ゲルギエフ&ミュンヘン・フィル/ブルックナー:交響曲第4番、第5番、第6番、第7番


ゲルギエフ&ミュンヘン・フィルの、リンツ、聖フローリアン修道院でのブルックナー・ライヴ

ミュンヘン・フィル自主制作録音盤。2015年9月より首席指揮者に就任したワレリー・ゲルギエフとミュンヘン・フィルならではの重厚なパワーときらめくような優雅さ、美感をも引き出す練達のゲルギエフの熱血指揮に応えるべく、弦も管も打楽器ももてる最高のものを出し尽くした集中力と緊迫感によって、深く熱く濃密となったこの新コンビの音楽は非常に高い評価を得ています。既に発売済みの他の交響曲では「伝統的なブルックナー特有の神秘性や宗教性を抜けだし、素朴な美しさと推進力が融合された画期的な解釈」、また「教会の残響と各楽器が絶妙なバランスで、まったく混濁することのない録音」と演奏・録音の面でも高い評価を得ています。
 この録音では、CPOやBISなどのレーベルで高い評価を受けるエンジニア、Stephan Reh氏が担当。マスタリングは、ECMの監修の下で新マスタリングを担当し、キース・ジャレットの諸作にかかわってきたエンジニア、クリストフ・スティッケル氏が担当しています。(輸入元情報)
10件中 1-10件を表示
50件 100件 200件
※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

チェックした商品をまとめて

  •  この第4番は自然描写を含むなど、ブルックナーの交響曲としては標題音楽的な傾向が強く、最も親しまれている作品。すでに2015年9月のミュンヘン、ガスタイクでのライヴ録音も発売されていますが、それから2年してからの演奏はさらに技術的な能力と経験を結びつけることに成功おり、聖フローリアン修道院の残響と共に、第1楽章冒頭のホルンの濃厚な音色、木管楽器群との美しい対話、それに続くに弦の壮麗なトゥッティへと、ミュンヘン・フィルならではの重厚なパワーときらめくような優雅さ、美感をも引き出す練達のゲルギエフの熱血指揮に応えるべく、弦も管も打楽器ももてる最高のものを出し尽くした集中力と緊迫感によって、深く熱く濃密な演奏です。拍手はカットしております。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』


     ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
     ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

     録音時期:2017年9月26日
     録音場所:リンツ、聖フローリアン修道院
     録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

  • ブルックナー (1824-1896)

    価格 (税込)
    ¥2,860
    会員価格 (税込)
    ¥1,859
    発売日
    2020年09月04日

     この第5番は、フィナーレに壮大なフーガを含むモニュメンタルな作品。チェリビダッケ時代のミュンヘン・フィルの究極のブルックナー演奏、その後、ヴァント、ティーレマン指揮の名演奏などがありましたが、このゲルギエフの演奏においてもその懐深く、悠然たる風格に満ちた、極上のブルックナーが演奏されています。低弦のピッツィカートの厳かな足音、完璧に奏する金管の柔らかな音の魅力、ごく静かな弦のトレモロの響きなど、ここではオーケストラのパワーではなく、誇張のない荘厳で宗教的な感興による誠実な音楽が奏でられています。拍手はカットしております。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB105


     ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
     ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

     録音時期:2019年9月23,24日
     録音場所:リンツ、聖フローリアン修道院
     録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

  • 評価:5点
    ★
    ★
    ★
    ★
    ★
    (1)

    ブルックナー (1824-1896)

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥2,860
    会員価格 (税込)
    ¥2,090
    発売日
    2020年09月04日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥2,090

     この第6番は、中規模で,ブルックナー後期の創作活動への道を探る過渡的な作品と位置づけられており、ブルックナー自ら「対位法の傑作」とみなした交響曲第5番とは対照的に簡明で判り易く、特に目立った楽想はないのですが,自然な美しさと情感を持っており、ブルックナーには珍しく、一度も改訂が行われなかった作品でした。ゲルギエフは、ロマン的な瞑想性の上にあるのびやかな抒情性と明快さを際立たせています。そのため格調高く音に暖かさが感じられ、誇張のない誠実な演奏解釈、ミュンヘン・フィルの独特のリズムと躍動感が、この曲の自然の空気感を引き立たせています。拍手はカットしております。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ブルックナー:交響曲第6番イ長調 WAB106


     ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
     ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

     録音時期:2019年9月24,25日
     録音場所:リンツ、聖フローリアン修道院
     録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

  •  この第7番は、1884年12月30日、ライプツィヒでニキシュの指揮によって初演され,ブルックナーの名声を一挙に高めることになった作品。第2楽章には「敬愛する巨匠」ワーグナーへの追悼の気持ちが深い金管の響きによって表現されています。ゲルギエフは、ミュンヘン・フィルの持つ独特の響きと技量を発揮させているだけでなく、聖フローリアン修道院の残響を利用し、教会と追悼という音楽にふさわしい透徹した知力を発揮し、けっしてオーケストラのパワーに頼ることなく、名作へ真摯にアプローチしています。その明晰性、見事なテンポ感覚の新ブルックナー像は、これまで行ってきたブルックナー全曲演奏の最後の曲目として周到な準備が行われ、緻密さと雄大さを見事に融合させています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB107


     ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
     ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

     録音時期:2019年9月25,26日
     録音場所:リンツ、聖フローリアン修道院
     録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

  • 旧譜 第1、2、3、8、9番
    評価:5点
    ★
    ★
    ★
    ★
    ★
    (1)

    ブルックナー (1824-1896)

    価格 (税込)
    ¥2,860
    会員価格 (税込)
    ¥858
    発売日
    2018年05月18日

    販売終了

     交響曲第1番は、シューベルト、シュポア、ウェーバーの音楽に影響されていますが、依然として独立した創造物とみなすことができます。典型的なブルックナー交響曲の特徴的な特徴のいくつかは、すでにこの交響曲で完全に形成されているといえましょう。波のような一連のエピソードをクライマックスで造り上げ、その結果として爆発的な描写されているように聞こえますが、オーケストラのゆっくりとした動きでメロディーラインには叙情的なものが多く取り入れています。
     この公演は、2017年9月25日に「交響曲第3番」と一緒に演奏されたもので、ゲルギエフが要求する大柄な表現を、スケール感たっぷりに実現しつつ、要所では弦の響きに美しさを感じさせてくれます。会場の残響時間の長さ、スケールの大きさに寄与していて、オルガニストだったブルックナーの交響曲にふさわしい充実した演奏となっています。
     ワレリー・ゲルギエフは以下のように語っています。「ミュンヘン・フィルは信じられないほど才能に溢れた演奏家達がいます。彼らは、マーラーやブルックナーの作品において、その技術的な能力と経験を結びつけることに成功しました。私はこれらの音楽家たちと一緒に仕事をできる機会に恵まれたことを非常に幸運に感じています。世界中の方々に、この素晴らしい音楽をぜひ聴いていただきたいと思っております」(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ブルックナー:交響曲第1番ハ短調 WAB101(リンツ稿)


     ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
     ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

     録音時期:2017年9月25日
     録音場所:リンツ、聖フローリアン修道院
     録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

  •  第1番の作曲から3年後の1869年に、ブルックナーは本来第2番とするつもりだったニ短調の交響曲を完成させています。しかし完成度に満足できなかったのかはわかりませんが、番号を付けずに封印してしまいます。これが現在『第0番』と呼ばれている作品です。しかし、1872年にあらためて『交響曲第2番ハ短調』を作曲。ブルックナーの交響曲中では残念ながらあまり人気が高いとは言えない作品ですが、美しいメロディが次々に登場する魅力的な交響曲です。要所要所をしっかりと固め、メロディの引き継ぎを弦と管の意味深い組み立てによって一元化された演奏です。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ブルックナー:交響曲第2番ハ短調 WAB102
    (I. 17:50/ II. 14:04/ III. 06:56/ IV. 16:38)

     ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
     ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

     録音時期:2018年9月24,25日
     録音場所:リンツ、聖フローリアン修道院
     録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

