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小澤征爾/トゥーランガリラ、ノヴェンバー・ステップス

2010年8月6日 (金)

音質一新、「音の世界遺産」ともいうべき若き小澤の名演がよみがえる
メシアン:トゥーランガリラ交響曲、武満徹:ノヴェンバー・ステップス
小澤征爾&トロント交響楽団


日本を代表する2人の世界的音楽家、指揮者の小澤征爾が75歳をむかえ、作曲家の武満徹の生誕80年にあたる2010年、RCA Red Sealに残されたLP3枚分の名盤をリニューアルし、2枚組のBlu-specディスクとして発売します。
 ニューヨーク・フィル創立125周年を記念して1967年に作曲された『ノヴェンバー・ステップス』は、琵琶と尺八という日本古来の伝統楽器と西洋のオーケストラとの共演を実現した武満徹の代表作で、当盤の演奏は世界初演の1ヶ月後の世界初録音。
 それと同時に録音され、1968年に発売された2枚組のLPにカップリングされたのが、メシアンの大作『トゥーランガリラ交響曲』。小澤は1962年7月にメシアン本人の立ち会いのもと日本初演を成功に導いています。さらに翌1969年1月には、RCAが武満徹に委嘱した『アステリズム』を含む4曲が録音されました。
 これらの録音は、いずれもLP発売以来一度もカタログから消えたことがない名盤。RCA秘蔵のオリジナル・2チャンネル・マスターから新たにDSDマスタリングを行いBlu-spec仕様でリリース。(ソニー)

【収録情報】
DISC-1
1. メシアン:トゥーランガリラ交響曲(1946/1949)(作曲者監修による/北米初録音)
DISC-2
2. 武満徹:ノヴェンバー・ステップス(1967)(作曲者監修による/世界初録音)
3. 武満徹:アステリズム〜ピアノと管弦楽のための(1968)(RCAレコードによる委嘱作/世界初録音)
4. 武満徹:グリーン(1967)(世界初録音)
5. 武満徹:弦楽のためのレクィエム(1957)
6. 武満徹:地平線のドーリア(1966)(北米初録音)
 (1)イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)、ジャンヌ・ロリオ(オンド・マルトノ)
 (2)鶴田錦史(琵琶)、横山勝也(尺八)
 (3)高橋悠治(ピアノ)
 トロント交響楽団
 小澤征爾(指揮)

 録音時期:1967年12月(1)、1967年12月8日(2)、1969年1月16日(3,6)、1969年1月17日(4,5)
 録音場所:カナダ、トロント、マッシー・ホール
 録音方式:ステレオ(セッション)
 初出LP:LSC-7051(1,2)、LSC-3099(3-6)
 日本初出LP:SX-2014〜15(1,2 1968年6月発売)、SX-2022(3-6 1969年5月発売)
 オリジナル・プロデューサー:ピーター・デルハイム、ジョン・ファイファー
 オリジナル・レコーディング・エンジニア:バーナド・ケヴィル
 DSDマスタリング・エンジニア:アンドレアス・マイアー

※マルチケース仕様。表側には「トゥーランガリラ」米盤初出LPデザイン、裏側にはジャスパー・ジョーンズの作品を使った「アステリズム」ほかの米盤初出LPデザインを使用。
※初出LP掲載の全解説を再掲載予定。
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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