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TOP > My page > Review List of レインボー
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1 people agree with this review 2016/05/22
ルドルフ・ウルバネック指揮、チェコスロヴァキア吹奏楽団の演奏で収録されたスーザの行進曲を集めたCDです。 ウルバネックはチェコスロヴァキアを代表する吹奏楽指揮者の一人で、1960〜1970年代にスプラフォン等に録音を残しました。 この盤は1972年に録音された物で、ウルバネックのメリハリのついたキレのよい演奏と、チェコの吹奏楽団らしい、落ち着いた豊かで柔らかいサウンドで、米国や英国等のスーザと明らかに違うが、これはこれで見事に素晴らしい名演だろう。 有名な行進曲と普段はあまり演奏の機会が少ない作品が上手い事組み合わされた選曲をしており、初心者から通までいけるが、収録時間が35分と短いのが残念な所。 録音年のわりに音は聴きやすい。
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1 people agree with this review 2016/05/21
E.H.ケリー少佐指揮、イギリス王立名誉砲兵中隊軍楽隊の演奏によるドイツ行進曲を集めたCDです。 指揮者のケリー少佐は2006年にこのバンドの指揮者に就任、2013年まで在任しました。 この録音は2009〜2012年にかけて行われた物です。 ドイツ行進曲の中でも定番中の定番から、本場でも演奏の機会が少ない大変珍しい曲まで収録されており、選曲面では通をも唸らせる、こだわりが感じられる選曲です。 と言うのもこのCD、こだわりにこだわりぬいた吹奏楽CDを発売している事で有名なスペシャリスト・レーベルのプロデューサー&エンジニアのマイク・プアートン氏が新たに立ち上げたレーベルらしく、録音も良好、優秀で残響たっぷりの音質です。 そして解説書も大変詳しく、一曲一曲丁寧な解説(勿論英語)や、作編曲者の顔写真やイラスト等々、これだけでも十分な価値があります。 またドイツ行進曲を演奏するにあたり重要な点の一つにどの楽譜を使うかですが、この盤では、大多数がハッケンベルガーまたは、グラーヴェルトのドイツ軍楽の発展に寄与した人物の編曲譜を使っており、その他も軍楽隊関係者やドイツの作曲家の編曲譜を使うなど、出来るだけオリジナルに近い響きを出すように工夫されています。 その一方、演奏は何となくドイツ風を出しつつ、随所にイギリスらしさが出ています。 ただケリー少佐の行進曲の演奏は独特のリズム感があり、一昔前の軍楽隊のようなメリハリある演奏です。 CDケースは分厚い解説書のせいか、オペラ物によく使われる大きな2枚組タイプで、ちょっと場所をとります。 これでプレス盤であれば最高なのですけど… しかし、十分すぎるぐらいの内容で、行進曲が好きな人は勿論、吹奏楽ファンにもお勧めです。
0 people agree with this review 2016/05/19
オッフェンバック 喜歌劇『盗賊』 喜歌劇『天国と地獄』 ジャン・ピエール=ヴァルツ指揮、RTL交響楽団 ミレッカー 喜歌劇『乞食学生』 ヤーノシュ・サンドール指揮、ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団 J.シュトラウス2世 喜歌劇『ジプシー男爵』 クルト・レーデル指揮、RTL交響楽団 スッペ 喜歌劇『美しいガラテア』 ヤーノシュ・サンドール指揮、ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団 以上が収録曲と演奏者である。 オッフェンバックは序曲が、それ以外の作品は劇中のナンバーを繋いでオケのみで演奏した一種のメドレーである。 演奏はどれも安心して聴ける水準の演奏と言えるだろう。 録音年は不明だが、DDDとの事なので、デジタル初期位のだろうか、こちらも特段不満なく聴ける。 内容から考えれば誰にでもお勧め出来るような一枚ではないが、オペレッタが好きな人には良いかも知れない。
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0 people agree with this review 2016/05/13
