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TOP > My page > Review List of レインボー
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0 people agree with this review 2021/07/06
アルトゥール・ロジンスキー指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団がウェストミンスターの録音の一つ。 ビゼーの組曲『カルメン』組曲『アルルの女』を収録。 ビゼーのこれらの曲はフランス音楽らしい、色彩的なオーケストレーションがされているが、ロジンスキーの演奏は質実剛健な演奏で、縦のラインがビシッとそろったような独特の演奏。 ただ、時に金管が荒々しく吠える時があり、それなりに楽しく聴ける。 ある程度この曲を聴いてきた人には良いかもしれない。 録音年代を考えれば、音はまずまず。
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アルトゥール・ロジンスキーが、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を振ったチャイコフスキーの後期3大交響曲を集めたCDです。 ロジンスキーのチャイコフスキーは他にくるみ割り人形の全曲と、交響曲第4番の別録音がウェストミンスターに録音されています。 ロジンスキーの演奏は一聴するとスタンダードな、ストレートなものですが、時に細かいところまで手が入っていたり、急に爆発したりするので、なかなか侮れません。 録音は時期相応と言ったところでしょうか。 後期3大交響曲のCDは色んな演奏家によるものがありますが、これも悪くはありません。
ヴィレム・オッテルロー指揮、ハーグ・レジデンティ管弦楽団(ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団)がフィリップスに録音した音源の一つ。 グリーグのペールギュントとハイドンの交響曲第92番というなかなか変わった組み合わせで収録している。 オッテルローはこんにちではやや地味な印象の指揮者であるが、生前はフィリップスの初期の看板指揮者の1人として多数の録音を残している。 ペールギュントなどがわかりやすいが、意外と荒く勢いのある演奏であり、改めて聴いてみると決して地味な演奏ではないのが分かる一枚。 これはハイドンでも同じ。 ソルヴェイクの歌では珍しくソプラノ入りである。 録音は古いのでまぁまぁ。
1 people agree with this review 2021/07/06
ヨーゼフ・カイルベルトがバンベルク交響楽団を振って録音したドヴォルザークとスメタナです。 カイルベルトは1968年に若くに亡くなった事もあり、残された音源の復刻も遅れた上、全盛期が1950年代と言う事もあり録音面でも難がある音源もありますが、このCDはまだ比較的音質は良くバンベルク響の程よいドイツ・ローカルな音色に正攻法のスタンダードな演奏で悪くないです。 新世界がメインではありますが、個人的には小品の方が良い出来かなと思います。 価格も高くないので、試聴で気に入れば購入してみても良いのではないでしょうか。
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このCDは2008年、ドイツの指揮者、ヨーゼフ・カイルベルト生誕100年を記念して制作された巨匠カイルベルトの芸術シリーズの一枚である。 この盤はドイツの作曲家の小品を集めたもので、小品といってもワーグナーにブラームス、最後はシューベルトの交響曲第8番と中々重い、ヘビーな選曲だ。 カイルベルトは1908年生まれでカラヤンらと同い年だが、戦後はここで演奏しているバンベルク交響楽団とハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団とややマイナーなオケで活躍したこと、若くして亡くなった事から、あまり話題にならないが、そのドイツ的な渋い演奏が、最近の演奏では全く聴けない個性的な演奏で良い。 録音は年代相応。
このCDはポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団の演奏で収録されたCDで、シベリウスの交響曲第2番とドヴォルザークの交響曲第9番を収録したアルバムである。 カップリングがドヴォルザークとシベリウスというのは珍しいと思うが、演奏はパレーらしい、速めのテンポ設定とストレートな構成、しっかりとしたリズムといったもので、民族色の強い演奏が好きな方にはおすすめしませんが、なかなか面白い演奏であります。 デトロイト響も良く鳴っていてこの辺りはさすがアメリカのオケ。 年代を考えれば音質は良好。
ポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団の演奏によるCDで、ドビュッシーとラヴェルの作品集です。 パレーとデトロイト響のコンビはさまざまな音源を残しましたが、その中でも特に評判の高かったのは、フランス物。 このCDでもアメリカのオケであるデトロイト交響楽団から、ラテン的な明るい響きを引き出して、パレーの引き締まった速めのテンポ設定の演奏を繰り広げており、ボレロ等はなかなかのもの。 録音は古さはありますが、優秀な録音で知られたマーキュリーだけあって、迫力はあります。
