please enable JavaScript on this site.
Guest
Platinum Stage
Gold Stage
Bronze Stage
Regular Stage
Buy Books, CDs, DVDs, Blu-ray and Goods at HMV&BOOKS online
Advanced Search
TOP > My page > Review List of レインボー
Previous Page
Next Page
Showing 1861 - 1875 of 4929 items
%%header%%
%%message%%
0 people agree with this review 2017/10/21
クラシック・フィルム・スコアシリーズの一枚でベティ・デイヴィスが出演した映画音楽を集めたCDである。 チャールズ・ゲルハルト指揮、ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団というお馴染みの演奏家による。 集めたられた映画はあまり有名ではない作品もあり、作曲家別だとスタイナーが最も多く更に、ニューマン、コルンゴルトと当時ハリウッドで活躍した作曲家の名前がズラリと並ぶ。 収録時間のわりに多く曲が収録されているが大半はメインテーマのみだった2分前後で終わる曲ばかりで物足りない所はある。 1973年録音で、シリーズの特徴であったキラキラした細部までくっきりと捉えた優秀な録音は今聴いても色あせない。
0 people agree with this review
Agree with this review
交響詩とついているが、いわゆるクラシックでの交響詩ではなく、実質サントラともいうべき内容。 熊谷弘指揮する、コロムビア・シンフォニック・オーケストラの演奏で、映画音楽らしい大編成による、演奏がたのしめる。 今回の廉価発売に当たって、解説書はオリジナルとは違う曲目リストとゴダイゴが歌う主題歌の歌詞だけが書いてある簡易な内容になっています。
クラシック・フィルム・スコアシリーズの一枚でマックス・スタイナーの作品を集めたCDです。 『風とともに去りぬ』がともかく有名なスタイナーですが、生涯に300もの映画音楽を作曲しただけあり、甘いラブロマンスから、西部劇、活劇、ホラー映画まで様々なジャンルの作品を作曲しているのが、この盤を聴けば分かります。 スタイナーは元々ウィーン生まれでマーラーに師事し、若くしてオペレッタを書くと言ったクラシックとしてのキャリアも持っている人物ではありますが、同じくオーストリアから亡命したコルンゴルトが近年再評価されてきたのに比べ、スタイナーはまだまだと言った所です。 しかしその後期ロマン派特有の豪華なオーケストレーションを使った作品はコルンゴルトとは違った味もありますし、映画『4人の妻』の中で演奏される交響的モデルは、小さなピアノ協奏曲と言っても良い出来です。 チャールズ・ゲルハルト指揮、ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団による何時もの演奏ですがさすがに演奏の上手さはこのコンビならではの物、特にこの盤は他の盤より力を入れて演奏しているように感じます。 録音は1973年で、デッカのエンジニア、ウィルキンソンの元、そのキラキラとした迫力ある優秀な最新の録音のような音質です。
2009年の映画「宇宙戦艦ヤマト復活編」の制作を記念して吹き込まれた、『交響曲宇宙戦艦ヤマト2009』。 タイトルから分かるようにヤマトの音楽のモチーフを使い羽田健太郎が作曲した物で1984年に初演されました。(当然ながら初演時には2009の文字はありません) このCDは初演以来の録音で、大友直人指揮、日本フィルハーモニー管弦楽団の演奏でセッション録音された物です。 指揮者の大友氏は初演も担当しています。 1970〜1980年代にかけてアニメや劇伴音楽を組曲化してオケに演奏させた音源が多数出ていました。 その中でもこの交響曲宇宙戦艦ヤマト自体、クラシック音楽といっても十分通ずるに値する高い完成度を持っていると思います。 スキャットやピアノとヴァイオリンの二重奏など通常の交響曲では、使う事のない楽器や組み合わせもありますが… 演奏は比較的出来るのがほぼありませんが、なかなか良いと思います。 ただ第4楽章でのピアノはちょっと弱いように思います。 録音は良好。