ハンガリーの民族舞曲のチャールダーシュは、クラシックの名だたる作曲家が自作に取り入れるポピュラーな舞曲ですが、これはそんなチャールダーシュばかりを集め本場のオケが演奏したCD。 ヤーノシュ・コヴァーチュ指揮、ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団の演奏に、パトリシア・シーモアの歌が入ったアルバムです。 ハンガリー国歌の作曲者としても名高いエルケルの作品を別にすれば、選曲面では珍しい物ではないですが、演奏は微妙なリズムの付け方は本場のオケらしく、コヴァーチュの音楽も、テンポに大きな緩急をつけたり、意外と濃い表情をつけたりと聴かせてくれます。 またシーモアの熱演ぶりも見事です。 但し、ジャケットにも大きく写真が載っており、シーモアのソロアルバムのように見えますが、実はは歌っているのは僅か数曲のみで、オケだけのナンバーが多く、彼女のファンの人はそこだけ注意されたほうが良いでしょう。 スタジオ録音のためかやや硬めのサウンドですが、音質は良好です。
0 people agree with this review 2016/05/11
キュネケのオペレッタ2作品を収録したCD。 メインは喜歌劇『ハミルトン女史』という作品。 フランツ・マルスツァレク指揮、ケルン放送管弦楽団&合唱団の演奏で1953年に録音された音源。 歌手はアニー・シュラムやウィリー・ホフマンと言った当時オペレッタの録音で活躍した人物を起用している。 ハミルトン女史は珍しい作品で全曲盤も少ない(現役盤なら当盤ぐらいだろう)が、このマルスツァレク盤は意外と細かい所まで表情をつけたり、歌手も不足のない出来で作品を知るには十分。 ボーナストラックとして同じキュネケの喜歌劇『夢の国』からの抜粋が収録されている。 こちらはヴィルヘルム・シュテファン指揮、ハンブルク放送管弦楽団&合唱団の演奏で1950年に録音された物。 歌手にはドイツの名ソプラノ、アンネリーゼ・ローテンベルガーやリヒャルト・ホルム等当時のスター級が配役されている。 ボーナスという扱いだが演奏のほうは、こちらも負けておらず、メインに匹敵する演奏。 20世紀の初めの作品だけあり、クラシックからジャズ風の曲までごちゃ混ぜな作品だが、オーケストラのみで演奏されるジャズの曲はイマイチ乗り切れていないように感じる。 録音はどちらも1950年代という事もあり、仕方ないとはいえあまり良くない。
0 people agree with this review 2016/05/07
ヴェルディのオペラ『アイーダ』の全曲盤。 イヴァン・マリノフ指揮、ソフィア国立歌劇場管弦楽団&合唱団。 主役級の歌手に有名な人物はおらず(あえていならニコロフぐらいか)恐らくソフィア国立歌劇場やブルガリアで活躍した地元の歌手を揃えたのだろう。 だが、歌手はどれも不足はない。 第3幕の冒頭などで活躍する合唱団を聴くと、ブルガリア・ヴォイスで有名なブルガリアらしい厚みと透明感のある合唱だ。 マリノフはオペラを中心に活躍したブルガリアの指揮者で、室内楽のような繊細さから、凱旋の場のスペクタクルな場面までを要求されるこのオペラのツボを押さえた演奏を聴かせてくれる。 録音も可もなく不可もなくだが、綺麗な上に価格も高くなく、更に大きなクセもないので最初にこのオペラを聴くCDとしても良いかもしれない。
0 people agree with this review 2016/05/06
シベリア出身のアーロン・アヴシャロモフはスイスで音楽を学びロシア革命が起きた時に、中国に移住、そこで出会った中国の音楽を自身の作風に取り入れ、また当地で指導もした日本でいうチェレプニンのような作曲家です。 マルコポーロはアヴシャロモフの紹介に力を入れていて3つのCDを出しています。 この巻は、ヴァイオリン協奏曲に、組曲『中国の魂』交響詩『北京のフートン』を収録した物。 モスクワ交響楽団、指揮をジェイコブ・アヴシャロモフ、デビッド・アヴシャロモフが、ヴァイオリンをロディン・ザムルエフが弾いている。 知名度こそ低いが絵に描いたような中国といった音楽で、とても親しみやすい。 演奏も過不足なく作品の魅力を伝えてくれる良い演奏である。 1997年録音で、音質は良好。
3 people agree with this review 2016/05/04
ウィンナ・ワルツのスペシャリストとして知られるペーター・グードがロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して、シュトラウス親子の代表作を吹き込んだのがこのアルバムです。 演奏はロイヤル・フィルのまろやかな音色に、柔らかい音が特徴のオーソドックスな好演奏と言った所でしょうか。 値段もそう高くなく、また録音も良いのでまとめ買いのお供にでもどうでしょうか。
