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HMVオリ特! 『メインストリートのならず者』

ROLLING STONES STORE

2010年4月7日 (水)

 



『メインストリートのならず者』 玉手箱

 スタジオ・ワーク、ライヴにおいて黄金期と名高い1972年に残された、ローリング・ストーンズ絶頂期の爪痕『メインストリートのならず者』がいよいよSHM-CD仕様で復刻される。しかも、その発売を焦らされていただけあり、「もしや?」の期待どおり、デラックス盤という意匠をまとっての再登場に、ファン一同喜びと興奮をかくせない。あの名曲のアーリー・テイクから、ミック、キース、さらにはミック・テイラーまでもが今回の蔵出しに際して新たに手を加えたという準新曲と呼べるものまで全11曲の未発表曲/未発表テイクを搭載。さらにスーパー・デラックス・エディションなる玉手箱スティーロのブツには、日本未公開のライヴ・フィルム『レディース・アンド・ジェントルメン』、天下の映倫に発禁を喰らいっぱなしの『コックサッカー・ブルース』からの映像を抜粋収録したDVDが付属というのだから、いくら不況といえども、昼飯〜飲み代を削ってでも必ずや入手したいところ。1994年、ボブ・ルドウィックによる驚愕リマスター以来16年ぶりとなるリマスタリングが施されているというのも実はポイント。そして、キースの仏ネルコート邸でのセッションやオフの様子などを捉えた貴重なショット満載の豪華写真集も○※▲$□×@・・・お願い、夢なら醒めないで。

> 【解剖】「メインストリートのならず者」 はこちら


HMVオリジナル特典ポスター

  HMVオンライン/モバイル、各店舗でローリング・ストーンズ『メインストリートのならず者』スーパー・デラックス・エディション BOX(UICY91557)、または『メインストリートのならず者』2SHM-CDデラックス・エディション(UICY1478)をお買い上げのお客様に、もれなくHMV特製ローリング・ストーンズ・ポスターをプレゼントいたします。

※サイズはB2(縦:728mm×横:515mm)規格となります。
※オンライン/モバイルでお買い上げのお客様には、折りたたみでの発送となることを予めご了承くださるようお願い致します。
※数に限りがございますのでお早目のご購入をおすすめ致します。


「Exile On Main Street」 スーパー・デラックス・エディション
↓同梱のブックにはこんな写真が・・・南フランス裸のキース
「Exile On Main Street」 スーパー・デラックス・エディション
「Exile On Main Street」 スーパー・デラックス・エディション
↓ノーマン・シーフ撮影によるポスト・カード
ノーマン・シーフによるポストカードから
「Plundered My Soul」    ミック、キース、ドン・ウォズらによって新たに手が加えられ、現在リード・シングルとしても予定されている「Plundered My Soul」。この曲がイチ早く世に出回るのは、どうやらアメリカが濃厚のようだ。4月17日に行われるアメリカのインディ系レコード店を救済するイベント「レコード・ストア・デイ」にて、「Plundered My Soul」のピクチャー・スリーヴ付き7インチ・シングルがイベント限定商品として登場するということで、一足先にアメリカの小さなレコード店を中心に陳列される可能性が高い。イギリス、さらに日本への入荷の見込みなどは未定のようで、そのプレス枚数も明らかにされていないがプレミア化は必至。ちなみにB面には、「All Down The Line」のリマスター・ヴァージョンが収録されているとのこと。  
 

【収録曲】
≪ディスク 1≫
最新リマスター
SHM-CD

1. ロックス・オフ
2. リップ・ディス・ジョイント
3. シェイク・ユア・ヒップス
4. カジノ・ブギ
5. ダイスをころがせ
6. スウィート・ヴァージニア
7. トーン・アンド・フレイド
8. 黒いエンジェル
9. ラヴィング・カップ
10. ハッピー
11. タード・オン・ザ・ラン
12. ヴェンティレイター・ブルース
13. 彼に会いたい
14. レット・イット・ルース
15. オール・ダウン・ザ・ライン
16. ストップ・ブレイキング・ダウン
17. ライトを照らせ
18. ソウル・サヴァイヴァー

≪ディスク 2≫
未発表曲/テイク
SHM-CD

1. パス・ザ・ワイン
  (ソフィア・ローレン)
2. プランダード・マイ・ソウル
3. アイム・ノット・シグニファイイング
4. フォローイング・ザ・リヴァー
5. ダンシング・イン・ザ・ライト
6. ソー・ディヴァイン
  (アラジン・ストーリー)
7. ラヴィング・カップ
  (別テイク)
8. ソウル・サヴァイヴァー
  (別テイク)
9. グッド・タイム・ウーマン
  (「ダイスをころがせ」別テイク)
10. タイトル5
11. オール・ダウン・ザ・ライ
    ン(別テイク)

※ 日本盤のみのボーナス・トラック

≪ディスク 3≫
最新リマスターLP
(M-1〜9)

≪ディスク 4≫
最新リマスターLP
(M-10〜18)

≪ディスク 5≫
DVD

1. 「メイン・ストリートのならず者」(仮題「Stones In Exile」)
2. 映画「コックサッカー・ブルース」からの抜粋映像
3. 映画「レディース・アンド・ジェントルメン」からの抜粋映像





