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0 people agree with this review 2025/12/02
ヴェーグやマリナーの軽やかで明るいのも良いが、ハーガーのはしっとり系で落ち着いた響きである。まず、導入部の入り方のニュアンスがセンス満点で大人のセレナードといった雰囲気である。ソロのカントロフのヴァイオリンもしっとりとした歌いまわしで魅力的である。カントロフでモーツアルトヴァイオリンソナタを聴きたいのだが、中期の2枚しか持っていないので再発を願いたい。本CDはPCM録音だが、音に硬さがありPCMの欠点が少し演奏に影響しているようだ。もう少しアナログ的な音のほうが演奏がもっと生きたのではと思う。指揮のハーガーには交34番の透明で清澄な名演の録音があったと思う。
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0 people agree with this review 2025/11/30
豊かな経験と落ち着いた音と響きの技術、それが音楽に表れとても感動的な演奏になっている。リストの2番など心に染み入るようで全く垢に染まっていない新鮮な趣がある。年輪のなせる技でもあり女史の人間的な魅力が出ている演奏だと思う。音の広がり、音質、音色も申し分なく良いのは、わが再生装置がよいからではなく演奏が良いからである。
本CDは1984年5月録音のオワゾ・リル発売CD(ポリドールF65−50045,独4141187-2)とは別の録音だと思う。下記レヴューはオワゾ・リル録音でのレヴューであるので本CDのレヴューではないと思う。演奏のタイミングが違っている。演奏は基本は変わりないが、オワゾ・リルのほうがやや明るめで華やかさもあるが、本CDはより古楽器の響きがし落ちつきがあるがやや沈んだ雰囲気である。わたしは、オワゾリルのほうを好んで聴いている。
オケはウィーンフィルだが、メータとウィーンは関りは古いが録音には案外良いものが少ないというよりほとんど無い。このシューマンでも響きの美しさはあるが彫りの深さや燃え立つロマンに欠けた演奏のように思う。20種近く聴いてきたが、私にはカラヤンのシューマンと同様に良くないものの一つで、表面的な演奏と思っている。20種の中で感心したのは3、4種位である。(G.セルは正規よりライヴがよい)
モーツアルトはワルター、ベームに限るといった古来?からの評論家諸氏の評価のためか、クレンペラーのモーツァルトは重ったるいだけだというプラシーボが強く聴かずに避けてきた。一聴は百文に如かず。ワルターはともかく、ベームBPO,VPOのモーツアルトより今の私にはクレンペラーのほうがずっとインパクトの強い演奏である。ベーム・BPOはそれなりの良さがあるだろうが、35,36,38番やこのCDの3曲に限ってはクレンペラーのほうが聴きごたえある演奏である。やはり、クレンペラーはモーツアルトでも巨匠の風格がある。34番第2楽章の優しくたおやかな美しさは何度きいても飽きない。(ムティー・VPOは美しいが遅すぎて間延びしている、余談)
0 people agree with this review 2025/11/28
下記レヴューの方とほぼ同意見。スポーツ的な快感はあるが掘り下げた深いひびきに欠けるため、心底からの感動には遠いという感じ。表面的な躍動感が前面に出過ぎな印象。4番もほとんど同様で人には勧めないし、田園も良くなかった、という感想は私と同じ。奇数番号が良くないと言われる(定説のようになっているが偶数番号が余りにも素晴らしいからだと思う)ワルターのほうが音楽的でずっと良い。僭越ながら、名前による評価や一般の評価の多くはプラシーボだと私は思っている。的を得た個性的な評価は稀に見ることがあるが。
0 people agree with this review 2025/11/26
中期五曲セットで聴いている。この間までグァルネリSQのモノかステレオか分からないような古いステレオ録音に比べると<そのため演奏は昔風に聴こえるが実に味のある我が輩好みの演奏>、メロスのは目の覚めるような音である。現代的な切れがあるが無機的、機械的ではなく、マンネリ的でもないのが良い。ただ、響き自体に深く突っ込んだものが欠けるように思う。それゆえ<ハープ>はバリリSQの美しさには及ばないし<セリオーソ>はスメタナの求心性に一歩譲るのでは。とは言っても、はじめて聴く方には録音も含めアルバンベルクと共にお勧めである。余談だが、もう廃盤かも知れないが、久保陽子さんの<ジャパン・ストリング・クァルテット>はこのメロスを超えた響きの深さが聴けるのは確かである。
