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TOP > My page > Review List of レインボー
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0 people agree with this review 2022/06/06
スペイン出身で、若くして亡くなったアタウルフォ・アルヘンタ指揮、パリ音楽院管弦楽団演奏によるリストが書いた『ファウスト交響曲』を収録したCD。 このファウスト交響曲はラテン系の演奏家による演奏という事もあってか、全体的に音は明るく、聴きやすい演奏となっています。 この曲、意外と録音が多く名だたる指揮者が録音を残していますがこの音源は、この曲の名盤の一つと言えます。 加えてデッカの録音も1955年という古さにもかかわらず、年代を考えれば聴きやすい音質です。
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1 people agree with this review 2022/06/05
スーパーやホームセンターのワゴンで売られていたロイヤル・フィルハーモニック・コレクションの一枚です。 このCDはシリーズの音源を使ったコンピレーションCDで、ねむれぬ夜にというタイトルで、全体的にゆったりとした曲調の曲を集めたもの。 知名度とかは関係なく、とりあえず手持ちの音源から合いそうな曲を集めましたと言ったような選曲であるが、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏自体は立派である。 どちらかといえばBGM的な使い方が合ってるかも知れないが。 録音はデジタル録音なので綺麗。
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0 people agree with this review 2022/06/04
クレメンス・クラウスがVOXに録音した音源を復刻したもの。 ウィーン交響楽団を指揮したもので、ベートーヴェンとシューベルトという組み合わせだ。 ベートーヴェンは『皇帝ヨーゼフ2世の死を悼むカンタータ』『幻想合唱曲』を収録している。 合唱はウィーン・アカデミー合唱団。 両方とも珍しい曲であるが、特に皇帝ヨーゼフの方はかなり珍しいと言えるだろう。 シューベルトは『水の上の精霊たちの歌』であり、こちらはウィーン国立歌劇場合唱団によるもの。 クラウスのVOX録音は他にメンデルスゾーンなどがあるが、いずれもウィーン情緒豊かな演奏であり、本CDでもそうだ。 録音は古いのと、元の録音が痩せたような音なので、同時代のデッカ録音に比べれば落ちるがこれは仕方ないだろう。
1 people agree with this review 2022/06/03
昔、スーパーやホームセンターにワゴンに入ったCDが置いてあったが、その中に、ロイヤル・フィルハーモニック・コレクションというCDがあった。 これはイギリスのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を起用し、クラシックの名曲を録音したもので、安価かつ、質も高く、録音も良いという事で有名になった。 このCDはシリーズの一つで、モーツァルトのピアノ協奏曲第21番とピアノ協奏曲第23番を収録したもの。 指揮のジョナサン・カーネイは、当時のコンサートマスターで、シリーズで指揮とヴァイオリンを担当していた。 ピアノのロナン・オーラはイギリスのピアニスト。 このモーツァルトは、派手さはないが落ち着いた伴奏と繊細なピアノが聴きどころ。 有名音源に比べて地味だけど悪くはない。 録音も優秀だ。
2 people agree with this review 2022/06/02
ハンス・シュミット=イッセルシュテットがテレフンケンに録音した音源を集めたアルバムです。 イッセルシュテットは戦前はテレフンケンの看板アーティストとして活躍しましたが、戦後は様々なレーベルを渡り歩きイマイチ録音に恵まれなかった感じがあります。 ここでは戦後古巣のテレフンケンに、手兵、北ドイツ放送交響楽団を振った録音です。 なお、ハイドンのみシドニー交響楽団とのライブになります。 ここでは大曲から小品まで振っていますが、いずれもイッセルシュテットらしい大らかな音楽です。 特段変な事をする事はないスタンダードな演奏でしょう。 録音は年代を考えれば聴けると言ったところです。
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1 people agree with this review 2022/06/01
アンタル・ドラティが、ロンドン交響楽団を振って録音した、リムスキー=コルサコフの管弦楽作品集。 収録されているのは、金鶏、スペイン奇想曲、ロシアの復活祭、リムスキーの作品ではないが、ボロディンのダッタン人の踊り。 ドラティの全盛期に録音されたうちの一つで、リムスキーはよく整理され、明快でわかりやすく、華やかな演奏はなかなか良いです。 ボロディンは通常はオケのみの演奏が多い中、これは合唱団も入った演奏です。 録音年代を考えれば、音は悪くないでしょう。
1 people agree with this review 2022/05/31
日本のキープが発売したロイヤル・フィルハーモニック・コレクションは、流通ルートがCDショップ以外にもスーパーやホームセンターで売られていた事や価格が315円と激安であった事から当初はあまり話題にならなかったが、その演奏内容と価格の安さで一時期大変話題になった。 この一枚もそうだ。 大半はロイヤル・フィルハーモニック・コレクションを名乗るのだから、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が演奏しているがたまに全く登場しないアルバムもあり、このベートーヴェンの3大ピアノ・ソナタのアルバムもそうだ。 全曲、クリスチーナ・オルティッツというピアノ奏者による演奏である。 この人、日本でも辻井伸行が優勝し話題になったヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール第3回の優勝者なんだそうで、世界中の一流指揮者とオケとも共演しているそう。 演奏は三曲とも中庸でマイルドな演奏でパンチは薄いが、安心して聴ける。 録音は1990年代のデジタル録音で問題なく聴けます。
