グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングによる配信カヴァー企画《No Fun Mondays》がアルバムリリース　最高に楽しい、最強に心強い “人生のサウンドトラック”

2020年11月25日 (水)　21:30

HMV&BOOKS online - ロック

ビリー・ジョー・アームストロングが届ける最高に楽しい、最強に心強い “人生のサウンドトラック”　ロックダウン期間中にスタートした配信カヴァー企画《No Fun Mondays》がアルバムリリース

外出自粛をしている間、俺は俺の人生･･･ファミリー、フレンズ、そしてもちろん音楽について振り返ってみようと思っていたんだ。こうやって隔離されているんだけど、少なくとも俺たちは一緒だからな。
ビリー・ジョー・アームストロング

本作『No Fun Mondays』は、“自身の人生のサウンドトラック”として、ビリー・ジョー・アームストロングがこれまでに多大なる影響を受けたとされる “ロックの名曲“ 14曲を、その唯一無二なメロディックパンクエッセンス抜群にプレイしたというカヴァーアルバム。このアルバムが生まれたきっかけは、新型コロナウイルスの感染拡大によるロックダウンだった。

本来であれば、2020年2月にリリースされた最新アルバム『Father Of All...』を引っ提げたワールドツアーを敢行し、ここ日本でも単独ライヴを行なう予定であったグリーン・デイ。しかし全世界で猛威を振るう新型コロナウイルスのパンデミックによりツアーは延期となった。そのような状況下で外出自粛を余儀なくされていた全世界のファンに向けて、わくわくするようなカヴァーをコンスタントに届けたいという思いのもと、ビリー・ジョーは「外出自粛が続く間は毎週月曜日に新たな曲を発表」するというDIY自宅録音カヴァーシリーズ企画《No Fun Mondays (楽しみがない月曜日)》を2020年3月より始動。YouTubeで発表されたこれらのカヴァー楽曲は、グリーン・デイ・ファンのみならず多くのロックリスナーが注目するところとなった。

It9s Tuesday, but we9re thinking about #NoFunMondays!! The full album arrives 11/27. We also have a pretty awesome baby blue vinyl w/ a glow in the dark cover in the webstore. Now, go pre-order it 😏 https://t.co/omQUj9beYt pic.twitter.com/m09GOVHiDz
— Green Day (@GreenDay) October 6, 2020

本作に収録された14曲には、ジョン・レノンの名曲「Gimme Some Truth」から、ビリー・ブラッグの言わずと知れた代表曲「A New England」、バングルスの「Manic Monday」などに加え、ジョニー・サンダース 1978年発表の「You Can't Put Your Arms Around A Memory」、カリフォルニアのパンクスから絶大な支持を受けているパンクバンド、アベンジャーズの「Corpus Christi」、元デッド・ボーイズのヴォーカリストであるスティーヴ・ベイターの「Not That Way Anymore」まで、ビリー・ジョーが影響を受けたパンクロックの先達へのリスペクトが込められた楽曲も。

Manic Monday (with Susanna Hoffs of The Bangles)

Gimme Some Truth

You Can't Put Your Arms Around A Memory

That Thing You Do!

また、今年4月に新型コロナウイルスの合併症によって亡くなったファウンテインズ・オブ・ウェインのアダム・シュレシンジャーが映画『すべてをあなたに (原題：That Thing You Do!)』のために書いた楽曲「That Thing You Do!」のカヴァーが収録されていることにも注目だ。ちなみにアルバムのタイトルは、「Sunday Funday (楽しい日曜日)」という、アメリカ人なら誰もが知っているであろうイディオムをもじったもの。

グリーン・デイのビリー・ジョーから届けられた最高に楽しい、最強に心強いアルバム。それが『No Fun Mondays』だ。

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