ヴォーカルのマリアを中心とした5人編成、アコースティックかつ端正な演奏に、ドラマティックなヴォーカルでフォルクローレやタンゴの情感を表現する気鋭のグループ“マリア・イ・コセーチャ”。パンパのような広大さ、タンゴのダイナミックな熱情、ボレロやソンにも似たこっくりとした成熟・・・カルロス・アギーレやレオン・ヒエコ、フアン・ファルーら御大の曲も縦横無尽、表情豊かに表現。
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フォーク・マナーを体現しつつ、アルゼンチン特有の芳醇なメロディ&サウンド・メイクを施すSSWとして注目を集めるセバスチャン・ション。ペドロ・アスナールやブラジルのロー・ボルジェスなどを想起させる清々しさ。
純然たるフォーキーなテイストの中にも時折宅録っぽい打ち込みやエレクトロな処理部分もあります。声の質感やポップセンスから、他のSSWよりもややスコンと抜けた開放感が印象的。
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銘品中の銘品がリイシューで少しお求め安くなりました。この機会にぜひお求めを！
アカ・セカ・トリオのキーボード/ヴォーカリスト、アンドレス・ベエウサエルトの絶品ソロワーク。担当もこればっかりは入荷日に即買いです。パット・メセニーやミナスの音楽を思わせる黄昏愁思と浮遊感。ピアノと弦と溶けるコーラス、音のまるさ。何もかも涙腺にキます。推奨。
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カルロス･アギーレ参加で話題のコンテンポラリー・フォルクローレ・シーン注目の女流SSW、ラウラ・スアレスの極上ソロ・アルバム。ギター、コントラバスを中心にサンプラーによるオーケストレーションなどを巧みに融合させた楽曲、そして何よりラウラのフォルクローレ・マナーな歌声に惹きこまれる。アギーレ(M-1)、フェルナンド・シルヴァ(M-1)などゲストも豪華。

ECM風のアートワークがその世界観を静かに物語る。室内楽的な美の洗練とアルゼンチン･フォルクローレの生命力が溶け合う弦楽デュオ､アスカイーノ/メンタ｡カルロス･アギーレ､ホルヘ･ファンデルモーレら現在のアルゼンチン･モダン･フォルクローレ・シーンの最重要人物達がこぞって参加した渾身の名作が新装版で登場｡ギターの生温かさ、ゆったりとたゆたうようなチェロの音色が美しいメロディと交わった瞬間はちょっと泣きそうになります。繰り返し聴きたくなります。
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フォルクローレやタンゴをベースに現代音楽からインプロ・ジャズまで含有するコンテンポラリー・アートなインスト音楽。カルロス・アギーレとの共演やジャズ方面の仕事で知られるギタリスト＝キケ・シネシの新作はフォルクローレ界の偉大な作詞家・コンポーザー＝レギサモンの作品の哲学的感性と、水彩画のようなタッチで描かれる21世紀のフォルクローレ流儀が出会うという注目の作品。ノラ・サルモリア、フアン・ファルー、サンチアゴ・バスケス、M.モギレフスキー、オラシオ・ロペスなどゲストのラインナップだけでも期待が高まります。

近作でアギーレを知った方に。彼の仕事を遡っていくとこんなのもあります、アルゼンチン･フォルクローレの御大チャチョ・ムリェール。こちらはジャケが微妙ですが、1998年、かのカルロス・アギーレがプロデュース＆全面参加した、知る人ぞ知るフォルクローレの名作｡朴訥としてぬくもりのあるチャチョの歌声、そして伝統の持つ厳かさを損なわずも、モダンな響きを重視したアギーレのアレンジとピアノの音色。さらにゲスト参加のメルセデス・ソーサの存在感もまた神々しく、魂をそっくり持っていかれそうになります。

