打ち出した前2作から一転、再びロックンロールを強調した1977年の6作目。フレディが雄々しく歌い上げる「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「伝説のチャンピオン」の2大ヒットが生まれた。2枚組リミテッド・エディションには、1982年の来日公演から西武球場でのライヴ音源などを追加収録。

We Are The Champions (Official Video)

ジャズ (1978年)

Jazz  

フレディの手によるアラブ風の楽曲で幕を開ける1978年の7作目。70年代のクイーンならではのサウンドを総決算し、80年代に向けてバンドの新しい方向性を打ち出した実験作だ。2枚組リミテッド・エディションには、収録曲の別ヴァージョンなどを追加収録。

ライヴ・キラーズ (1979年)

Live Killers  

1978年のアルバム『ジャズ』の発売に伴う世界ツアーから、1979年1〜3月に行われたヨーロッパツアーからのベストテイクを集めた2枚組ライヴアルバム。当時の最新作『ジャズ』からのヒット曲「バイシクル・レース」「ドント・ストップ・ミー・ナウ」に加え、クイーンの名曲や代表曲を網羅。

ザ・ゲーム (1980年)

The Game  

前作『ジャズ』で見せたディスコやR＆Bの要素を、クイーン的なサウンドで花咲かせた1980年の8作目。初めて使用したシンセサイザーも話題になった、ポップ路線への脱皮を図った１枚。2枚組リミテッド・エディションには、シングルB面やライヴ音源などを追加収録。

Crazy Little Thing Called Love (Official Video)

フラッシュ・ゴードン (1980年)

Flash Gordon  

クイーン初の本格的な映画サウンドトラック。印象的な主題歌をはじめ多彩な楽曲が次々に展開され、ストーリー性を重視した彼らの面目躍如といえる傑作。2枚組リミテッド・エディションには、映画の台詞が入った「フラッシュのテーマ」のシングルヴァージョンなどを追加収録。

伝説の証 - ロック・モントリオール 1981 (2007年発売)

Queen Rock Montreal  

1981年11月24〜25日 カナダ、モントリオールでの歴史的コンサートを収録したライヴアルバム『伝説の証 - ロック・モントリオール1981』が、2枚組CD、3枚組LP、さらには、高解像度にグレードアップされた最新ステレオ／5.1／ドルビーアトモスを採用、「ライヴ・エイド 1985」をセットにした映像版ブルーレイ、輸入盤4K UHDで再登場。

ホット・スペース (1982年)

Hot Space  

デヴィッド・ボウイと共演した「アンダー・プレッシャー」を含む1982年のアルバム。ブリティッシュロックの側からファンク／ソウルにアプローチした画期的な１枚。2枚組リミテッド・エディションには、アルバム未収録の「ソウル・ブラザー」などを追加収録。

Back Chat (Official Video)

オン・ファイアー / クイーン 1982 (2004年発売)

Queen On Fire - Live At the Bowl  

1982年のアルバム『ホット・スペース』の発売に伴う世界ツアーから、同年6月5日イギリスはミルトン・キーンズ・ボウルで行なわれたライヴの模様をほぼ完全収録したライヴアルバム。サポートキーボード奏者として元モット・ザ・フーブルのモーガン・フィッシャーが参加している。

ザ・ワークス (1984年)

The Works  

メンバー各自が半年間のソロ活動を経て、1984年に発表されたアルバム。分厚いコーラスとロックスピリッツが炸裂し、クイーンのモダンな世界の方向性を示唆している。「RADIO GA GA」「愛こそすべて」などを収録。2枚組リミテッド・エディションには、シングルB面曲のほか、1985年1月にブラジル・リオで開催されたロックフェス “Rock In Rio” 出演時のライヴ音源などを追加収録。

Radio Ga Ga (Official Video)

カインド・オブ・マジック (1986年)

A Kind of Magic  

「ライヴ・エイド」の直後に制作された1986年発表のアルバム。映画『アイアン・イーグル』のテーマ曲やフレディのファルセットが映える「喜びへの道」ほか、ポップでドラマティックな秀作が揃っている。2枚組リミテッド・エディションには、「カインド・オブ・マジック」の別ヴァージョンなどを追加収録。

クイーン・ライヴ!! ウェンブリー1986 (1992年発売)

Live At Wembley '86  

1985年7月の「ライヴ・エイド」の歴史的なステージで、世界中で再び人気を爆発させた彼らが、その１年後に同じウェンブリー・スタジアムで行なった熱狂的なコンサートの模様をほぼ完全収録。

We Will Rock You (Live At Wembley Stadium / July 1986)

ライヴ・マジック (1986年)

Live Magic  

1986年に行なわれたクイーン史上最大規模となる、また最後となったヨーロッパ・ツアー “マジック・ツアー” のダイジェスト盤。「輝ける7つの海」など貫禄を感じさせるステージの模様が甦る。

ザ・ミラクル (1989年)

The Miracle  

3年の休暇を経て発表された1989年のアルバム。すでに病に冒されていたフレディのヴォーカルはもとより、4人のパワーが集結して奇蹟のサウンドを生み出し絶頂期の輝きが甦った１枚。2枚組デラックス・エディションには、フレディ・マーキュリーが残した未発表トラックを2022年に新曲として完成させた「フェイス・イット・アローン」など新たな未公開曲を含む未発表音源をまとめた「ザ・ミラクル・セッションズ」をボーナスディスクとして付属。

I Want It All (Official Video Remastered)

イニュエンドウ (1991年)

Innuendo  

フレディ・マーキュリーの余命がわずかなことを確信したメンバーが、バンドへの愛情を込めて制作した1991年の渾身作。初期を彷彿させる壮大なサウンドに重厚さが加わり、美の極致を完成させた。2枚組リミテッド・エディションには、アルバム未収録の「ロスト・オポチュニティー」などを追加収録。

メイド・イン・ヘヴン (1995年)

Made In Heaven  

死の直前までレコーディングされていたフレディの遺作を、残された3人が4年もの歳月をかけてまとめあげた1995年11月発表のアルバム。生への感謝を歌い上げるフレディのヴォーカルには、神々しさすら漂う。2枚組リミテッド・エディションには、収録曲のシングルヴァージョンなどを追加収録。

I Was Born To Love You (Official Video)

ボヘミアン・ラプソディ: オリジナルサウンドトラック (2018年発売)

Bohemian Rhapsody: The Original Soundtrack  

2018年に公開されたフレディ・マーキュリーの伝記的映画『ボヘミアン・ラプソディ』のサウンドトラック。音楽総指揮をブライアン・メイとロジャー・テイラーが担当。スタジオ音源のほか、未発表を含むライヴ音源や新ヴァージョンの音源なども収録。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』予告編

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