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1 people agree with this review 2019/06/01
グランドスラム盤はワーナーから出たハイブリッドSACDのCD層よりも鮮烈な生々しい音が聞こえる。ワーナー盤は音の輪郭にベールをかぶせたようなエッジの甘さがある。鈍いといってもよいので、CD同士の対決ではグランドスラムの圧勝である。一方、ワーナーのSACD層と聞き比べるとグランドスラムは普通のCDだから、さすがに情報量で差が付けられてくる。SACDはとろみのある残響が加わり、艶っぽい濃厚な表情が魅力的であるが、グランドスラム盤はもっと淡泊で端麗辛口といった趣になる。平林さんが手掛けた通常CDはSACDといい勝負が出来る点はさすがといえる。
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3 people agree with this review 2019/05/04
同じレーベルから出た4トラ19pからの復刻盤と聞き比べてみたら月とスッポン。こんなにも違うかと驚くばかり。19p盤の方は、全般に細部の解像度が劣ってもっさり、ヒスノイズも目立つのだが、2トラ38盤はSONYから発売されたシングルレイヤーSACDとそん色ないほどの高音質なのだ。こうなると高価なSACDを買う必要はなくなってくる。マックルーアによる初期リマスターCDも持っているが、SACD並みの高音質を誇るグランドスラム盤には驚く他はない。デジタル化を手掛けるエンジニアのセンスが良ければ普通のCDでも十分なのだと思い知らされた。
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0 people agree with this review 2019/05/04
2トラック、19センチ、オープンリール・テープからの復刻だが、ヒスノイズは目立たない。ライブ録音なので客席からの咳などは多少聞こえるが気になるほどではない。ナチュラルさを優先した音質はいつものグランドスラム盤と同じで、EMIから出ている正規盤よりも聞きやすいと思う。
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DGから出ているシングルレイヤーSACDと比べると、DG盤はシャープで硬い音、グランドスラム盤は柔らかいアナログ的な音といえる。DG盤はデジタル的な鮮明さを強調するあまり音の質感を損なったようだ。グランドスラム盤のナチュラルな音質を聞くとそれがよくわかる。このCDがあれば高価なSACDを買う必要はない。リマスターを手掛けたエンジニアのセンスが悪ければ、SACDという優秀なメディアを使ってもよい結果が出ないということがわかる例である。
1 people agree with this review 2019/05/04
「何も足さない、何も引かない」というグランドスラムのコンセプトを反映した素直な音で聞くことが出来る。残響を付加したり、音質を加工しているメロディア盤などと比べると、こちらの方が音が柔らかくて聞きやすい。とはいえ戦前の録音であるから、1942年の録音にしては上出来とはいえ、元のテープにある強奏部分での歪っぽさや混濁はそのまま残っている。あえて化粧せずにそのままにしたのは見識だろう。オリジナル録音の限界を承知の上で評価すれば、大変よくできたリマスターだと思う。この演奏を聞くならグランドスラム盤はファーストチョイスになるだろう。
DGから出ているシングルレイヤーSACD盤と比べると、グランドスラム盤はすっぴん、DG盤は厚化粧に思えてくる。残響成分が多めで艶っぽいのがDG盤、グランドスラム盤は直接音主体で素直に生々しく聞かせる。通常のCDだが音質に大差はなく、コスパはこちらの方が圧倒的にいいと思う。
3 people agree with this review 2019/05/03
憶測がどうのこうのと言ってる人がいるけれども、このCDの解説には録音会場で演奏していたのはロスアンゼルス・フィルだと明記してあります。最初に推察された方のご指摘の通り、ロスフィルとの演奏会のついでに録音されたようです。そう思って聞くと、いつものコロンビア響よりは音に厚みがあり、練り上げられているようにも思えます。第1ヴァイオリン12名、第2ヴァイオリン10名、ヴィオラ8名、チェロ6名、コントラバス5名が参加しているので、CBSによるワルターのステレオ録音としてはオケが最大規模という点も影響しているかもしれません。SONYから出ている正規盤はあれこれ加工し過ぎているので、素直な音質で聞けるグランドスラム盤は価値があると思います。
0 people agree with this review 2019/05/03
