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ワーグナ・アット・ザ・メト(25CD)

2013年2月5日 (火)


ワーグナ・アット・ザ・メト(25CD)
メトロポリタン歌劇場における歴史的ライヴ録音集


早くからワーグナー上演に熱心だったメトロポリタン歌劇場の歴史的な実績を実際の音で手軽に楽しむことのできるお買得ボックスの登場。収録年代は1930年代から1950年代で、すべてモノラル録音となりますが正規音源を使用しているため、状態は良好なものが多いということです。欧文あらすじとエッセイを掲載した120ページの別冊解説書付(歌詞・対訳ナシ)。限定盤。

【メトロポリタン歌劇場の舞台中継】
メトロポリタン歌劇場が土曜日の午後のマチネ公演をラジオで生放送し始めたのは1931年のこと。それ以来、METライブビューイングやインターネット・ラジオでの中継が行なわれている現在でも、シーズン中に行なわれる毎週土曜日のラジオ中継はアメリカの風物詩として定着しています。

【正規オリジナル・マスターからのCD化】
ソニー・クラシカルは2011年からメトロポリタン歌劇場との共同プロジェクトとして、そうしたラジオ放送された過去のライヴ録音から重要な演奏を選りすぐってCD化を開始、これまでに20タイトルをリリースしています。当時のレコード会社によるオペラ全曲盤では実現することが出来なかった、メトロポリタン歌劇場が誇るオールスター・キャストを擁したこれらの録音の多くは、昔からオペラ・ファンの間では有名な存在で、LP〜CD時代を通じてさまざまなレーベルで流通してきたものが多く含まれています。
 今回の発売に当たっては、メトロポリタン歌劇場やその他のアーカイヴに保管されている正規オリジナル・マスターを初めて使用し、丁寧な修復や調整を経てリマスターされ、最上の状態で歴史的な名演の感動がよみがえります。

【ワーグナー生誕200年記念ボックス】
ワーグナー・イヤーに、METとSONYの共同プロジェクトとして発売されるスペシャル・エディションは、1936年から1954年にかけて上演された、『さまよえるオランダ人』から『マイスタージンガー』まで、『パルジファル』を除く主要オペラ9作を収録した25枚組のセットです。  早くからワーグナー上演に積極的だったメトですが、ナチの台頭以降は、ヒトラーを嫌った歌手や指揮者が数多く渡米したため、ラウリッツ・メルヒオールとキルステン・フラグスタートという2大歌手を中心に、メトにおけるワーグナー上演は隆盛を極めることとなります。  また、ウィーンでマーラーの助手をつとめたアルトゥール・ボダンツキーやフリッツ・シュティードリー、メトの常任指揮者的存在であったエーリヒ・ラインスドルフ、そして1940年代から50年代にメトでドイツ・オペラの上演を担ったフリッツ・ライナーやジョージ・セルなど、充実した指揮者陣もワーグナー上演のクオリティを向上させるのに大いに貢献していました。
 今回収録されている9作品のうち、ボダンツキー指揮による1938年の『トリスタン』とライナー指揮による1953年の『マイスタージンガー』は、おそらく過去に全曲盤としては一度も発売されたことのない珍しい音源ということです。(HMV)

【収録情報】

Disc1-2:『さまよえるオランダ人』全曲
戦後のメトの黄金時代を築いた支配人ルドルフ・ビングの就任シーズンに新演出上演された『オランダ人』は、ホッターとヴァルナイという二大ワーグナー歌手の共演が音として残された唯一の録音です。ドレスデン国立歌劇場の音楽監督を務めるなど、オペラ指揮者として重要な足跡を残したライナーによる唯一の『オランダ人』であることも注目。

 ハンス・ホッター(オランダ人)
 アストリッド・ヴァルナイ(ゼンタ)
 セット・スヴァンホルム(エリック)
 スヴェン・ニルソン(ダーラント)
 ヘルタ・グラーツ(マリー)
 トーマス・ヘイワード(舵取り)
 フリッツ・ライナー(指揮)
 録音時期:1950年12月30日

Disc3-5:『タンホイザー』全曲
セルは1940年代からメトに登場していましたが、これは1953年〜54年シーズンに新演出上演された『タンホイザー』の記録(ドレスデン版)。バリトンから転向しバイロイト音楽祭にも重用されたラモン・ヴィナイの苦悩に満ちたタンホイザーの歌唱が聴きもの。

 ラモン・ヴィナイ(タンホイザー)
 ジェローム・ハインズ(ヘルマン)
 ジョージ・ロンドン(ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ)
 マーガレット・ハーショウ(エリーザベト)
 アストリッド・ヴァルナイ(ヴェーヌス)、他
 ジョージ・セル(指揮)
 録音時期:1954年1月9日

Disc6-8:『ローエングリン』全曲
早くから私家盤として流通していたメルヒオールとヴァルナイを揃えた歴史的上演の記録です。その無尽蔵に湧き出てくるかのような輝かしい歌唱でワーグナー史上重要な足跡を残したメルヒオールの十八番、ローングリンのもっとも充実した公演とされているものです。ワルターの最初の『大地の歌』の録音にも参加していた名歌手トルボルイがオルトルートを担っています。

