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Review List of レインボー 

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     2011/02/10

    ドヴォルザークのチェコ組曲は美しいメロディを持った隠れた名曲と言って良い。
    ヤナーチェクの曲は、このCDで初めて聴いたのだが、オーケストラのためのアダージョが、大変美しい曲で良かった。
    演奏団体も初めて聴いたのだが、好感の持てる演奏だった。
    録音も綺麗だし、価格も安く曲を知るには良い一枚だと思います。

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     2011/02/09

    カラヤンは、シュトラウス・ファミリーの曲を何度も録音しており、これは1980年12月に録音されたものから、有名な曲を集めたCD。
    演奏はまさにシンフォニックで美しさを追求したゴージャスな演奏ではあるが、覇気はあまりないだろうか。
    先にも述べたが、カラヤンは何度もシュトラウス親子を録音しており、ベルリン・フィルとも1975年にこのCDと良く似た選曲でEMIに録音しており、どうしてもベルリン・フィルで聴きたいと言うなら演奏の充実したEMI盤の方がおすすめ。
    デジタル録音なので、30年たっても音質は悪くはないが、どこか人工的な感じがするのは残念。

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     2011/02/09

    収録された曲中、グレインジャーやパーシケッティの曲はまだ録音はあるが、それ以外は珍しい楽曲ばかり。
    ハチャトゥリアンの2つのアルメニアン・ダンスは、この作曲家らしく、民族色濃厚な仕上がりで、親しみやすく、隠れた名曲である。
    朝のダンスでは独唱も入るバーナード・ロジャースの3つの日本舞曲は外国から見た日本と言った感じだが、エキゾチックで親しみやすいだろう。
    演奏についてはさすがというべきだろうか。
    音質も年代を考えれば良いほう。

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     2011/02/08

    スッペの『美しいガラテア』全曲を収録したCD。
    1865年オリジナル・バージョンとの事だが、そもそも聴き比べ出来る程この曲の音源が出回っていないので、違いについてはよくわからない。
    とはいえ、資料的価値はあるだろう。
    指揮者も歌手も、ライン・フィルハーモニー管弦楽団もあまり知られてないが、演奏はなかなか好感の持てる演奏だ。
    録音も音質も良好であり、このオペレッタを初めて聴く人にも安心して聴けると思う。

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     2011/02/07

    ハチャトゥリアンの管弦楽曲で人気の、ガヤネー、仮面舞踏会、スパルタクスを集めたCDです。
    演奏はラザレフ指揮の、ボリショイ交響楽団、アダージョでしっかりと歌ったかと思えば、レズギンカや剣の舞のようなうるさい系の楽曲では、ロシアのオケらしく、金管が暴れまくる爆演を聴かせてくれる。
    しかも、下品になる事なく、どこか品格を保っている。
    録音も良好であり、ライナーもハチャトゥリアンに師事した寺原伸夫氏が執筆されていて、面白い。

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     2011/02/07

    高速テンポのローエングリンがCD中最も楽しく聴けて、ロシアオケにしては珍しいレパートリーのフランス物もとても繊細、芥川也寸志の作品も楽しく聴けた。
    初めは来日時のアンコール曲を集めただけのCDかと思っていたが、コンドラシンという指揮者の色々な面が見えて面白い一枚だった。
    そして、1967年録音というわりには、音質が非常に良い事も嬉しい。

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     2011/02/07

    序曲からして、自在にオーケストラを操って、上手く聴かせる、フランツ・アラーズのタクトにまず驚く。
    歌手達も、本当に粒揃いで、文句なしに楽しめる。
    古めの録音ながら、音質もそう悪くない事も嬉しい。
    このヴェネチアの一夜というオペレッタ、シュトラウスのオペレッタの中では、名前は知られているわりには、全曲の音源が少なく、このアラーズ盤は、アッカーマン盤と共にこのオペレッタの最上の演奏の一つと言えるだろう。

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     2011/02/07

    マルコ・ポーロのツィーラー作品集、現在では5巻まで発売されております。
    これはその第4弾で、ラズモフスキー・シンフォニアの演奏は今のところこのCDが最後です。
    さて、肝心の演奏ですが、ラズモフスキー・シンフォニアというのは、スロヴァキアの演奏家による録音用オケのようで、演奏自体はまずまずと言った所です。
    一昔前はツィーラーの作品をまとまって聴ける貴重なCDでしたが、最近はツィーラー財団からもツィーラー・エディションなるCDが出ており、このCDの一部の曲はエディションにも収録されており、演奏もそちらのほうが良く、二軍落ちしてしまったCDと言った所でしょうか。
    とはいえ、作品を知るには十分な内容。
    2001年の録音で、音質は良好です。