ハリウッドの往年の名俳優、エロール・フリンが出演した映画の音楽を集めたCDである。 チャールズ・ゲルハルト指揮、ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団によるクラシック・フィルム・スコアシリーズの一枚である。 ここに収録された映画はアクション活劇のための作品が多く、勇壮で派手なこれぞ古典的活劇映画音楽と言った曲が集められている。 演奏は派手な所はとことん派手に、甘く歌う所はとことん甘くと、やや大げさな所はあるが、映画音楽なので上手い事良い方に行っているし、何よりナショナル・フィルの卓越した技術は素晴らしい。 特に『シーホーク』組曲『ロビン・フッドの冒険』(コルンゴルト)『ドンファンの冒険』『壮烈第七騎兵隊』(スタイナー)は名演奏と言って良いだろう。 1974年録音で、その輝かしいキラキラしたサウンドは今聴いても古さは感じない優秀な録音。
イギリスの作曲家、ウォルトンの映画音楽『お気に召すまま』と『ハムレット』を収録。 ここに収録されたのはクリストファー・パーマーがコンサート用に組曲にした楽譜を使っている。 収録曲はウォルトンの映画音楽では有名な部類にあたる方で、これぞ映画の始まりというオーケストラを駆使した『お気に召すまま』の前奏曲や、ウォルトンの有名な戴冠式行進曲王冠や王室のために書いたファンファーレを思わせる、ハムレットの気品あるファンファーレとなかなか聴き所がたくさん。 また全編にわたりウォルトンの卓越した管弦楽技法が冴え渡る。 演奏アンドリュー・ペニー指揮、RTEコンサート管弦楽団。 すでにナクソス&マルコポーロでイギリス系作曲家の作品で良質な演奏を量産しているコンビだが、このCDでもウォルトンならではのノーブルさを巧みに引き出し、映画音楽らしい色彩的で豊かオーケストレーションを伝えてくれる良い演奏です。 録音も良好。 収録曲を始めて聴く人にもおすすめ出来る一枚です。
1 people agree with this review 2017/10/19
今は亡き東芝EMIは大手のレコードメーカーとしては珍しく吹奏楽のCDに力を入れていた時期があり、その中には希少な作品を集めた物やこの盤のような新譜を中心とした物があった。 この盤はその1999年盤にあたりシリーズ最後のアルバムとなりました。 堤俊作指揮、大阪市音楽団の演奏で録音されている。 基本的にプロらしい余裕のある演奏で、綺麗な弱音からフェスタ等で聴かれる金管の華やかな吹奏楽らしい響き等、いかにもこの団体らしい。 当時の新譜なので今も演奏される曲もあるものの、大半は毎年量産される作品に埋もれて今では録音も稀な曲が多いのでそういう面で案外希少かも知れない。 録音は当時東芝EMIで吹奏楽系のレコーディングを担当していた小貝俊一氏による物で、音質は良好である。
1 people agree with this review
1 people agree with this review 2017/10/14
ナクソス活動初期に録音された音源の1つでリヒャルト・シュトラウスの交響的幻想曲『イタリアより』交響的断章『ダナエの愛』ばらの騎士より第2ワルツを収録した物。 ズデニェク・コシュラー指揮、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団による演奏。 コシュラーはスロヴァキア・フィルとナクソス活動初期に幾つか録音を残しており、どれも良い演奏だがこれもそうだ。 このイタリアという曲、シュトラウスらしい後期ロマン派特有の濃厚な管弦楽、それに終曲でフニクリ・フニクラが使われている事で有名であるが、意外に簡単に聴ける音源は少なく、この演奏はその中でもオーケストラを十分に鳴らし、作品の魅力を伝えてくれる良い演奏。 しかしそれより凄いのがオマケのような2曲である。 オペラも得意としていたコシュラーだけに実に上手です。 ばらの騎士での品の良いワルツや、ダエナの愛での爆発ぶりは必見です。 1990年録音でまだナクソスの録音は最上級ではなかった頃ですが、音は綺麗で聴きやすいです。
1 people agree with this review 2017/10/08