 ラウリッツ・メルヒオール(ローエングリン)
 アストリッド・ヴァルナイ(エルザ)
 ケルスティン・トルボルイ(オルトルート)
 アレクサンダー・スヴェト(テルラムント)
 ノーマン・コードン(国王ハインリヒ)
 マック・ハレル(軍令使)
 エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
 録音時期:1943年1月2日

Disc9-10:『ラインの黄金』全曲
戦後シュティードリー指揮で上演された『指環』チクルスからのライヴ録音。1952年からバイロイトでヴォータンを歌い始めたホッター全盛期の圧倒的な歌唱が魅力。ローゲは名歌手スヴァンホルムが担い、後にメトやバイロイトでヴォータンを歌うハインズがファーゾルトで出演しています。

 ハンス・ホッター(ヴォータン)
 マーガレット・ハーショウ(フリッカ)
 ジャルミーラ・ノヴォトナ(フライア)
 ブライアン・サリヴァン(フロー)
 オーズィー・ホーキンス(ドンナー)
 セット・スヴァンホルム(ローゲ)
 レスリー・チャベイ(ミーメ)
 カリン・ブランゼル(エルダ)
 ローランス・ダヴィッドソン(アルベリヒ)
 ジェローム・ハインズ(ファーゾルト)、他
 フリッツ・シュティードリー(指揮)
 録音時期:1951年1月27日

Disc11-13:『ワルキューレ』全曲
メルヒオールとフラグスタートを揃え、ヴォータンに若手のヒューンを迎えた公演。長年伝統的に施されていたカットを復活させたのもラインスドルフの功績です。

 ラウリッツ・メルヒオール(ジークムント)
 マージョリー・ローレンス(ジークリンデ)
 エマヌエル・リスト(フンディング)
 ユリウス・ヒューン(ヴォータン)
 キルステン・フラグスタート(ブリュンヒルデ)
 カリン・ブランツェル(フリッカ)、他
 エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
 録音時期:1940年2月17日

Disc14-16:『ジークフリート』全曲
伝説的な上演として知られ、早くからLP化されてきたこの1937年の『ジークフリート』は、ベストフォームによるメルヒオールの疲れを知らぬ圧倒的な歌唱が聴きもの。幕切れのフラグスタートとの二重唱も見事の一言です。ヴェテランのショル(さすらい人)とリスト(ファフナー)のキャラクターあふれる歌唱も印象に残ります。

 ラウリッツ・メルヒオール(ジークフリート)
 キルステン・フラグスタート(ブリュンヒルデ)
 フリードリヒ・ショル(さすらい人)
 カール・ラウフケッター(ミーメ)
 エドゥアルド・ハビッヒ(アルベリヒ)
 エマヌエル・リスト(ファフナー)
 キルステン・トルボルク(エルダ)
 ステラ・アンドレーヴァ(森の小鳥)
 アルトゥール・ボダンツキー(指揮)
 録音時期:1937年1月30日

Disc17-19:『神々の黄昏』全曲
『神々の黄昏』の現存するもっとも古い全曲録音です。絶頂期のメルヒオールによるジークフリートのみならず、メトに前年にデビューしたばかりの二十代のマージョリー・ローレンスによるエネルギーに満ちたブリュンヒルデが聴きものです。

 ラウリッツ・メルヒオール(ジークフリート)
 マージョリー・ローレンス(ブリュンヒルデ)
 エドゥアルド・ハビッヒ(アルベリヒ)
 ルートヴィヒ・ホフマン(ハーゲン)
 ドロシー・マンスキー(グートルーネ)
 フリードリヒ・ショル(グンター)
 キャスリン・メイスル(ヴァルトラウテ)、他
 アルトゥール・ボダンツキー(指揮)
 録音時期:1936年1月11日

Disc20-22:『トリスタンとイゾルデ』全曲
メルヒオールとフラグスタートのコンビによる最大の呼び物だった『トリスタン』は、1935年から1941年までほぼ毎シーズン上演されていました。これまで全曲盤としては公にされてこなかった1938年のライヴです。疲れを知らぬ二人の名歌手による第2幕の二重唱は圧倒的です。

 ラウリッツ・メルヒオール(トリスタン)
 キルステン・フラグスタート(イゾルデ)
 ルートヴィヒ・ホフマン(マルケ王)
 ユリウス・ヒューン(クルヴェナール)
 カリン・ブランツル(ブランゲーネ)、他
 アルトゥール・ボダンツキー(指揮)
 録音時期:1938年4月16日

Disc23-25:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』全曲
1948年から53年までメトの常任指揮者をつとめたフリッツ・ライナーは、厳格なリハーサルによってメトの上演のクオリティを大きく向上させました。『マイスタージンガー』はライナーがドレスデン時代から愛奏してきたオペラで、1955年のウィーン国立歌劇場のオープニング公演でも取り上げています。

 パウル・シェフラー(ハンス・ザックス)
 ハンス・ホップ(ヴァルター)
 ゲルハルド・ペヒナー(ベックメッサー)
 ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(エヴァ)、他
 フリッツ・ライナー(指揮)
 録音時期:1953年1月10日

 メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
 録音場所:ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場
 録音方式:モノラル(ライヴ)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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