  • 評価:5点
    ★
    ★
    ★
    ★
    ★
    (1)

    ブルックナー (1824-1896)

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥2,860
    会員価格 (税込)
    ¥2,488
    発売日
    2018年05月18日

    販売終了

     この「交響曲第3番ニ短調」は1873年に初稿が完成。その際、敬愛するリヒャルト・ワーグナーをバイロイトに訪ねて前作第2番とともに第3番の総譜を見せ、どちらか1曲を献呈したいと申し出たところ、ワーグナーが第3番を選んだと伝えられています。またワーグナー作品からの明確な引用が含まれているので、そのゆえ『ワーグナー』という副題がつけられています。しかしこの初稿版は「演奏不能」という理由でウィーン・フィルから初演を拒否されてしまったため、ブルックナーは大幅な改訂を余儀なくされ、1877年に完成した第2稿を自らウィーン・フィルを指揮して初演されました。滑らかに処理された美旋律が壮麗で、各楽器が立体的に組み合わされたスケールある荘厳な音楽です。
     この公演は、2017年9月25日に「交響曲第1番」と一緒に演奏されたもので、ゲルギエフが要求する大柄な表現を、スケール感たっぷりに実現しつつ、要所では弦の響きに美しさを感じさせてくれます。会場の残響時間の長さ、スケールの大きさに寄与していて、オルガニストだったブルックナーの交響曲にふさわしい充実した演奏となっています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB103『ワーグナー』(ノヴァーク版、1889年)


     ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
     ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

     録音時期:2017年9月25日
     録音場所:リンツ、聖フローリアン修道院
     録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

  •  交響曲第8番は、1892年ハンス・リヒター指揮によってウィーン・フィルが初演し、そのスケールの大きさと均整のとれた構成力によって、ブルックナーの最高傑作としてのみならず、ロマン派の交響曲を代表する名曲との評価も得ており、これまでも数多くの名指揮者が演奏し、数多くの名演が生み出されています。大きな編成による雄大な作品を、聖フローリアン修道院の多い残響の中で演奏をコントロールするのは至難の技ですが、全ての楽器の深く多彩な響きを余すことなくはっきりと映し出されており、豊麗極まりない響きの美しさと多様な表現が見事な演奏です。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB108
    (I. 15:53/ II. 15:56/ III. 27:37/ IV. 21:15)

     ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
     ワレリー・ゲルギエフ(指揮

     録音時期:2018年9月26日
     録音場所:リンツ、聖フローリアン修道院
     録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

  • 評価:5点
    ★
    ★
    ★
    ★
    ★
    (1)

    ブルックナー (1824-1896)

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥2,860
    会員価格 (税込)
    ¥2,042
    発売日
    2019年04月19日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥2,042

     交響曲第9番は、第3楽章までの未完に終わっており、ブルックナーは献辞として楽譜に「愛する神に捧ぐ(Dem lieben Gott)」と記載しました。未完成ながら、この曲はまるで宇宙の音楽のような圧倒的世界が展開されています。ゲルギエフは、ブルックナー自身がオルガニストを務めた聖フローリアン教会のオルガンと合唱の響きとオーストリアの豊かな自然が反映された敬虔としていることを映し出しています。この壮大なサウンドによる音楽絵巻を、緊張感を保ちながらスケール豊かに演奏されています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB109
    (I. 25:39/ II. 11:34/ III. 25:29)

     ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
     ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

     録音時期:2018年9月26日
     録音場所:リンツ、聖フローリアン修道院
     録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

  • 関連商品 2015年9月ガスタイク・ライヴの第4番
    評価:3.5点
    ★
    ★
    ★
    ★
    ☆
    (4)

    【収録情報】
    ● ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB.104『ロマンティック』

     I. 18:33/ II. 16:16/ III. 11:16/ IV. 22:14

     ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
     ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

     録音時期:2015年9月22,23日
     録音場所:ミュンヘン、ガスタイク
     録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
     プロデューサー:Johannes Muller
     録音エンジニア:Gerald Junge

チェックした商品をまとめて