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TOP > My page > Review List of DJもちお
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Showing 61 - 68 of 68 items
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0 people agree with this review 2021/02/27
会社が倒産に至るのはそれぞれの会社特有の原因があり、それを抽象化すると原因は理解しやすくなるものの、なぜ倒産してしまったか、倒産は回避できなかったかという面での実務性が低くなる。本書は倒産に至るまでの事実が羅列されている形で当事者へのインタビューが大半のケースで拒否または連絡先不明で実際に倒産に至る過程でどうすれば倒産を回避できたかの対応が抽象的になってしまっているのが惜しい。23社の事例をつらつら眺めるのにはいいけどね。
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facebookが提唱した新たな通貨リブラに関する解説本。リブラの目指す方向、リブラが使われることによるfacebookのメリット、既存金融機関との違いや監督当局による規制、さらに米国政府とgafaとの微妙な関係性まで議論を広げているが、どれも分かりやすい。最終章でスティグリッツや松本大、岩井克人等のリブラに対するインタビューも収録されており、お得感もある1冊。
0 people agree with this review 2021/02/26
Brexit後の海岸の町ブライトンを舞台に現地で生活をしている著者が労働者階級の人たちを描くエッセイ集。とにかく個別のエピソードが面白く、さらさらと読める。労働者階級の再生産を克明に描いたハマータウンの野郎どもの続編ともいうべき、白人男性労働者階級の人たちが60代になった現在がどれほど大変かということもしっかりと伝わる奇跡のような一冊。
まず本書は読む前に2つ注意が必要である。1つ目は本書の刊行は2012年である点。すなわち、とあるベンチャー企業がレンタルビデオ店の大手、ブロックバスターやハリウッドビデオを放逐し、オンデマンドサービスに着手するまでが本書の範囲であって、その後のオリジナルコンテンツを作り始め、ハウスオブカードでありとあらゆる賞を総なめにして以降のコンテンツ制作会社としてのnetfilxの強みは直接書かれていない。2つ目はにもかかわらず、ユーザー指向サイト作り、アルゴリズムを活用した推薦機能、翌日配達を可能とした物流構築能力と現在のnetflixの強さがよく分かる一冊になっている点。ビデオからDVDへ移行されつつあり、ITバブルの恩恵でインターネットが家庭にいきわたりつつある時代を背景に、いかに一介のベンチャー企業が巨大企業に戦ったかの記録として興奮に満ち溢れた一冊となっている。邦題はイマイチ、訳者解説はさらにイマイチなのが、唯一の難点。
0 people agree with this review 2021/02/25
映画のデジタル化で製作のコストが減少、町おこしとしての予算が付きやすい手段の1つ、本業がじり貧のテレビや出版業界、逆に本業が好調で新規事業として大量の製作委員会が作成する映画、これらの活動の結果、大量生産されることとなった日本映画。大半が観るまでもなくひどいものだが、著者は丁寧にそれらの映画を観てメルマガで内容を報告し、一年に一度本にまとめるというある種の映画保護活動をやっている。2018年に公開された数々の日本映画がこの本には記録され、大半の映画は観るまでもないということが良く分かる。
0 people agree with this review 2021/02/23
米国メガテック企業がどのような事業の成果を生み出しているかを財務諸表でみるというのが意外にも少ない上、比較対象として日本の代表的な会社も並べている点が便利。表やグラフが多くて読みやすい点も良し。
北海道から沖縄までの路線を一冊にまとめるという途方もない力作。2020年の刊行時点だと実際に路線に乗って楽しむことも簡単ではないけど、グーグルマップで駅をみたり、youtubeで動画みたりで補うこともできる。一部の路線の掲載がないが、それは巻末の一覧で確認できる点も親切。
日本のIT第一世代の熱い物語、90年代の中盤からIT革命の影響を受けた若者たちが競い合うようにそれぞれの事業を起こした時代がこの一冊に書かれている。同時に、この時代に日本の技術が世界でのイニシアチブを取り得たこと、この世代がまだ一線で現役なことも勇気づけられる。昭和の起業家も偉大だが、平成の起業家も偉大であることが分かる。是非、一読を。
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