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Review List of レインボー 

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     2023/01/04

    アンドレ・クリュイタンスが振った音源を集めたCD。
    幾つかのアルバムを集めてCD化したものだ。
    メインは「交響曲のお誘い」というタイトルで発売されたLPを復刻したもの。
    これは交響曲の名作の聴きどころを集めたアルバムで、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を振ったもの。
    全曲ではないのが残念ですが、ハイライトとはいえ充実した演奏はさすが。
    ウィーン・フィルとは他にスメタナも収録されていますが、これも大変に素晴らしい。
    またドイツ音楽も得意だったクリュイタンス、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ともドイツ音楽を残しており、その中から一部が集められています。
    この中ではシューベルトが大変素晴らしい出来で、これ程美しい演奏はなかなかありません。
    録音は年代を考えると十分でしょう。

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     2023/01/03

    ディミトリ・ミトロプーロス指揮、ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏による、マーラーの交響曲第5番です。
    録音は1960年ですから指揮者の最晩年の録音となります。
    音楽はシリアスに引き締まったスケールの大きな演奏で、有名なアダージェットなどはなかなか。
    最後はライヴという事でミトロプーロスも力が入ったのか、盛り上がって終わります。
    録音年を考えると少々音は悪いのですが、ミトロプーロスのファンはもっておいても良いのではないでしょうか。

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     2023/01/02

    フレデリック・フェネル指揮、イーストマン・ウィンド・アンサンブルの演奏によるバレエの名作を集めたアルバム。
    マーキュリーに録音を入れた事で一躍有名となったフェネルは、スーザを始めとしたマーチや、当時のアメリカの作曲家の吹奏楽オリジナル、果てには南北戦争時の軍楽と多種多様な録音を残していた時代に録音されたもので、通常はオケで演奏されるバレエ作品を吹奏楽で演奏したもの。
    晩年のフェネルの演奏には疑問を持っているが、この頃のフェネルの演奏は勢いがあり、また演奏者も熱意があって良い。
    古い録音ではあるが、優秀な録音だったおかげで現在も聴けるだろう。

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     2023/01/01

    ジョン・バルビローリ指揮、ロンドン交響楽団を振って録音したアルバムです。
    本CDはデューリアスの作品がメインなのですが、選曲面で言えば冒頭の2曲、アイアランド『ロンドン序曲』バックス『ティンタジェル』が珍しいでしょうか。
    バックスのティンタジェルは時折録音があるものの、ロンドン序曲は殆ど録音がありません。
    作品の出来は散漫なのですが、聴けるだけで十分と言えるでしょうか。
    演奏はどれもバルビローリ節全開で、非常に濃密な音楽が繰り広げられていきます。
    イギリス音楽ファンにおすすめのアルバムです。

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     2022/12/31

    アンドリュー・デイヴィスが1989年より主席指揮者をしていたBBC交響楽団時代にテルデックにイギリス・クラシックを録音していましたが、その中でも、エルガー作品集に並ぶと言われているのが、このヴォーン=ウィリアムズの交響曲全集です。
    デイヴィスの演奏スタイルは基本的に堅実な演奏であまり面白い演奏はありません。
    もちろんこの録音でもそういう演奏もあったりしますが、7番や9番などはなかなか良い演奏なのではと思います。
    余白には管弦楽作品も入ってますが、こちらは知られた曲もあり良いと思います。
    これらは既発売のCDを纏めたボックスとなっています。
    個人的にはあまりおすすめしませんが、デイヴィスの音源を集めているという人には良いかも知れません。

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     2022/12/30

    ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団のコンビによる録音から、ドヴォルザークの後期交響曲集である。
    バルビローリといえばイギリス音楽のイメージがあるが、結構様々な国の作品を振っており、ディスコグラフィーもなかなか多彩。
    本CDで聴けるドヴォルザークはいずれの演奏もなかなかのもので、1950年代のバルビローリの演奏に見られた、ダイナミックな演奏が聴ける。
    個人的には交響曲は第9番が良かった。
    また伝説もなかなか良いと思う。
    録音の状態は今まで出た盤の中では恐らく1番良い復刻だと思う。

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     2022/12/29

    リチャード・ボニング指揮、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団によるバレエ音楽『シルヴィア』を収録したアルバムです。
    ドリーブの代表的な作品であるシルヴィアは録音も豊富にありますが、このボニングの演奏はオーケストラが良く鳴っている他、音楽にメリハリがついており、なかなかの良い演奏と言えます。
    この作品のファーストチョイスにもお勧めの音源です。
    余白にはマスネの『ル・シッド』から、バレエ音楽が収録されています。
    これはナショナル・フィルハーモニー管弦楽団が演奏したもの。
    ナショナル・フィルはロンドンの腕利きを集めた録音用オーケストラで、ゲルハルトが振ったコルンゴルトの映画音楽集で有名ですが、その他著名な指揮者とも共演し、その中にはボニングが振った音源もあります。
    色彩的な演奏であり作品を知る分には全く問題ない演奏です。
    録音は年代を考えると問題ありません。

