Gliere (1875-1956)
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  • 手塚治虫や筒井康隆が熱中したロシアの英雄譚の音楽版...

    Posted Date:2018/12/05

    手塚治虫や筒井康隆が熱中したロシアの英雄譚の音楽版というイメージから想像される派手な演奏効果はなく全体に仄暗い感じの曲なので、初めてこの曲を知ったオーマンディ盤があれば、わざわざ新しく買う必要はないと思っていた。でも、近年のラフマニノフが凄く良かったフェルツのSACDということで購入しました。サッカー以外、この曲が作曲された当時はヨーロッパの火薬庫と言われ、政情不安のイメージが強いセルビアのオケですが、そんな不安を一掃する立派な演奏です。さすがにオーマンディ盤のようなゴージャスな美音はありませんが、マーラーでの奇人ぶりとは打って変わったフェルツの落ち着いた指揮で、じわじわと盛り上がっていき、旧ロシアの聖歌を思わせる終盤は実に感動的です。SACDの威力か、トライアングルが今まで聞いたことがないほど部屋中に鳴り響くのには驚かされました。最近増えてきたこの曲の録音でも最高のものと言ってよいでしょう。

    ビアだる太郎 . |60year

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  • Blu-ray Audioでこそ聴きたいグリエール 70分を超え...

    Posted Date:2018/06/22

    Blu-ray Audioでこそ聴きたいグリエール 70分を超える大曲「イリヤ・ムーロメツ」を夏の窓を開け放って聴いていると 第二楽章は窓辺に小鳥たちが集まってきて一緒に歌う 部屋が森の中に吸い込まれたような錯覚がするほどだ グリエールの音楽は劇的であっても明るいソノリティに覆われている ロシア音楽でありながら陰鬱さ悲壮さを纏わないが故に爆発的な人気を獲得できないようだ だが元々ロシアの血が入っていないのだから宜なるかなである それ以上に環境と本人の性質が音楽に向日性をもたらしたのだろう 1911年完成の大交響曲はロマン派末期ということもあり四管編成の大オーケストラを起用している その響きの豊かさ深さはマーラーを凌ぐ この年マーラーは亡くなっている ファレッタ&バッファローpoは豪快に鳴らすも柔らかく繊細に歌うイントネーションを大切にする 非常に美しい演奏になった 管弦楽の醍醐味を味わうならこれだ あなたも如何

    風信子 .

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  • グリエールは、いくつかのバレエ音楽や協奏曲でその名...

    Posted Date:2021/03/16

    グリエールは、いくつかのバレエ音楽や協奏曲でその名を知られるが、現在、いちばん知名度の高い作品は、この交響曲第3番「イルヤ・ムーロメッツ」であろう。伝承に基づく傑物を描写した叙事詩的交響曲であり、そのコンセプトはチャイコフスキーのマンフレッド交響曲を彷彿とさせる。4つの楽章にはそれぞれタイトルが付されているが、参考まで該当するエピソードを書くと、第1楽章は病弱だったイリヤが巡礼者の紹介により英雄スヴャトゴールの能力を引き継ぐ物語。第2楽章は戦士となったイリヤが悪辣な殺人鬼ソロヴェイを殺し、その死体をウラジーミル公の許に送り届ける物語。第3楽章がイリヤが、ウラジーミル1世の祝宴に招かれる物語。第4楽章が戦うことに憑りつかれたイリヤが、天使の軍によって、軍勢もろとも石化される物語となる。長大な交響曲であるが、これをスリムにしたストコフスキーによる改訂版による演奏がかつてはメインであったが、現在では原典版により、演奏・録音されることが一般的で、このファレッタも原典版による演奏で、その結果演奏時間は70分を超過している。ただ、これでも早い方だ。ファレッタの解釈はきわめて平明でわかりやすい。いたずらに間延びすることを警戒し、テンポが沈滞化することを未然に防ぎながら、勇壮たる前進力を示す。音楽は、後期ロマン派やスクリャービンの影響を感じさせるが、この作曲家特有の土俗性やケレン味があり、ファレッタはこれを適度に外に開放していく。その様は、熱く、気持ちが良い。現在入手可能なこの曲の録音としては、質の高いものの一つとなるに違いない。

    ココパナ .

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