65年暮、雪の舞うシカゴから発表された衝撃のデビュー作。ホワイト・ブルースの歴史が始まったことを天下に示めすマスターピース。(1965年作品)

60年代アメリカン・ブルース・ロックのスーパー・グループ、バターフィ−ルド・ブルース・バンド不朽の名作。(1966年作品)

その芳醇なブルース・ハープは永遠の輝きを放つ。1970年3月、伝説のロサンゼルス、トルバドールでの熱狂のライヴ。若きデヴィッド・サンボーンの壮絶なプレイはかなりの聞きもの。(1970年作品)
プロデュース：トッド・ラングレン

バーズやドアーズを生んだ60年代L.A.のシーンの中でもひときわ異彩を放ったバンドとして､高い評価を得るラヴ｡ポール・ロスチャイルド･プロデュースによる傑作2nd！(1966年作品)

60年代ウェストコースト・ロックのアンダーグラウンドの主役。そのサイケ、フォーク・ロック、ガレージ・パンクなどの要素を取り混ぜた独特の音楽性で時代を越えて高い評価を得ているラヴの代表アルバム。68年リリース(サード・アルバム)の彼らの代表作であり、ロックの歴史に残る名盤。サイケロックをベースにしながら、美しいストリングスが絡む、狂気さえも感じさせる素晴らしい完成度を誇る。現在の解釈ではソフト・ロックとも、ネオ・アコースティックとも表現でき、現役ミュージシャンにも多大なる影響を与えている。(1967年作品)

サザン・ロックの大きなアイコン、デラニー＆ボニーによるアメリカン・ロックの歴史を飾る永遠の名盤。(1969年作品)
プロデュース：デラニー・ブラムレット

デラニー＆ボニーがエリック・クラプトン／デイヴ・メイソン／リタ・ク−リッジ／ジム・ケルトナーら”フレンズ”と共に行った69年欧州ツアーを録音したライヴ盤。ブラインド・フェイスを解散、デレク＆ドミノスに向う時期のクラプトンをとらえた貴重な録音。ソウルフルなデュオ、デラニー＆ボニー。エリック・クラプトン／カール・レイドル／ボビー・ホウィットロック／ジム・ゴードン（後のデレク＆ザ・ドミノス）、デイヴ・メイソン、リタ・クーリッジ等をバックに従えた迫熱のライヴ！！ (1970年作品)
69年12月ロンドン録音
プロデュース：ジミー・ミラー＆デラニー・ブラムレット

サザン・ロックのアイコン”デラニー＆ボニー”。ツアー中モーテルのロビーで気心知れた仲間とリラックスした雰囲気の中でレコーディングした名作。(1971年作品)
プロデュース：デラニー・ブラムレット
参加ミュージシャン：グラム・パーソンズ／ボビー・ホウィットロック／ジム・ケルトナー／デイヴ・メイソン／デュアン・オールマン／レオン・ラッセル／カール・レイドル　他

70sヒット・ソングのマスターピース「グッド・タイム・チャーリー・ゴット・ザ・ブルース」を含むダニー・オキーフが紡ぎだすいぶし銀の12編。(1972年作品)

70年代フォーク/ロックの個性派、デヴィッド・ブルーがライ・クーダー、ラス・カンケル、リタ・クーリッジらの協力得てリリースしたアサイラム移籍第一弾。(1971年作品)
Producer - Bob Rafkin, David Blue, Henry Lewy
Arranged By [Strings] - Jack Nitzsche
Engineer - Henry Lewy
※一般市販商品としては日本初CD化となります

移籍第一作『ブルー』の高評価を受けリリースされたアサイラムでの2作目。グラハム・ナッシュをプロデューサーに置き、デイヴ・メイソン、デヴィッド・リンドレー、グレン・フライら当時のＬＡ音楽シーンの一大勢力“ローレル・キャニオン”人脈を総動員して制作された。本アルバムに収録されたデヴィッド・ブルーそのものともいえる自伝的トラック「アウトロー・マン」はイーグルスにカヴァーされアルバム『ならずもの（デスペラード）』に収録された。(1973年作品)
Producer - Graham Nash
Arranged By [Strings] - David Blue, Graham Nash
Engineer - Don Gooch
※一般市販商品としては日本初CD化となります

フレンチ・カナディアンのシンガー・ソングライターとして75年のデビューから30年近く第一線で活躍を続けたマッガリグル姉妹。英米フォーク・ロック・シーンの“ソングブック”として高い評価を得た、記念すべきファースト・アルバム。(1975年作品)

カナダ、モントリオール出身のケイトとアンナのマッガリグル姉妹がワーナー・ブラザーズからリリースしたデビュー・アルバム。姉妹が作った曲がマリア・マルダーやリンダ・ロンシュタットに取り上げられてワーナー・ブラザーズへの道が開けた。マリア・マルダー、ジェフ・マルダーやフェアポート・コンヴェンションの制作で知られるジョー・ボイドがプロデュース。参加ミュージシャンもローウェル・ジョージ、ラス・カンケル、スティーヴ・ガッド、エイモス・ギャレットからジョン・ケイルまで、東西両岸の名手・個性派が顔をそろえてサポートした傑作が誕生する。しかし決して華美にならず、姉妹の時流を超えた味わい深い歌は今も色あせていない。リンダ・ロンシュタットがとりあげ、このデビュー作の契機となった「ハー ト・ライク・ア・ホイール」は姉妹の永遠なる名作。

1977年発表のセカンド・アルバム。デビュー作とは異なりほとんどをカナダのスタジオで地元のミュージシャンを中心に制作されたおかげで統一感は出た。ジョン・ケイルといった異色のミュージシャンも参加している。シンプルな演奏にケイトとアナの素朴だが力のあるヴォーカルがブレンドされ二人の自然体な魅力が伝わる。フランス語詞による作品が3曲収録されている。(1977年作品)