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     2011/02/07

    シンフォニック・スペクタキュラーと言うタイトル通り、収録されているのは、ショスタコーヴィチの祝典序曲、ハチャトゥリアンの剣の舞、シャブリエのスペインや、チャイコフスキーのスラブ行進曲等々、オーケストラ効果満点の楽曲が収録されていますが、肝心のカンゼル&シンシナティ・ポップスの演奏は、ごくごく普通の演奏。
    音質自体は綺麗なのだが…

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     2011/02/06

    ムナチャカノフ指揮、ベラルーシ放送交響楽団によるショスタコーヴィチ映画音楽集。
    このCDの目当ては『ソフィア・ペローフスカヤ』の音楽が聴けるという事だろう。
    曲全体は、あまり優れた作品ではないが、シャイーも録音していたワルツは、典型的なロシアン・ワルツでとても親しみやすい。
    ベラルーシ放送交響楽団の演奏はやはり、ロシア圏のオケだなぁと感じさせる、熱い演奏で、あまり録音のないこれらの曲を聴く上で十分すぎるレベルにあると思います。
    音質が良いのも、嬉しい所。

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     2011/02/05

    ラドガーズ・ウィンド・アンサンブルという団体が演奏していて、演奏はなかなか良い。
    曲目がマニアックというか、珍しい曲がけっこう収録されていて、特にハチャトゥリアンの行進曲『大祖国戦争の英雄達に』が聴ける数少ないCDです。
    この曲、私の持っている他の音源は、スウェーデンの軍楽隊の演奏か、メロディアから出てる本場ロシアの軍楽隊(ニコライ・セルゲーエフ指揮、ソヴィエト国防省模範軍楽隊)の音源しかなく、その中ではこのCDが演奏、音質共に今の所、一番良いと思います。
    マーク・カスタムのCDですが、音質は良いでしょう。

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     2011/02/05

    CDは、ボスコフスキーの後をついでニューイヤー・コンサートに登場したマゼールが1980〜3年にライヴ録音した音源から取られている。
    2006年にニューイヤー・コンサート(UCCG-5012)というタイトルのCDが発売されたが、中身はそれとほぼ一緒。(ただし、曲順は異なる)
    違いは原盤(?)であるニューイヤー・コンサートに収録されていた、ウィーンの森の物語が削除されたかわりに、このCD(本)には朝の新聞が収録されたという位。
    音質はそう大差ないと思う。
    いくらCDメインだといえ、本の事も書かないとどうかと思うので、少しだけ。
    ニューイヤー・コンサートの歴史や収録曲の解説等が書かれているが、これらは調べれば直ぐ出てくるような事ばかりで、クラシックを聴き初めた初心者向きの内容だと思います。
    文自体は読みやすいと思いますが…

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     2011/02/05

    S.アルバートと言う作曲家の作品を集めたCDで、こういう珍しい作品を廉価で聴ける事がナクソスのすばらしい所だ。
    初めて聴いた作曲家だが、交響曲第2番の方が面白いと思う。(1番もなかなかの物なのだが)
    ロシア・フィルハーモニー管弦楽団とポリヴニックと言う指揮者の演奏だが、全体の出来は悪くないと思いますし、ほとんど競合盤もなくこの水準なら十分だと思います。
    音質は良好です。

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     2011/02/05

    コーカサス出身の作曲家の作品を集めたCD。
    どの曲も民族色の強い作品で、分かりやすく聴いていて楽しい作品ばかりだ。
    世界初録音とは書かれていないので、他に録音があるのかも知れないが、何れにしろ貴重な録音だ。
    演奏団体は初めて聴いたのだが、共感溢れる演奏でなかなか良かった。
    最新録音なので、音質も良いし、何より廉価で珍しい作品を聴けるというのは嬉しい。

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     2011/02/04

    スロヴァークのショスタコーヴィチ交響曲全集の一枚。
    第6番と第12番を収録。
    スロヴァークの解釈はなかなかの物で良い。
    オーケストラはまぁまぁと言った所だろうか。
    1980年代後半の録音で、音質は良い。
    価格は安いので曲を知るには十分だと思います。

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