TOP > My page > Review List of つよしくん

Review List of つよしくん 

Showing 1621 - 1635 of 1958 items

%%header%%

%%message%%

  • 6 people agree with this review
     2010/01/11

    モーツァルトの交響曲の演奏様式は、最近ではピリオド楽器などの小編成によるものが主流になりつつあるが、本盤のような大編成のオーケストラによる重厚な演奏を耳にすると、故郷に帰ってきたようなほっとした気分になる。ベームが60年代にベルリン・フィルと組んで成し遂げたモーツァルトの交響曲全集は、大編成によるオーケストラによる古典的な名演として、金字塔とも言うべき歴史的名盤であると思う。本盤は、その全集から後期の6曲を抜粋したものであるが、いずれの曲も、厳しい造型の下、重厚でシンフォニックなアプローチであり、モーツァルト演奏に必要不可欠の高貴な優雅さにもいささかの不足はない。ベルリン・フィルの巧さも特筆すべきであり、ベームともども、最高のパフォーマンスを示している。ベームは、70年代にもウィーン・フィルとモーツァルトの交響曲全集に着手(結局は果たせなかったが)したが、老巨匠ならではの枯れた味わいはあるものの、リズムにやや硬直が見られることもあり、このベルリン・フィルとの演奏の優位は動かないと思われる。ルビジウム・カッティングによって、素晴らしい音質が蘇ったのも嬉しい限りだ。

    6 people agree with this review

    Agree with this review

  • 4 people agree with this review
     2010/01/11

    モーツァルトのヴァイオリン協奏曲は、最近では小編成やピリオド楽器による演奏が主流となり、本盤のような大オーケストラが演奏することは殆ど稀になりつつある。若書きで、モーツァルトとしては、他の楽曲に比べると魅力が一段劣るだけに、クレーメルなどによる斬新なアプローチならともかく、矮小化したアプローチでは、楽曲の魅力がますます減じてしまう。その意味では、このカラヤン盤は素晴らしい。カラヤン特有のまろやかで優雅なレガートと、その圧倒的な統率力によって鍛え抜かれたベルリン・フィルの極上の音色が、モーツァルトの若書きのヴァイオリン協奏曲の魅力を引き出すことに大いに貢献している。ムターは当時14歳であるが、カラヤンの指導の下、とても少女とは言えないような年不相応の大人の演奏を行っており、彼女の豊かな才能を感じさせている。ムターは、最近になって小編成のオーケストラによって全集を録音したが、それもムターの個性がより一層深まり、その意味においては名演と言っても良いのかもしれないが、本盤のような高貴かつ優美な魅力には乏しいと言わざるを得ない。

    4 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2010/01/10

    プレヴィンがクラシック音楽の録音に初挑戦した際の演奏とのことであるが、プレヴィンの抜群のセンスと音楽性を味わうことができる名演だと思う。ブリテンのシンフォニア・ダ・レクイエムは、冒頭のラクリモサの重厚な迫力に圧倒されてしまう。あたかも20世紀の世界が経験しなくてはならない惨禍を予見するような音楽であり、プレヴィンは、そうした悲劇を克明に描いて行く。ディエス・イレのたたみかけるような音楽の卓越した表現も、プレヴィンの真骨頂を見るようで、終楽章のレクイエム・エテルナムの天国的な美しさも感動的である。作曲者による自作自演は別格として、現在入手できる最高の名演と評価したい。コープランドは、プレヴィンによる編曲ということであるが、そのオーケストレーションの実に巧みなこと。各部の描き分けも見事の一言であり、眼前に各場面が思い浮かぶような表現ぶりだ。このような名演が、約45年もの間、我が国において発売されなかったというのは損失ではあるが、逆説的に言うと、今日の我が国において、クラシック音楽の受容の幅が広がってきたとも言えるところであり、併せて、発売の英断を下したソニーにも大いに感謝したい。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 3 people agree with this review
     2010/01/10

    ピリオド楽器による世界初録音であるとか、主役のアミーナにメゾソプラノを起用した原典版であるとか、本CDにはさまざまなポイントがあるが、そのようなことを度外視しても、十分に存在価値のある優れた名演である。最近では、オペラの新譜などきわめて稀少な存在になりつつあるが、そのような中にあっては、なおさら燦然と輝く金字塔とも言える。何よりも、主役であるアミーナのバルトリと、エルヴィーノのフローレスの若きコンビが最高のパフォーマンスを示しているのが見事である。今をときめく両者の共演は本盤が初めてと言うが、そうとは思えないほどの息のあった名コンビぶりだ。特に、第1幕の二重唱は絶美の美しさで、これぞイタリアオペラの真髄を思い知らされるようだ。他の歌手陣では、ロドルフォ伯爵のダルカンジェロの歌唱が重厚な味を見せており、アレッシオのカールマンのナンパぶりもなかなかのものだ。指揮者については、私もあまり情報を持ち合わせていないが、本盤の見事な演奏を聴く限りにおいては、力量にいささかの不足もない。オーケストラや合唱団も素晴らしい演奏を行っており、本盤の価値をより一層高めることに貢献している。本盤が、2009年度のレコードアカデミー賞大賞を受賞したのも、当然のことと考える。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • 6 people agree with this review
     2010/01/09