0 people agree with this review 2025/11/19
ジャケットの絵柄が気に入ったので購入予定の1枚に入れます。イタリア合奏団はやや常識的な演奏が多いのでそれほど気に入ってませんが、あくまでも絵柄で買いです。こんなセンス良い絵柄のCDであれば棚から取り出して聴こうという気になりますよ。私には絵柄も重要な購入の要素です。<煙が目がしみるーパガニーニアンサンブル、DENON 33c37ー7402>
最近一向に新録音が聴かれないカムだがどうしているのだろう。DGと契約が切れたのか。このDGの後、シベリウスのライヴ録音があったように思うが、、、。カム若年期のシベリウスだが、同じヘルシンキフィルとのサラステやベルぐルントと比べると、やはり浅いという感じがするし、時にはカラヤン流のレガートも聴かれる。カムファンには聞き逃せないCDと思うが、私はちょっと躊躇する。
はっきり言ってポリーニのピアノの音はショパンに向いていない。秀才の冷めた音ではショパンは表わせない。マルクジンスキーの心ある(ポロネーズ)とは大違いで、聴けば納得するだろう。納得しない方は、漱石の(門)の最後を読めばいい。ポリーニのショパンは頭と技術だけのショパンという気がする(モーツアルトもベートーヴェンも同様)。
録音は1954年、グリュミオー33才の時の当然モノラル。ジャケットの岡俊夫氏の説明によると、52年に初のアメリカへ演奏旅行を行い、ボストン響と多分モーツァルトの3番の協奏曲を演奏し、それを聴いた米批評家は<純度の高い美しさ、音色の甘さと豊かさ、そしてスタイルの完璧さ、、、>と絶賛した、とのことである。ご承知のように、後にステレオでの艶のある再録もあるが、このモノ録音のみずみずしい音の感触は聴き手に捨てがたい印象を残す、と思う。高度の再生装置で聴けば(聴いたことはないが)抜群の演奏が聴けるのではと想像するので、ご自慢の装置をお持ちの方はでぜひご鑑賞願いたい。ジャケットの絵柄がLP並みのセンス良さなのも私の大きな購入理由。
0 people agree with this review 2025/11/18
初期トリオも持っているが邦人の各人の技量は今や欧米有名演奏家と全く遜色ないかそれ以上と思える人もいる。弦楽四重奏団やピアノを含む室内楽奏者も決してひけをとっていない水準にある、と素人の私などは思うのだが。日本の昔の評論家なら今一歩とかいって雑誌に載せている(今でもそんな当たり障りのないコメントを雑誌やCDジャケットに載せている)のを見ることが多いが、僭越ながら、本当に分かってるのかと思うことも多い。このCDの曲も良いが日本を代表する3人の音楽家の演奏も良い!
味わいのある響きで、テンポも妥当、すぐれた演奏だと思う。しかし、私はケルテスも好きでニュアンスはベルティー二以上のように思う。T.トーマスも明るい響きにニュアンスもありよく聴いている。(クナの録音があればかなり違った演奏になったのでは、と思うことがある。)昔、1番はエテルナのLPでボンガルツの深々とした響きと味わいに惚れたが、CDになって薄れてしまった。ベルティー二のこのCDはお勧めです。
自戒を込めて言いますが、一本のSP、一台のアンプ、一台のCDPで聴くと評価が誤ることが多いです。決して自慢ではないですが私は、SPとアンプは格3台、CDPは1台をかわるがわるにして聴いています。装置や配置によって、かって低い評価を付けた演奏がよみがえったような優れた演奏になったりします。だからオーディオ装置は魔物だと思っています。我が低級な装置でも本CDの録音は何の問題もなかったです。半年たってやっとカントロフの良さ(特にベートーヴェンとモーツァルトのVnソナタ)が分かりました。
0 people agree with this review 2025/11/17
たおやかで艶があり何の注文もないほどすぐれた演奏だと思います。Vnソナタで最後に聴きたくなるのは、グリュミオーでもシェリングでもシュナイダーハン、ボべスコでもなく、このバリリの演奏です。ただ、私としてはほとんど聴かれることのないK302,303のアンダンテをバリリで聴きたかったのですが、未録音のようで残念です。(とは言ってもグリュミオ、カントロフ、ツィンマーマンで聴けますが)。チョンキョンファがモーツァルトを録音してくれないかな。
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