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Review List of robin 

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     2024/02/19

    このRCA盤を永く待っていてようやく購入出来た。デノンでも発売されているがこちらが初期盤ということになる。デノンも良く不満はないがやや音が漂白されていて、RCAのほうが音に若干輝かしさがあるようだ。現代楽器でのブランデンブルクの基本となる水準の高い演奏で、1番のみヴァイオリンはシュナイダーハンが受け持ち、2番以降はスークが弾いている。リヒターほど厳しくなく角が立つこともなくまろやかな響きでテンポも適正だと思う。管も上手くニュアンスの豊かさを味わえる。1番第4楽章のトリオの美しいメロディーが好きなのだが、ここが上手いのがクルト・レーデルだ。SP復刻のブッシュはじめ15種ほど聴いてきたブランデンブルク協奏曲、私には大切で大好きな音楽の一つである。管弦楽組曲では他に、モノラルのベイヌムとクレンペラー、リヒターが気に入っている。特にベイヌム盤の1番序奏の古風なロマンチックな詠わせ方は忘れがたい。USAプレスのRCA3枚組CDである。安価なことにびっくり。

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     2024/02/18

    これは英国プレスCDである。大変音が優れていてとても60年以上前の録音だとは信じられないほどである。音の伸びも素晴らしくそれに音に艶があって演奏を際だたせている。多分、オランダや日本プレスCDより音は勝っていると思う。昔、英ASDのゴールドラベルのLPでも持っていて聴いたが同等の音の良さである。(手放してしまったが、因みに当時ASDは軽く10万を超える価格であった)言うまでもなくシューリヒトの名を愛好家に知らしめた代表的名演奏の一つで、それは今も変わりなく、シューリヒトとウィーンフィルの両者の真価を発揮した9番の最右翼の演奏と評しても良いだろう。

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     2024/02/18

    アンネローゼ・シュミット、東独に残っていたため西側の商業ベースに乗れなかった演奏家の一人である。西で活躍していれば、少なくともピリッシュぐらいにはなったであろうと思う。小生、シュミットとは初顔合わせである。ここに聴くは、中庸の美、中庸って果たして良いのか良くないのかあいまいな表現だが、ここの場合は良いのである。心に染み入るモーツアルトの演奏である。録音のせいか、もう少し輝いた音が欲しい気もするが、しっとり落ちつた響きに物足りなさはない。東独の地味なCDでそれほど売れなかったであろうと要らぬ想像をするが、私がシュミットを聴く気になったのは(今夜はシュミット女子のモーツァルトのコンチェルトでも聴いてみよう)という記事読んだからで、それならば小生も彼女のCDを買い求め聴いてみようと思ったからである。ショパン、ブラームスの録音もあり、モーツァルトの協奏曲はほとんど録音しているようだ。マズアの指揮もピッタリ付けている。

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     2024/02/18

    音は美しく演奏の流れも良い。しかし、どこか表面的に聴こえイマイチ心を打たない。このような演奏の(英雄)を好む人もいるだろうと思う。なにも、フルトヴェングラーのような重厚な演奏ばかりが(英雄)ではないだろうが、いかに演奏しようと、心に響き、いい演奏だなぁと感激することが第一だと思う。その点で物足りなさを感じるので、星3ぐらい。

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     2024/02/17

    ベイヌムにうってつけのような曲だと思うのだが、結果はそこそこといった感じである。彼のデッカ録音のブラ1や幻想、マーラー4番の名演奏に比べると味が薄く物足りなさがある。ベイヌムのハイドンの録音が少ないのが残念である。この頃はまだモノラル録音で、確かに有名指揮者でもハイドンの交響曲の録音の数が少ないのも事実だ。

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     2024/02/17

    音は美しいが肝心の演奏がよろしくない。テンポが遅めなのは良いとして、リズムや節回しにパリッとした切れがなく、全体になんとなくのっぺりと重ったるい感じがする。ケルテスのリズムの切れと節回しの良さ、クーベリック・BPOの野性的で生き生きとした響き(フルトヴェングラー的な音の響きである)に比べると、言葉は悪いが、鈍重という感じで、どう考えてもこの演奏は凡演の部である。

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     2024/02/16

    この1982年10月の演奏もすごいの一言。指揮者の曲への共感、想いがひびきの奥底から吹きあげてくるようなすごみがある。DGの同曲演奏は、DGの艶やかな録音が演奏の良さに輪をかけているためか、一般受けし聞きやすいのは確かである。しかし、純粋に演奏だけとれば甲乙つけがたいと思う。こういう彫りの深い演奏に接すると他の演奏が浅っぽく感じてしまう、たとえ評判の良いフリッチャイの演奏でも。(英DGのLPで30年前にすでに聴いていたが響きに深さが欠け良いと思ったことはないが、某評論家の言に左右され過ぎではないか。)