1987年に日本クラウンから発売された吹奏楽大全集シリーズは、自衛隊音楽隊を起用した確かな演奏とワンポイント録音という高品質な音質のおかげで、大変有名だがこの第1弾の1つがこのCDである。 日本の行進曲を集めた内容で、主に戦前の作品を中心にしながら、戦後の作品を入れた物でそれぞれの時代の主要曲を1つに聴ける。 この後キングレコードが珍曲も含めた日本の行進曲CDを出したが、取りあえず最低限の有名曲をおさえたいならこのCDで十分だろう。 演奏は航空自衛隊航空中央音楽隊(指揮:印南智之、佐藤徹)海上自衛隊東京音楽隊(指揮:山田哲朗、早田透)陸上自衛隊中央音楽隊(指揮:富家秀則、野中図洋和)である。 各隊満遍なく演奏を担当しており、それぞれの楽長とバンドの持ち味を生かした 好演が続く。 航空中央音楽隊の印南隊長指揮する『ブルーインパルス』『銀翼』の明るく伸びの良いサウンドは空の音楽隊らしいし、東京音楽隊の早田隊長の『軍艦』は軽快でリズム感の良いこの曲の白眉の演奏と言えるし、陸自中音 の富家隊長指揮する4曲はどれも、しっかりとしたベースと歯切れの良い、シンフォニックな演奏で、行進曲の素晴らしさを伝えてくれる。 いずれもホールで録音されており、前述の録音の良さもあり、しっかりとした内容なので、おすすめの一枚である。
1 people agree with this review 2017/10/07
優れた吹奏楽CDを出している事で知られるSRCレーベルが活動初期に出したコンポーザーシリーズの一枚です。 ウィリアム・ウォルトンの作品を収録した物です。 と言ってもウォルトンは吹奏楽曲は残してないので同時代に活躍した作曲家の編曲譜を使用しています。 収録曲としては、記念行事に書かれたファンファーレや行進曲、映画音楽からの 編曲と言った物でかなり珍しいのも含みます。 ロバート・オーウェン少佐指揮、イギリス王立近衛兵スコッツ連隊軍楽隊の演奏で収録されています。 ほとんどの曲が軍楽隊のレパートリーに入っている事もあって演奏はどれも充実した内容ですが、2つの戴冠式行進曲『王冠』『宝玉と杖』及び『スピット・ファイアより前奏曲とフーガ』の名演奏は必聴です。 録音が良質な事でも知られるSRCだけあり音質良好です。
1 people agree with this review 2017/10/06
エドゥアルト・シュトラウスの作品を集めたアルバムである。 思えば今までエドゥアルトの作品集というのは全くなく、この盤でも13曲中、10曲が世界初録音との事。 父や兄達と同じく、ワルツを中心に作品を残したエドゥアルトであるが、ファミリーの中では最も取り上げられる機会も少なく、またヨハンやヨーゼフの作品に比べれば実用音楽的とも言えるその作品はポルカ等を除けばあまり評判は良くないが、こうして耳に聴けるだけでも貴重と言えるだろう。 演奏は「シュトラウス・ファミリーの同時代の作曲家たち」シリーズを出した、ジョン・ジョージアディス指揮、チェコパルドゥビチェ・フィルハーモニー室内管弦楽団の演奏で、前記のシリーズと同じくなかなか素晴らしい演奏を披露してくれています。 録音も良好。
0 people agree with this review 2017/10/05
ハンガリー出身でオーストリアで活躍したレハール、この盤はレハールの出身地ハンガリーの演奏家による作品集です。 喜歌劇『微笑みの国』『ジュデッタ』ワルツ『金と銀』が収録。 微笑みの国が、タマーシュ・ブローデの指揮、他の2曲がゲーザ・オベルフランクの指揮、オーケストラは全曲、ブダペスト交響楽団です。 オペレッタは共に抜粋で、ハンガリー語での歌唱です。 この中では微笑みの国が良い演奏だと思います。 主役のシマンディの甘い声質がスー役に良く合っています。 金と銀は唯一の管弦楽曲ですが、これもメリハリの付いた演奏で良し。 録音年はそこそこ古い物と思われますが、十分聴けます。
1 people agree with this review 2017/10/04