グランドスラムから出ているワルターの2トラ38シリーズの他の盤と比べると、このハイドンの音質は元が19センチテープなのではと思えるほどヒスノイズが多いし、オケの音自体も解像度が鈍いというか角が丸いというか、シャープさが弱い印象を受ける。とはいっても、正規の19センチテープから復刻されたブラームスや「大地の歌」などのグランドスラム盤と聞き比べると、この盤の方が音の伸びがいいので、38センチテープの優位性はあるのだろう。一連の2トラ38復刻シリーズの優秀な音質は期待出来ないが、SONY盤よりは素直な音なので持っていて損は無いと思う。
1 people agree with this review 2019/04/30
EMIによる録音であるから、年代から察するとSP録音かもしれないが耳障りな針音などのノイズは目立たず(というかディスクから起こした場合にありがちな雑音が聞こえないのでテープ録音なのだろうか?)、すっきりした見通しのいい音質で不世出のヴァイオリニストの演奏を聞くことが出来る。歪っぽさが感じられないので聞きやすく、なかなか良い復刻だと思う。オーケストラの音も柔らかいし、ソロの音は十分に鮮明で鑑賞するうえで何の不足もない。有名な録音であり演奏内容や曲に関して素人がだらだらと長い駄文を書いても目障りであろうから、音質のみコメントしておく。
2 people agree with this review 2019/04/24
バルビローリの英雄はワーナーから出た24BIT/96KHZ リマスター盤と、DUTTONが手掛けたリマスター盤があります。ワーナー盤はEMIらしい(?)そっけない音質で、砂を噛むような味気ない演奏に聞こえてきます。一方、DUTTON盤の音質の瑞々しさは格別で、バルビローリの演奏が生気を取り戻したように麗しく聞こえます。特に木管楽器の美しさは別次元かと。この盤を聞いてしまうと、本家ワーナーのリマスター盤は後から出たのに音が悪くて感心しません。24BIT/96KHZの技術を宣伝してもエンジニアのセンスが悪ければ、猫に小判となるのでしょうか。
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0 people agree with this review 2019/03/29
元が優秀録音なので通常CDでもかなり満足度が高い音で聞くことが出来るが、シングルレイヤー盤ではピアノの音の透明度が凄いことになっている。クリスタルがキラキラと冷たく輝くような趣。CDにあった若干の濁りというか夾雑物が取れてすっきりした分、切れ味の鋭さが増している。こんなピアノの音はグルダしか出せなかった。
4 people agree with this review 2019/03/27
バルビローリを未熟にしたような軟派なブラームスといえようか。コンサート会場で聞いたらさわやかな淡い抒情をたたえた演奏として、それなりに満足したかもしれないが、後々まで残ってしまう録音は過去の名演奏と比べられてしまうから、繊細なアプローチが青臭さとして感じられてしまう。この録音は時期尚早だったのではないだろうか。現在のネルソンスはレコード会社の思惑で過剰に持ち上げられているように思う。
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1 people agree with this review 2019/03/17
ノリのいい快活な演奏を繰り広げている点は、かつてのグルダを思い出させる。切れ味鋭い打鍵の強さと、揺れ動くテンポの組み合わせは、どちらかといえば異端に近いが、教科書的なまじめさだけが取り柄の演奏より100倍面白い。この程度の弾き崩しではベートーヴェンの音楽はびくともしないけれど、ファーストチョイスとしてはお勧めいたしかねる。グルダやグールドが好きな人には大推薦。
2 people agree with this review 2019/03/03
カペラ・イスポリターナの実体はスロヴァキアフィルだから、中欧の地方都市で日常的に行われている演奏会の雰囲気がする。よそ行きの気取ったスタイルじゃない、着流しというか日常的なモーツアルト演奏も悪くない。キリっと締まった端麗辛口的な音色は土地柄だろう。ノーザン室内オケが担当した初期の交響曲も過不足なく曲の魅力を伝えてくれる。ファーストチョイスとしてもお勧めできるが、いろんな演奏を体験した後でこれに出会うと、一服の清涼剤のようなすがしさを感じるかもしれない。
3 people agree with this review 2019/03/02
ヒスノイズは目立つが、かつての東芝EMI製疑似ステレオ盤と比べると、こちらの方が音の鮮度が高く、細部のきめが細かいため、より上質な雰囲気がある。ブライトクランクCDは初期盤、HS-2088盤、オタケン盤(LPからの板起こし)・・と買い足してきたが、これが一番好印象。
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