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     2022/12/28

    バリー・ワーズワース指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるチャイコフスキーのバレエ音楽『眠りの森の美女』全曲盤です。
    本CDはロイヤル・フィルの自主レーベルが出したもので、同レーベルが出している3大バレエの全曲録音のうち、最も新しいのが本録音で2010年に録音されたもの。
    ワーズワースはナクソス系列に録音したモーツァルトやベートーヴェン、ハイドンといった交響曲の音源で有名ですが、ロイヤル・バレエ団や、バーミンガム・ロイヤルバレエ団で指揮者を務め、バレエが得意な指揮者としても知られています。
    この眠りの森の美女は名演とは言えないものの、ベテランらしく安定感のある演奏です。
    とは言え数多い録音の中から、これをお勧めとは言いにくく、マニア向きの音源と言えるかもしれません。
    録音は新しいだけあり良いです。

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     2022/12/27

    アンドレ・クリュイタンス指揮、フランス国立放送管弦楽団演奏、ドミトリー・ショスタコーヴィチのピアノによる、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲を中心に収録したアルバムです。
    ショスタコーヴィチはピアニストとしても凄腕なのは知られており、プロのピアニストにはならなかったが、結構自作曲をピアノで残している。
    このアルバムは1958年5月にパリを訪れた際に録音されたもの。
    ショスタコのピアノ協奏曲は当時既にメロディアに1番、2番共に録音があったため、これは2回目となる。
    やはり聴きどころはショスタコのピアノであり、その良くも悪くも強烈な演奏は聴きどころ。
    2つの協奏曲はさすがの出来で個人的には1番が良い演奏だろうか。
    録音は普通。

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     2022/12/26

    アンドルー・デイヴィス指揮、BBC交響楽団による演奏で収録されたエルガーの作品集です。
    デイヴィスが1990年代にテルデックに録音した一連の録音の一枚です。
    本CDでは『交響曲第2番』『南国にて』が収録されています。
    デイヴィスは現代のイギリス人指揮者の巨匠とも言える人物ですが、演奏は割合当たり外れが激しい感じがします。
    本CDもそんな感じで、演奏自体はまずまずでスケール感はあるものの、全体的にオケの響きが良くないように思う。
    エルガーの交響曲は誰の演奏を最初に聴いたかで、好き嫌いが決まるタイプの作品だと思うため、これは個人的におすすめは出来ないディスクだ。
    録音は綺麗だが。

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     2022/12/25

    リヒャルト・ワーグナーの大作、楽劇『ニーベルングの指環』より、第4作『神々の黄昏』の全曲盤。
    クレメンス・クラウス指揮、バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団によって収録されたライヴ録音。
    クラウスが晩年に出演した1953年の記録である。
    語り継がれた名盤であり、事実最終日のこの演奏がオケも潤いがあり、非常に良くなっている他、歌手も充実している。
    これ以上は言葉にするのは難しいので是非聴いてみてほしい、この作品の一つの答えがこの演奏にあるのではないだろうか。
    時折苦しいところもあるが、年代を考えると悪くはない音だろう。

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     2022/12/24

    このCDは、ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団によって録音されたチャイコフスキーの交響曲第6番を中心としたCDです。
    このCDはパイレーベルに録音した音源をテイチク・レコードが発売した、巨匠バルビローリの遺産シリーズの一枚となります。
    1950年代のバルビローリの演奏は時に燃える様な激しい演奏が聴け、ここでの悲愴もそうです。
    さすが、バルビローリだけあり演奏は良いのですが、後に他社盤が良い音質で復刻しているので、現在では2軍落ちの感のあるCDです。
    まぁ、安くなって出ていたら買ってみても良いかもしれませんが。

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     2022/12/23

    アンタル・ドラティ指揮、ロンドン交響楽団演奏で収録されたこのCDは、新ウィーン楽派の作品を集めたもの。
    即ち、シェーンベルク、ウェーベルン、ベルクの3人の作品を集めたもので、それぞれの作品の中でも比較的よく知られた作品を収録している。
    ドラティの演奏はなかなか素晴らしく、細部までよく手の入った演奏で、密度の高い演奏。
    マーキュリーの録音の良さもあり、最初から最後まで聴き入ってしまう。
    ドラティとロンドン交響楽団の名演の一つと言えるだろう。

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     2022/12/22

    アンドレ・クリュイタンス指揮、パリ・オペラ座管弦楽団による、ワーグナーの作品を収録したCDです。
    クリュイタンスはフランスの作曲家だけではなく、ドイツの作曲家の演奏でも定評があります。
    このワーグナーのアルバムは、クリュイタンスらしい洗練された響きや、ジークフリートのラインの旅の様に熱く燃えるオケ等、著名な指揮者らしく聴きどころのある演奏となっています。
    また、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と録音したシュトラウスはモノラルながら音がよく、スケールが大きく、ウィンナ楽器特有の柔らかな音色が特徴のドンファンが聴きどころです。

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     2022/12/21

    ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団による演奏で収録されたCDです。
    収録されているのはニールセンの交響曲第4番「不滅」と、ブラームスの交響曲第4番を収録しています。
    ニールセンはバルビローリが残したこの作曲家の作品の唯一の曲と知られており、他にライヴ録音も残っています。
    イギリス音楽もそうですが、北欧の音楽にも良い演奏を残したバルビローリだけあり、悪くは無いのですが、あまりイマイチピンとこない演奏です。
    ブラームスは旧盤にあたり良くも悪くも端正で、普通。
    録音は年代を考えるとかなりいい感じの復刻になっています。

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