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皆殺し映画通信 Vol.6

柳下毅一郎

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862555014
ISBN 10 : 4862555012
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2019
Japan

Customer Reviews

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映画のデジタル化で製作のコストが減少、町...

投稿日:2021/02/25 (木)

映画のデジタル化で製作のコストが減少、町おこしとしての予算が付きやすい手段の1つ、本業がじり貧のテレビや出版業界、逆に本業が好調で新規事業として大量の製作委員会が作成する映画、これらの活動の結果、大量生産されることとなった日本映画。大半が観るまでもなくひどいものだが、著者は丁寧にそれらの映画を観てメルマガで内容を報告し、一年に一度本にまとめるというある種の映画保護活動をやっている。2018年に公開された数々の日本映画がこの本には記録され、大半の映画は観るまでもないということが良く分かる。

DJもちお さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おかむら

    2018年のダメ日本映画ぶった斬り。有川浩原作映画の本音レビューが読めるのはこの本だけ! 今回は「旅猫リポート」。他にも「億男」「コーヒーが冷めないうちに」「ビブリア古書堂の事件手帖」など原作は売れたけど映画は果たして?な作品が続々と。そして…やっぱりなー。そしてやはりこの皆殺しシリーズの醍醐味は、関係者以外では柳下さんしか映画館で観てないのでは?と思われる得体の知れない映画の数々ですねー。今回も幸福の科学映画や地方活性映画やスピリチュアル系映画の奇作怪作ぞろい。モナコ国際映画祭は是非行って調べて欲しい!

  • 北白川にゃんこ

    2018!爆死まみれの時代!どうにか映画で儲けようとしてみた時代だったのだなあ。とは言え見通しは立てよう!な!

  • kthk arm

    2022年60冊目。2018年公開の日本映画(しょうもない系)案内。 紹介のされ方が面白すぎて、逆に興味がわいてしまうw。でも実際観たら、ただ時間を無駄にするだけの作品が多いだろうから、柳下さんの紹介だけで十分楽しめる。付録で翌年公開の「翔んで埼玉」を爆死予想してたのが興味深い。

  • nobuem

    最近は映画のレビューなんてネットでいくらでも見れるので、必然的にハズレな映画を観てしまう確率が下がってきたが、これ読むとあえてそういう映画を観たくなってくるな。ダメな映画のダメな部分に対するツッコミがただのこき下ろしにしか見えず、笑いに昇華できてないところが多々あるのは残念。元々笑いにするという意図すらないのかもしれんけど。そういう意味ではオーケンの「変な映画を観た」の方が好みだ。

  • Gen Kato

    2018年の日本映画たち。いい俳優さんも使っているのにぜったい観たくない作品のオンパレード(ストーリー紹介でピックアップされる台詞を読むだけでうんざりする)。作りてはドラマにリアリティを持たせる気なんてないんだろうなあ(「それらしく」でいいと思っている)。『ノーマーク爆牌党』での原作愛には深く共感。『ビブリオ〜』のヒロインへのツッコミも「そういうとこだよなあ」と納得。にしても柳下さん、本当に大変なお仕事をされていると毎回思う…

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