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1 people agree with this review 2016/05/03
ヴェルディのオペラ『椿姫』の全曲盤である。 ロベルト・パーテルノストロ指揮、東京フィルハーモニー管弦楽団&藤原合唱団の演奏で1990年にライヴ収録された物です。 主役級の歌手と指揮者は外国人を配役し、その他はオール日本の演奏です。 東京フィルハーモニー管弦楽団のオペラのライヴ盤はなかなかないと思うのですが、これがなかなか良い演奏で、歌手も実力者が揃っており一度聴くなら十分楽しめます。 ライヴという補正もあり良くも悪くも無難な出来になっていると思います。 このオペラの名盤ではないですが、人によってはマイフィヴァリッツ盤になるかもしれません。 尚、録音はライヴという事を考えてもちょっと平板です。
2 people agree with this review 2016/05/01
イギリスの作曲家、ルイス・クラークの編曲、指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で1981年に発表されたフックト・オン・クラシック。 これはクラシックの名曲をディスコ調にアレンジしてメドレーにした物で発売当時話題になったアルバムです。 このCDが好評となったためか後にシリーズが作られました。 改めて聴くと意外と演奏が粗かったり、録音が残念だったりしますが、今でも十分楽しめますし、作品が作品だけに演奏の粗さもそこまで言うほど気になる物でもないでしょう。 気軽にクラシックを聴きたいという人にもおすすめです。
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1 people agree with this review 2016/04/30
2010年に東京フィルハーモニー管弦楽団の指揮者に就任したダン・エッティンガー。 これはその就任を記念して2005〜2009年にサントリーホールで開催されたライヴから収録された物。 リヒャルト・シュトラウスの作品を中心に集めた内容となっています。 メインはリヒャルトの代表作『ツァラストゥストラはかく語りき』で、これはオケも良くなりライヴらしい一過性の熱もあってなかなか良いですが、このCDの最大のおすすめは『祝典前奏曲』です。 この曲はどちらかと言えばマイナーな曲ですが、リヒャルトのオーケストレーションが存分に発揮された作品でこの演奏でも、ダイナミックに壮大な演奏が繰り広げられてられています。 これだけ充実した内容で廉価盤と同じ値段なのですから、おすすめです。 録音はライヴと言う事を考えればまずまずと言った所でしょうか。
1 people agree with this review 2016/04/29
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のジルヴェスタ・コンサートのライヴ盤。 1994年に引き続き登場した1995年のライヴの収録した物である。 指揮は当時、チェコ・フィルの首席指揮者であったゲルト・アルブレヒト。 オール・チェコの選曲であり、マイナーな曲ばかりであるので曲目だけ見ればとっつきにくいがいずれの曲も親しみやすく、分かり易く、その上、大なり小なり民族色が出ている作品ばかりなので、聴きやすいと思う。 アルブレヒトとチェコ・フィルの時代は長くはなかったが少なくともこの演奏については、リラックスした落ち着いた雰囲気の演奏であり、楽しく聴ける。 観客もニューイヤー等と違い、かなり落ち着いた地元の演奏会と言ったのが録音からよく伝わってくる。 音質も上々。 尚、現在hmvのサイトには一枚組になっているが、ギリギリでCD一枚に収まる時間ではないので、実は二枚組である。
1 people agree with this review 2016/04/27
デルタが保有する豊富な音源から行進曲を集めた内容の10枚組みボックスである。 デルタは、レイザーライトという名前のレーベルでクラシックCDを出している他、ドイツのカプリッチョ・レコードと関連があるらしく、この盤はそれら様々な原盤から音源が集められている。 CD1〜6がドイツ、オーストリアを中心にした主に吹奏楽のために書かれた行進曲、CD7〜9がオーケストラのために書かれたいわゆるクラシック・マーチ、CD10はスーザをはじめとする定番行進曲が収録している。 CD1〜2は、ドイツ、オーストリアの行進曲を集めた内容で、グリース吹奏楽団と、国税局&税関防衛音楽隊という団体が主に演奏している。 