0 people agree with this review 2022/05/30
クレメンス・クラウス指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による、リヒャルト・シュトラウスの作品集です。 クラウスはシュトラウスと深い親交を持っていたためか、当時の指揮者では多く録音演奏しています。 これは晩年に録音されたもので、シュトラウスの交響詩の代表的な作品を集めたものですが、ウィーン・フィルの美しいサウンドを駆使して、メリハリのある音楽を聴かせてくれます。 録音から相当な年数が経っていますが、ドンキホーテ等で聴ける色気のある音色を超える演奏は、なかなかありません。 録音は良好です。
0 people agree with this review 2022/05/29
ジョン・ウィリアムズがボストン・ポップス・オーケストラを振って録音した音源。 ウィリアムズと組んだ映画監督といえばスピルバーグであるが、スピルバーグが監督を務め、ウィリアムズがスコアを書いた作品を集めた物。 同種のアルバムはソニーに既に一枚あり、これは続編となるもの。 1990年代、つまり録音が行われた頃の作品を中心に選曲したもの。 選曲としては有名な曲もあるが、珍しいのもあり、フックに至っては5曲も収録している。 ボストン・ポップスらしく、重心の低いドイツ的なガチっとしたサウンドで、永年指揮者を務めていただけに演奏はなかなか。 録音自体は普通だ。
1 people agree with this review 2022/05/28
このCDはアドルフ・アダンが書いたバレエ音楽『ジゼル』の全曲盤です。 演奏はオーストラリア出身でバレエ指揮者と名高いリチャード・ボニングの指揮と、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団による演奏で収録されたものです。 ボニングはジゼルを2回録音していて、これは新しい方の録音となります。 バレエ指揮者らしく、サクサクと軽いノリで進んでいく演奏。 ただ、良くも悪くも全曲を聴き通すのは辛いところもあるのだが。 録音は1986年に行われており、CD時代に入っているので流石に音は綺麗。
0 people agree with this review 2022/05/27
クレメンス・クラウスが指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が演奏したハイドンのオラトリオ『天地創造』です。 録音は1943年とかなり古い録音なのですが、演奏は中々のもの。 全体的に声楽曲という事もあってか、歌手が全面に出た録音であり、録音年代の割に言葉は明瞭に聴ける。 歌手ではパツァークが良いが、ちょっと声質的に明るすぎるかもしれない。 クラウスのタクトは推進力がある演奏であるのだが、上記の録音のせいか、やや奥で演奏しているかのように聴こえるのが残念。 また年代を考えると悪くはない音質だが、やはりヒストリカル録音に慣れた人むき。
0 people agree with this review 2022/05/26
このCDはヴァーツラフ・ターリヒ指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団とプラハ放送交響楽団の演奏で録音されたチェコの管弦楽曲集だ。 このCDではスメタナの知られざる管弦楽作品や、コヴァジョヴィツ、ブロデクなどの知られざる作曲家の作品が聴けるというのが、売りの一つ。 またターリヒが最初に録音した1929年録音のわが祖国からの抜粋や、リハーサルなどが収録されており、ターリヒが好きという方なら一枚持っておいて損はないだろう。 演奏もターリヒ節全開の演奏で悪くない。 録音は時期相応だ。
0 people agree with this review 2022/05/25
エーリヒ・クライバーが指揮したベートーヴェンの交響曲選集です。 いずれも過去に発売がある音源ですが、廃盤だったりするのでこうやって一度にまとめて発売されるのはありがたい。 ベルギー国立管弦楽団を振った2番以外は戦後録音であり、いずれも引き締まったクライバーの演奏は、なかなかのもの。 デッカ原盤の曲は定評のある演奏として名高い音源であるが、晩年のベルリン国立歌劇場管弦楽団との運命や、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団との田園なども見事だ。 クライバーはベートーヴェンの交響曲に限っては同曲異演も多いが(運命等)そのいずれも水準は高く実力者であったことが伺える。 録音は年代を考えれば悪くはないと思う。
0 people agree with this review 2022/05/24
クレメンス・クラウスがテルデックに録音した音源をCD化したものである。 収録曲はメインにシューベルトの交響曲第9番を、ウィーン交響楽団の演奏で収録、エネスコのルーマニア狂詩曲第1番をウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録しています。 シューベルトは得意としていたレパートリーですが、少々演奏がせわしなくイマイチな出来です。 一方でルーマニア狂詩曲はなかなかの名演。 テンポを大胆に揺らした濃厚でロマンティックな演奏です。 録音は両方とも時代相応でしょうか。
0 people agree with this review 2022/05/23
スーパーやホームセンター等のワゴンに置かれていたロイヤル・フィルハーモニック・コレクションの一枚である。 これはイギリスのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を起用し古今のクラシックを演奏収録したもので、安価ながらデジタル、演奏も割とレベルが高かったため一時期話題になった。 ただ、中には全くロイヤル・フィルが登場しないのに、このシリーズを名乗ったアルバムもあり、これもそうだ。 ロナン・オホラというピアニストが、弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタを集めたアルバムで、第14番、第16番、第5番を収録したもの。 モーツァルトのピアノ・ソナタではややマイナーな曲を収録しており、演奏はしっかりと安定した演奏です。 録音はデジタルで良いので、安く手に入るなら入門盤として良いかも知れません。
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