アルゼンチン･フォルクロリック･モダニズムの名グループPUENTE CELESTEのピアニストLUCAS NIKOTIAN率いるニューレベル・ジャズ・トリオ、カマロテスの1st。ECM作品を想起させる室内楽的な美学の中にも南米特有の愁思が漂う。独特のコード感。
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叙情ピアノとポエティックな女性ヴォーカル。SSWマイア・イジャの1st。サティのようなけだるさのピアノにぴったり寄り添う、これまた儚い感じの歌声。インディペンデント・ポップのようなイマドキ感もあれば、根っこのフォルクローレを感じることの出来るトラックもあり。いずれも歌の存在感はハンパないです。タイトルの「俳句」さながら、そして単館映画の一場面のような瞬間の美しさをも含んだ1枚。
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日本盤も出ました。ヘオルヒナ・アッサンの歌声は春〜初夏に似合うナチュラルなすがすがしさ。愛と無関心、幼い頃の記憶、小さな出来事の積み重ね、身の回りの履歴を呼び起こすようなテーマを歌詞に載せた、タイトル通りまるで“呼吸するかのような”小曲集。苗字からしてルーツがあるのか、どこか中近東っぽいメロディの曲もあります。
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アルゼンチン出身・NYで活躍する先鋭タンゴ・ピアニスト、フェルナンド・オテロの新作。見ているだけで腱鞘炎になってしまいそうな神の指さばき・・・危険なくらい鋭利で激しく感情的、なおかつ耽美。編成は曲によりヴァイオリンとのデュオからセステート、そしてオクテートまで。現代音楽などがお好きな方にも。
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パット・メセニー・グループの元ベーシストとしてフュージョン〜AORファンからの信頼も厚いアスナール。大好評を博した名盤『Quebrado』、こちらはそのライヴDVD。憂いをまとったまろやかな歌唱、スタジオ録音さながらの空間美。じわじわクる涙を再び。
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これは待っていた方も多いのでは？松田美緒の最新作でもモノ凄いピアノを聴かせてくれていた、ウルグアイが世界に誇る至宝ウーゴのカンドンベ・ジャズ・プロジェクト待望の新作。呪術的でプリミティヴなカンドンベのリズム、その迫力。ウーゴのピアノは変態的でありながらもとてもメロディアスで美しい。異なるものが融け合っているというより、絡み合っているような趣。
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ロックやジャズ、ファンクと自身のルーツであるカンドンベの融合。こちらはウルグアイ・ポップの御大ルベーン・ラダの新作。トーテム、オパ、ロス・シャイカーズ、スピネッタ、チャーリー・ガルシア、レオン・ヒエコ、エドゥアルド･マテオなどなど、ウルグアイ〜アルゼンチンの名曲集となっており、こんな素晴らしい曲をずっと知らなかったなんて・・・と驚かされ、悔やむことしきり。
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ウルグアイを代表するレーベルSONDORからの60年代〜70年代の音源をまとめたヴィンテージ・サイケポップのコンピ。エル・キント、マテオ&デノイールの名盤『イネディタス』からの楽曲、マテオのレアな楽曲も収録。語り入りで物語風な編集。未聴ながらまたいい音源に出会えそうなので期待も込めて。

2005年作品『Signo De Ar』の素晴らしさに当時ド肝を抜かれた記憶がありますが新作も素晴らしい！資料によれば「今、MPBシーンでリリース・ヒットが最も見込めるとされ、不動の名声を打ち立てつつあるシンガー」ジョルジ・ヴェルシーロ。泣きの美メロとまろやかなソウル。出自はリオとのことですが、フラヴィオ・ヴェントゥリーニなどのミナス系シンガー、またジャヴァンやペドロ・アスナールがお好きなら絶対イケます。ミルトン・ナシメント、フィロー・マシャードが参加していることもあり、なおさらAOR好きに推奨。
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ブラジル･コーナーでもゴリ押しさせていただいたのですが、これ凄いです。どの曲も素晴らしい。ロー・ボルジェスの妹との情報（真偽調査中）、ギターを弾きながら歌う姿は10〜20代くらいの女の子にも見えますが（詳細不明）。そのローの曲やナンド・ヘイスを迎えての北東部テイストもあり。ボブ・ディランのようでいてミルトン・ナシメントのような佇まい、ミナス・フォーク然とした琴線に触れるメロディにサンパウロの今っぽさを足したこの感じ、飾らなく無愛想ながらこのじんわりとした温かみ。何もかもが担当の好みで只今興奮中。入荷に時間がかかりそうにも関わらずオススメです。
不通だったマイスペが繋がるようになっていましたので是非聴いてみてください。
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ジスモンチ、レニーニ、スザーノから、ペドロ・アスナール、サンチアゴ・ヴァスケスらとも交流があり、ブラジル・アルゼンチン双方で活躍するSSWヴィトール・ハミル。新作は偉大なる詩人ボルヘスとジョアン・ダ・クーニャ・ヴェルガスの詩に曲をつけたオマージュ作。都会的な艶と色香、カエターノにも似た内省的な音像。しかもそのカエターノがゲストで参加。
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サンパウロの栄誉あるヴィザ賞でファイナリストにもなったことのある女流ピアニストのソロ2作目。バイーアやミナス、そしてレシーフェと1930年代中盤に書き記されたブラジル内陸部のリズムとメロディの数々を再演。民間伝承の複雑怪奇な旋律を採り入れたピアノタッチには時折神が降り、それでいて室内楽的なエレガンスやゆたかさも。ノラ・サルモリア好きならなんとなく気になるフォルクロリックな感触も存分にあります。
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全てのミナス好きが待っていた！ミルトン･ナシメントと並ぶ街角クラブの中枢人物ロー･ボルジェス、ごく一部でのみ流通されていた最新録音が遂に流通の運びとなりました。クルビ･ダ･エスキーナの精神をしなやかで強靭なサウンドでアップデートした、美しく突き刺さるロック･ミネイロ｡タイトル“HARMONIA”＝ハーモニーさながらの浮遊感を際立たせるヴォイス･ワークの重なり、そしてなぜか心地よく体内へと入り込んでくる独特の不協和音。まさにミナス・ロックの真髄。
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ミナス・ジェライス永遠の青年群像ロー・ボルジェス、72年の誉れ高き“スニーカー・ジャケ”＝記念すべきデビュー・アルバムがまた再発へ。淡き青春の日々が詰まったミナス・ポップ〜ロックの金字塔。この機会にお求めを！