オーレル・マルタン/ピアノ&八重奏版ラヴェル:ピアノ協奏曲
2022年07月26日 (火) 12:15 - HMV&BOOKS online - クラシック
『ゲタリー』
パリ音楽院のほかクレモナやロンドンでも学んだピアニスト、オーレル・マルタンが、故郷であるフランス領バスクの港町ゲタリーに思いを馳せて作ったアルバム。メインとなるのはバスク地方出身の大作曲家ラヴェルによるピアノ協奏曲で、ここではピアノと8人の奏者による小規模編成にアレンジされた版を使用しており、気心の知れた友人たちと息の合った演奏を聴かせます。
そのほかバスクや海の印象を元にした、あるいは近い雰囲気を持つ有名無名の曲が集められた、たいへん美しいアルバム。ラストには、原曲の持つイメージを大胆にデフォルメして重いピアノ曲に生まれ変わった『ホテル・カリフォルニア』と、フランスのバンド「ラ・フェム」の曲をほぼそのままピアノに置き換え中間部にサン=サーンスの『水族館』のフレーズを挿入した『Sur la planche(サーフボードの上で)』という、ロック作品を2曲収録しています。(輸入元情報)
【収録情報】
1. フィリップ・グラス/ボレル編:Invitation〜映画『フォッグ・オブ・ウォー』より
2. ダヴィッド・シャルマン[1980-]:ゲタリー
3. サン=サーンス:水族館(ソロ・ピアノ版)〜『動物の謝肉祭』より
4. アルベルト・イグレシアス[1955-]:O Night Divine〜映画『O Night Divine』より
5. ラヴェル/ルカ・アンリ編:ピアノ協奏曲ト長調(ピアノと八重奏版)
6. イグレシアス:Piano Bar y coro infantil(Salvador)〜映画『ペイン・アンド・グローリー』より
7. ストラヴィンスキー:ロシアの踊り〜『ペトルーシュカ』より
8. ドノスティア:悩み〜『21のバスク風前奏曲』より
9. アルベニス:海辺にて〜『旅の思い出』より
10. ラモー:未開人〜『新クラヴサン組曲集』より
11. サラサーテ:ピエールと子守歌 Op.17
12. F.クープラン:バスク人〜『クラヴサン曲集第2巻』より
13. アルマン・アマール[1953-]:ゲルシュタインのテーマ(ヴァイオリンとピアノ版)〜映画『ホロコースト - アドルフ・ヒトラーの洗礼(Amen.)』より
14. マックス・リヒター/スミルノフ編:Andante/Reflection(End Title)〜映画『戦場でワルツを』より
15. イーグルス/ヴォルムス編:ホテル・カリフォルニア
16. ラ・ファム/ヴォルムス編:Sur la planche
オーレル・マルタン(ピアノ、芸術監督)
ドミトリー・スミルノフ(ヴァイオリン:5,11,13,14)
アドリエン・ボワソー(ヴィオラ:5,14)
カロリーヌ・シプニエフスキ(チェロ:5,14)
セレスタン・ゲラン(トランペット:5)
マチルド・カルデリーニ(フルート:5)
アモリ・ヴィデュヴィエ(クラリネット:5)
ニコラ・ラモト(打楽器:5)
ドミ・エモリーヌ(アコーディオン:5)
ヴィクトル・ジャコブ(指揮:5)
録音時期:2022年4月
録音場所:フランス、サンペー=シュル=ニヴェール、ラ・ファブリク・ド・オンド
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
世界初録音(2)
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