2016年2月21日に東京オペラシティ・コンサートホールで開催された海上自衛隊東京音楽隊第55回定期演奏会のライヴ録音盤です。 指揮は当時の音楽隊長、手塚裕之2等海佐です。 手塚隊長は2014年3月から2016年8月までの2年間のみの在任でしたが、録音は意外と多く、多種多様な作品を吹き込んでいます。 このCDの演奏会は手塚隊長最後の定演で前半をクラシック、後半を交響曲となかなか重めのプログラムが続きます。 東京音楽隊のライヴ録音は2003年発売の自衛隊ライヴシリーズやユニバーサルから出たCDの一部にあるぐらいで大変珍しいのです。 手塚隊長はライヴ録音に力を入れているのか、海上自衛隊横須賀音楽隊長時代に「記念艦三笠復元50周年記念演奏会」と題する一枚、東京音楽隊長時代に横須賀で行われた「日本海海戦110周年記念演奏会」そしてこの盤と三枚残しています。 個人的には戦前の日本の作品や行進曲をよく取り上げていた手塚隊長のカラーが良く出た前回の第54回定期演奏会をCD化したほうが嬉しかったのですが… CDの始まりは、ホルストの『吹奏楽のための組曲第1番』です。 吹奏楽曲のバイブルとも言えるこの作品、録音が多数ありますがこの演奏では作曲家の伊藤康英の改定版によります。 既に陸上自衛隊東部方面音楽隊のライヴ録音でこの楽譜が使われていますが、この演奏ではテンポが遅めで、どっしりと構えた感じの演奏です。 古典中の古典となり過ぎて結構派手に演奏される事もありますが、安定してしっかりとした演奏になっているのはさすがプロというべきでしょう。 2曲目はストラヴィンスキー『ピアノと管楽器のための協奏曲』で音楽隊専属ピアニスト、太田紗和子2等海曹がソロを担当しています。 専属ピアニストがいる東京音楽隊らしい選曲でしょう。 この曲、確かに管楽器のみの編成ですが通常の吹奏楽編成ではなく管弦楽から弦楽を取ったような編成で普段一般的な吹奏楽編成で聴いている人からすると特異な編成です。 楽譜通りの人数なのでソロを含む個々の奏者の技量や表現力の高さが良く分かる演奏となっています。 メインの清水の『交響曲第1番』は吹奏楽では珍しい交響曲、しかも40分越えの作品です。 吹奏楽での交響曲は管弦楽に比べて管打楽器のみなので音色にあまり変化がつけにくく、また無意味に長いと聴き手が飽き上手く作らないと退屈なだけですが、この清水の作品はなかなか良いんじゃないでしょうか。 何度も聴きたくなるような曲でもないのも事実ですが色々と工夫がされており、40分聴き通す事が出来ました。 アンコールの瀬戸口『軍艦行進曲』、これはこのCDの中で最も良いのではないでしょうか。 どっしりとしたベースに大海原を進む護衛艦を思わせる堂々としたその演奏はこの団体ならではの演奏でした。 手拍子が入りますがライヴらしいと取るか音楽の鑑賞の邪魔なノイズと取るかは聴き手しだい。 尚、当日この他にフチーク『フローレンスの人々』オッフェンバック『ホフマン物語よりオリンピアの歌』も演奏されており、2枚組になってでも完全収録して欲しかった所です。 録音、音質は良好です。
0 people agree with this review 2017/10/03
カール・ミレッカーの管弦楽作品を集めた貴重なアルバムです。 クリスティアン・シモニス指揮、ニュルンベルク交響楽団の演奏で収録された物。 CPOはシモニスとビルゼ、アイレンベルク、グングルの作品集を作って来ましたが、これらの作曲家がダンス音楽で有名だったのに対してミレッカーはこんにちはオペレッタの作曲家として知られており、この盤の収録曲の中にもオペレッタからの作品がある事が今までのアルバムとの違いです。 毎回そのマニアックな選曲ぶりに驚きますが、このCDでも序曲やポルカ等、ほとんど世界初録音ではないかと思うような珍曲揃いであり、シュトラウスの影響を感じる作品や、ミレッカーのお馴染みの旋律が巧みにアレンジされた『乞食学生』の序曲等聴き所がたくさん。 演奏もなかなか良いです。 2015年録音、音質良好。
1 people agree with this review 2017/10/02
ロベルト・シュトルツ作曲の喜歌劇『マドンナのバラ』全曲盤。 この盤は作曲者、ロベルト・シュトルツの指揮に、オーストリア放送管弦楽団の演奏の演奏で収録された物。 1961年に収録されており、冒頭にオペラのモチーフの解説が入っている事から元々放送用か何かの録音なのかも知れない。 歌手はなかなか豪華でヴァルデマール・クメント、エーベルハルト・ヴェヒター、アロイス・ペルネルシュトルファー、グンドゥラ・ヤノヴィッツと当時オーストリアで活躍していた若手の人気歌手が登場している。 作品はシュトルツらしい甘い旋律とワルツに溢れているが、ややシリアスな響きもあり、レハールの後期の作品を思わせる所もある。 競合盤が他にないと思われる現在、演奏は十分の説得力があり作品を知るには問題ない水準。 音質も年代を考えれば全体的にかなり良いと言って良いだろう。 ライナーは曲目のみの簡素な作りである。
Back to Top