チェコの指揮者、ヴァーツラフ・ターリヒが、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団を振って録音したスメタナのわが祖国。 ターリヒには3つのスタジオ録音と39年のライブの4つのわが祖国が残っていてこの盤のその中でも最後の録音になるもの。 チェコ・フィルにとってこの曲は最重要レパートリーで、ノイマン、アンチェル、クーベリック等々、様々な演奏家が残しているがこのターリヒの演奏は端正な演奏ながらも深い共感を感じさせるもの。 こう書くと熱演みたいに思われるが、どこまでも控えめな表現が新鮮である。 モノラル録音だが、当時としては優秀だったらしく、それなりに音質は良好。
エーリッヒ・クライバーが、ケルン放送交響楽団を振ったライヴ音源を集めたもの。 最初のウェーバーのオイリアンテは亡くなるその年の録音、機能性の良いオケを駆使して、バランスの良いオペラの序曲らしい生き生きとした演奏である。 チャイコフスキーの悲愴は1年前の録音で、こちらも見事なバランス感覚と、よくメロディを歌わせた、チャイコフスキーらしい演奏だ。 モーツァルトの交響曲第33番は1953年録音なので、CD中最も古い演奏、ここでも折り目の正しいバランスの良い演奏を繰り広げている。 すでに半世紀以上も前の演奏であるが、録音年代を考えれば悪くない音質である。
エーリヒ・クライバーが、ベルリン国立歌劇場管弦楽団を振って1954年11月と1955年に開催したコンサートからのライヴ録音。 晩年のE.クライバーのライヴ録音の一つで、ファンには嬉しい復刻。 初めのモーツァルトの交響曲第36番はあっさりとした印象の演奏。 次は運命の愛称で有名なベートーヴェンの交響第5番。 ライヴも含めれば幾つかあるクライバーの第5、ミスもあるが、速めのテンポで引っ張っていく。 ドヴォルザークの交響曲第9番はSP時代の名盤もあるが、この盤は少々平凡。 スメタナのわが祖国からは高い城の一曲のみの登場であるが、テンポの揺れ幅が大きく、ドラマティックな演奏であり、CD中最も良い演奏だ。 ちなみにモーツァルトとスメタナは初出とのこと。 音質は良く言って時期相応、ヒストリカル録音に耐性がないとしんどいかもしれない。
このCDは仏ターラから発売されたアルバムを復刻した物で、クレメンス・クラウスが、ブレーメン国立フィルハーモニー管弦楽団に客演した際に録音された物である。 モーツァルトとブラームスを収録。 クラウスは意外とモーツァルトの録音は少ないが、ここに収録された交響曲第41番はこの盤を含め3つ程録音がある。 解釈はどれも似ており、テンポが目まぐるしく変わりながら推進力のある演奏というのはどれも同じ。 但し他の2種が手兵のウィーン・フィルなのに対し、こっちは客演という事もありあちこちでミスが目立つ。 クラウスの41番は個人的に最も古い1940年代のウィーン・フィルとの演奏が良い。 ブラームスの交響曲第1番は、自由に演奏した感じ。 これがクラウス?と言いたくなるような熱量を帯びており、第四楽章などはまさにそうだが、ここでもオケの非力さが目立つ。 録音は年代の割には聴きやすい感じ。
マーラーの交響曲第6番を、ディミトリ・ミトロプーロス指揮、ケルン放送交響楽団の演奏で収録した物。 1959年8月31日にライヴ録音されたもので、晩年の録音。 ミトロプーロスは晩年にケルン放送交響楽団に客演を繰り返していて、その演奏がCDになっていますが、これもその一つ。 古い録音なので、音質がイマイチなのが大変残念ですが、演奏は燃焼度の高いライヴ録音らしいもの。 特に終楽章のテンションの高い演奏は聴きどころの一つです。 誰もにおすすめとはいきませんが、熱いマーラーを聴きたいという人や、指揮者のファンの人は聴いて見ても良いかもしれません。
このCDはアンドレ・クリュイタンスがベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を振って録音した、ベートーヴェン交響曲全集より、交響曲第3番とフィデリオ序曲、アテネの廃墟序曲を収録したもの。 このクリュイタンスのベートーヴェン交響曲全集は、ベルリン・フィルが最初に完成させたベートーヴェンの交響曲全集として知られる。 時代はカラヤンが指揮者をしていた時代なのだが、明るくラテン的な響きとまだローカルさが残っていたベルリン・フィルのサウンドは相性が良く、良い意味で爽快な演奏です。 おまけの序曲もなかなか。 録音は年代を考えれば良い方でしょうか。
アンドレ・クリュイタンス指揮、パリ音楽院管弦楽団の演奏によって録音された、ルーセルの交響曲第3番、第4番である。 ラヴェルと同世代のルーセル、名前は聞いた事があっても作品を聴いた事はなかなか無いのでは無いだろうか。 特徴的なリズムや、古典的な形式と印象の強いメロディでどちらも面白い作品である。 このクリュイタンスの演奏は、クリュイタンスとパリ音楽院管弦楽団は、このコンビらしく、柔らかなサウンド、明快な演奏であり、この収録曲の名盤と言えるだろう。 録音は普通。
アンドレ・クリュイタンスがベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を振って録音したベートーヴェン交響曲全集より分売されたもの。 初期の第1番、第2番にエグモント序曲を収録したもの。 クリュイタンスのこの全集はベルリン・フィル最初のベートーヴェンの交響曲全集であり、カラヤン一色に染まる前、まだローカルな音色が残っていた頃の録音。 1番は推進力に溢れて、2番はラテン的明るさとキレの良い演奏、一方でエグモントは後半、ベルリン・フィルの金管の吹きっぷりが見事な演奏。 クリュイタンスはフランス音楽のイメージしかない人、カラヤンの全集が苦手な人は、聴いてみるといいのではないでしょうか。
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