 ディスク1には、最新リマスターによる『メインストリートのならず者』本編。ローリング・ストーンズ初のLP2枚組作品ということもあり、 リリース当初は「ラフでまとまりに欠ける」との批判も多かったが、ストーンズ特有のルーズなフィーリングが最も良い形で発揮された作品として、現在では彼らのアルバムの中でもベストの一つとの評価が確立されている。キースの代名詞とも言うべき「ハッピー」、ファンからの人気が高い「ロックス・オフ」、ミック・テイラーのスライドが冴え渡る「オール・ ダウン・ザ・ライン」、性急な「リップ・ディス・ジョイント」、「タード・オン・ザ・ラン」、最新映画のタイトルにもなった名バラード「ライトを照らせ」など、ストーンズを代表する名曲を多数収録。

 注目のディスク2は、今回初登場となる楽曲をまとめたボーナス・サイド。「ラヴィング・カップ」、「ダイスをころがせ」のアーリー・テイク、新たにミック、キースらが手を加えたリード・シングルにも予定されている「プランダード・マイ・ソウル」、「黒くぬれ!」にも似たオリエンタルな「ソー・ディヴァイン」など、英オリンピック・スタジオ、仏ネルコート、LAハリウッド・スタジオなどでのストーンズの試行錯誤する様子も窺える、興味深い未発表曲/未発表テイクを10曲まとめて蔵出し! プロデューサーには、当時と同様にジミー・ミラー、グリマー・ツインズに加えて、ドン・ウォズが参加。今回の『ならず者』発掘プロジェクト自体は、そもそも当時の『ならず者』のミキシングを気に入っていなかったミック主導で行われ、ミック自身このプロジェクトに半年以上を費やし、未発表楽曲のブラッシュアップをはじめリニューアル化に積極的に関わっていたそう。

 また、LPは最新リマスターを採用し、オリジナル通りの2枚組として復刻。さらに、DVDは『メインストリートのならず者』のメイキング(仮題『Stones In Exile』)、アルバム発表に伴って行われた1972年の北米ツアーを捉えたコンサート・映画『レディース&ジェントルメン』からの抜粋、ファン待望の”裏ドキュメンタリー”とも言うべき『コックサッカー・ブルース』からの抜粋を収録。収録時間は約30分、日本語字幕付き。

 貴重な写真約60枚(左掲参照)が満載のトータル64ページに及ぶ豪華本、オリジナルLP発売時に封入されていた写真家ノーマン・シーフによるポスト・カード(復刻)なども付属され、ストーンズSHM-CD復刻コレクションの大トリを飾るに十分な豪華絢爛の内容! 初回完全生産限定につきご購入はお早めに!


> 2枚組SHM-CD(日本盤のみ)のレギュラー盤はこちら


DVD ストーンズ イン エグザイル 〜「メイン ストリートのならず者」の真実


 ならず者、再びフランスへ! 第63回カンヌ国際映画祭「監督週間」で、アフリカのバンド、スタッフ・ベンダ・ビリリのドキュメンタリー・フィルムとともに上映が行われている「ストーンズ イン エグザイル」が遂に日本盤DVDで登場!

 ローリング・ストーンズの最高傑作と謳われる『メインストリートのならず者』のBBC制作のドキュメンタリー『ストーンズ イン エグザイル 〜「メイン ストリートのならず者」の真実』(総合プロデューサーはミック・ジャガー)。この作品は、メンバー自身の言葉、数多くの関係者のインタビュー、お蔵入りしている「レディース・アンド・ジェントルマン」、「コックサッカー・ブルース」や未公開映像、そして当時のメンバーを捉えた豊富なスチール写真によって描かれている。BBCで放映された本編に加えて、貴重な映像やインタビューをボーナス・トラックとして収録。ミック・ジャガーとチャーリー・ワッツがオリンピック・スタジオや当時のミックの別荘スターグローヴスを訪れ、語られるエピソードも興味深い。

【出演】
ミック・ジャガー(vo)、キース・リチャーズ(g)、チャーリー・ワッツ(ds)、ビル・ワイマン(b)、ミック・テイラー(g)、ロン・ウッド(g)、マーティン・スコセッシ(映画監督)、ジミー・ミラー(プロデューサー)、アンディ・ジョーンズ(エンジニア)、アニタ・パレンバーグ(女優)、シェリル・クロウ(ミュージシャン)、ジャック・ホワイト(ミュージシャン)、ドン・ウォズ(共同プロデューサー)他

【特典映像】
◆全メンバー スペシャル・インタビュー
◆アルバム制作の初期工程が行われたロンドンのオリンピック・スタジオとスターグローブスのミック・ジャガーの別荘をミックとチャーリー・ワッツが訪問。
さらに「コックサッカー・ブルース」の本編にも収録されなかった完全未公開とも言える映像を日本盤のみ収録。1971〜72年、ドレッシング・ルームでのキースの弾き語りシーンなど約7分の貴重な映像が収録されます。



「メインストリートのならず者」とは? 「メインストリートのならず者」とは?


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