後者の団体はどういう演奏家なのか不明だが、音から聴くにオーストリア系の演奏家だと思われる。 演奏は基本的にどちらもそこそこ、とびきりのハズレもアタリもないといった感じ。 CD3からは上記団体に加え、ベルリン大吹奏楽団とシュットゥットガルト・トランペット・コプスという団体の演奏が加わるが、このベルリン大吹奏楽団という団体の演奏がなかなか素晴らしく、大地を一歩一歩踏みしめるような力強いリズムパート、重厚で筋の通った熱い名演揃い。 CD4からはややマイナーな曲が沢山収録されるようになり、行進曲ファンは必見かもしれない。 ラーナ市民吹奏楽団、セイス音楽隊、St.ユーリッヒ吹奏楽団等が演奏。 演奏の出来は曲によって様々といった所だろうか。 CD5は大半がファンファーラ・ブリガタ・アルパニア・オロビカという団体の演奏で、名称や演奏のスタイルからイタリア系の団体だと思う。 演奏はそこそこだが大半が聴ければ良いというぐらい珍しい曲ばかりなので、あまり気にならないかも。 CD6はキルヒビッヒル連邦吹奏楽団等、4と同じく様々な演奏家による演奏を集めた内容で、やはり曲毎に演奏も様々といった所。 CD7からはクラシック・マーチ、この巻は一時期迷演として有名になったケーゲルとドレスデン・フィルの『威風堂々』から始まり、マリナーとアカデミー室内管の『スラヴ行進曲』で終わる。 個人的にこのクラシック・マーチの三枚はどれもあたりだと思う。 続くCD8でのフォンク&ドレスデン国立歌劇場管の『結婚行進曲』やマリナーとシュトゥットガルト放送響による『威風堂々第2番』、CD9のリヒター&ベルリン放送響によるドイツの歴史的な戦いを描写した音楽やリンケの楽しい行進曲など聴き所は多い。 ほとんどがドイツか東欧系の演奏家の演奏だが、どれも安心して聴ける上、中には名演もあるのだから。 CD10はスーザを中心に定番曲を集めた内容で、今までを聴いてくると、凄くまともな選曲に思える。 まずマイナス点として演奏団体の名前の記載が無いこと。 更にアディンセルの『リーチ・ザ・フォースカイ』が収録されている事になっているが実際にはグッドウィンの『空軍大戦略』のメインテーマが収録されている。 こう書けばあまりおすすめ出来ないのように思えるがそんな事がどうでも良くなるぐらい演奏が素晴らしいのである。 スタンダードな解釈ながら、細かく指示が出され、全編にわたり推進力にあふれたスーザやプランケットの演奏を聴くとそんな事はどうでも良くなってしまうのである。 行進曲はこうあるべしという名演中の名演だろう。 CDは変則的なデジパック仕様で換えがきかないと思うので扱いには気をつけたほうが良いだろう。 様々な音源を集めただけあり、アナログ、デジタル録音両方が混ざっていると思うがとくに細かく言わなければ問題ないのではないだろうか。 このCDは基本的に通向きの一枚でしょう。
1 people agree with this review 2016/04/25
ルドルフ・モラルトがウィーン交響楽団を指揮して録音したツェラーのオペレッタ『小鳥売り』を復刻した物である。 原盤はデッカで1956年に録音された物。 恐らくCD化は初だろう。 台詞無しの抜粋盤で元より全曲録音があるのか抜粋収録かは不明である。 割と知られた作品ながら良い演奏は意外と少ないこの小鳥売り、本盤はそんな中でもおすすめ出来る一枚。 まずモラルトの演奏が素晴らしく、オーケストラの柔らかく、これぞウィーンと言うサウンド、メリハリのある生き生きとした演奏で、余白の2つのJ.シュトラウスのワルツを聴いて頂ければ十分分かるだろう。 歌手にはユリウス・パツァークが参加しており、彼が最大の聴き所。 ただ配役の記載はない。 録音年代は古いが、当時から優秀な録音で知られたデッカの録音である事やCD化にあたりマスタリングされており、音質は問題ない。
0 people agree with this review 2016/04/23
グリエールの『交響曲第2番』組曲『赤いけしの花』を収録したアルバムです。 ズデニク・マーツァル指揮、ニュージャージー交響楽団の演奏。 交響曲第2番は1番と共にグリエールの交響曲ではあまり録音のない珍しい曲。 一瞬ハリウッドの映画音楽のようなサウンドで始まりますがここではマーツァルのスケールの大きな演奏が聴けます。 あまり録音のない中、現役盤では最もおすすめ出来る演奏でしょう。 赤いけしの花はまだ録音があるほうですが、組曲版はそうないのでこれも貴重です。 しかし最も有名なロシア水兵の踊りに関してはちょっとこじんまりとしていて他の演奏が良い。 もう少し爆発力が欲しい所です。 録音、音質は良好。
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