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     2024/02/15

    デノンの再録CDも持っている。名演、凡演、いろいろあるだろうが難しいことはよそう。私の心なごむ曲として、パッヘルベルのカノン、ヘンデルの作品6の合奏協奏曲、それにモーツアルトのピアノソナタの後半の曲を挙げる。いわば、ながら的に聴ける曲であるが、中身もそれなりに伴っていること。ウィーンナーワルツ、モーツアルトのセレナードは除外する。偽作と言われるハイドンのセレナードも心なごむ曲だ。そういうことで、演奏の良し悪しは今は抜きにして、ながら的でもよいからこの素敵な音楽を楽しもうではありませんか。

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     2024/02/15

    もっと良い演奏があるかも、多分評論家諸氏は、あるというだろう。K296が好きで色々(バリリ,シュナイダーハン、ミルシテイン、ボべスコ、パールマン等)聴いたが、このシェリングが一等好きだ。テンポが遅めでゆったり落ち着いて音は美しい。バリリも素敵だ。他の人はテンポが早くあまり楽しめない。K296の第二楽章は、春の夢だ。白日夢的な夢の世界。ある邦人作曲家の記事で教えてもらった、40年前の事である。デュメイの録音にこの曲が含まれていないのが残念である。

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     2024/02/15

    これといった特徴の少ない演奏である。細かいリズムがメロディーをポツポツ切っているようで興をそがれる場面が多々ある。一例を挙げれば、第一番に多く聴かれる。その他、アバドの女性的な穏やかな音の響きがかえって特徴のない演奏にしているように思う。クレンペラーやカザルス、リヒターなどの演奏と反対の当たり障りのない心に響かない演奏である。アバドという名を横に置いといて白紙で聴いてみた結果の感想である。アバドさん、もうちょっと、何とかならないの、と言いたい。おまけで星3。この演奏から、イタリア的な響きが聴こえるなんて、本当?

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     2024/02/14

    それなりに聴かせるが、二人の体臭というか温度差にかなり違いがあるように思う。水と油のような演奏のように感じる。音は美しいが、そもそもポリーニとウィーンフィルの音も水と油だろう。

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     2024/02/14

    好き嫌いで言えば、モント―、フルト、クナの2番のほうが好きである。演奏の高まりがかえってこの曲の田園的雰囲気を若干損なっているように思う。それほど情熱的な曲でもないので、もう少しゆったりとのびのびしたところが欲しいと思う。終楽章など熱っぽすぎるほどの追い込みを聴かせている。これがステレオなら違った印象を持ったかも、と思う。

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     2024/02/14

    洋盤2枚組で所持。8番と言えば、従来クナやシューリヒトの名演があるが、インバルは早めのテンポでだれることなく進めていて、薄くはないがややあっさりした感じもなくはない。雰囲気的には、クナやシューリヒトの往年の演奏のほうがブルックナーの広大な響き深遠さなどで勝っているのは確かである、その点でインバルは若干物足りなさを感じる。透明感で存在感のある音は今なお優秀で聴きやすい。ぎりぎり星4というところ。

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     2024/02/14

    この演奏をLPで聴いた時、ごつごつした骨ばった演奏だと思った。当時の大御所評論家など、これぞベートーヴェン神髄の演奏だと褒めちぎっていた。その後、いろいろな四重奏団を聴くに及んで、今ではほとんど聴かれなくなった団体である。抒情的美しさや、微妙なニュアンス、香りなどを排したレントゲン写真を見るかのような演奏で、音自体もお世辞にも美しいと言えないような演奏であると思っている。今は全く聴くことはない。50年ほど前、評論家の意見を素直に受け入れ、純粋で無知な頃に聴いた演奏である。彼らのモノラル録音のシューマンの四重奏曲だけはしっかり聴いた。

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     2024/02/12

    好きということを抜きにして、ピアノ三重奏曲でトップクラスの名曲と私が独断で挙げるのは、ベートーヴェンの(大公)とシューベルトの2番目のトリオである。そこへいくと、シューマンやブラームスやこのチャイコは名曲だがちょっと落ちると思っている。それは良いとして、このアシュケナージのトリオは前から好ましいと思っている。演奏が気に入っているからで、演奏家を気に入っているから演奏も良いとは(中には、好きな演奏家のものは何でもすべて良し、としている御仁もいる)思っていない。ベートーヴェン、ブラームス等期待外れの演奏がなかったから好きになったのである。このチャイコもチョントリオと肩を並べる出来だ。わたしの聴いた限りでは、このアシュケナージのトリオやチョントリオの更に上をいく演奏がある。何事にも上には上があるものだ、と思う。

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