    アバドは、ベルリン・フィルの芸術監督に就任して早々の頃は、大オーケストラを指揮すると甘さが目立つが、ヨーロッパ室内管弦楽団などの編成の小さいオーケストラを指揮すると名演を成し遂げるとの説が実しやかに囁かれていた。私も、それに異を唱えるつもりはないが、ベルリン・フィルの芸術監督の任期中途にかかった大病を克服して以降は、見違えるように円熟の至芸を見せるようになったと考えている。特に、ベルリン・フィルを離れてからのアバドは、別人のような鬼気迫る名演を行うことが多くなり、正に巨匠の風格を示すようになってきたように思う。本盤のペルコージも、アバドの故国イタリアの薄命の作曲家への深い愛着を感じさせる実に感動的な名演に仕上がっている。特に、アバドとしても二度目の録音となるスターバド・マーテルは、ペルコージの最高傑作であることも相まって、おそらくは同曲のベストを争う名演と評価したい。歌手陣もオーケストラも、アバドの卓越した統率力の下、最高のパフォーマンスを示している。知名度がやや劣るヴァイオリン協奏曲やサルヴェ・レジーナも、これらの曲が持つ魅力を再認識させてくれる名演だ。今後に予定されるペルコージ作品集の第2弾、第3弾にも大いに期待したい。

    6 people agree with this review

    Agree with this review

  • 3 people agree with this review
     2010/01/09

    プロコフィエフのロメオとジュリエットは、最近ではコマーシャルで採り上げられたり、NHKの番組でも放映されたりするなど、急速に有名になりつつあるが、殆どは組曲の形で演奏されるのが主流であり、全曲録音は未だに稀少な存在だ。かつては、マゼール&クリーヴランド管弦楽団の名演があったが、それ以降は、あまりめぼしい録音に恵まれなかったところである。そのような中で久々に登場した本盤のゲルギエフの全曲録音は、そんな長年の渇きを癒すのに十分な名演だと思う。ゲルギエフは、この膨大な全曲の各場面を、実に丁寧に描いて行く。どちらかと言えば、ゲルギエフには、例えばチャイコフスキーの交響曲などにも示したように、もっとロシア風のあくの強い演奏を期待したいところであるが、本盤は、それを封印して、優雅にして高貴なバレエ音楽をイメージして演奏したのではないかとも思えるほどの柔和さを示している。しかし、これほど精緻に、そして丁寧に、各場面を描き尽くした演奏は立派というほかはないと言うべきであり、決して物足りなさを感じさせることはなく、名演として高く評価したいと考える。SACDマルチチャンネルによる高音質録音も、この名演に華を添えている。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • 6 people agree with this review
     2010/01/09

    これは驚きの一枚である。バルトークの弦楽四重奏曲は傑作ではあるが、決して耳当たりのいい曲ではなく、ポピュラリティを獲得をしているわけではないため、各弦楽四重奏団が採り上げる際には、余程の自信がないとCD化に逡巡する例が散見される。それだけに、この新しいアルカント四重奏団が、バルトークの、しかも、その中でも傑作であり、より深みのある第5と第6を録音したという点に、並々ならぬ自信と決意があらわれていると言える。そして、その演奏内容は、それに恥じぬ超名演に仕上がっている。第5は、冒頭から、アグレッシブで強烈な迫力に圧倒される。各奏者の思い切った凄みさえ感じさせるアプローチが、バルトークの音楽にこれ以上は望めないような生命力を与えている。第6も、悲劇的な抒情と、バルトーク特有の諧謔的でシニカルな表情のバランスが実にすばらしく、それでいて、第5で垣間見せたようなアグレッシブさにもいささかの不足はない。アルカント四重奏団の将来性を大いに感じさせるとともに、この団体による今後のバルトークの弦楽四重奏曲全集の完成を大いに期待させる一枚と言える。本盤が、レコード・アカデミー賞の銅賞を獲得したことは、誠に当を得たものであると考える。

    6 people agree with this review

    Agree with this review

  • 7 people agree with this review
     2010/01/08

    モーツァルトのヴァイオリン協奏曲はいずれも若書きの作品であり、例えばピアノ協奏曲などと比べると魅力が劣り、むしろ偽作と言われる第6番や第7番の方に軍配があがるほどであるが、今から20年以上も前に録音されたクレーメルとアーノンクールの組み合わせによる全集は、斬新な解釈によって、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲の隠れた魅力を再認識させた画期的な名演であった。ただ、クレーメルのヴァイオリンも十分に個性的ではあったが、アーノンクールの冷徹なアプローチが際立っている点もあり、両者の共同作業という印象が強かった。現に、本盤のライナーノーツにおいても、クレーメルは、旧録音について、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲の魅力を教示してくれたアーノンクールへの感謝を述べている。この旧録音に対して、本盤は、クレーメルの個性が前面に出た名演と言える。クレメラータ・パルティカも実にソフトで優美な演奏を繰り広げているが、こうしたバックのソフトな下支えが功を奏して、クレーメルの決して甘くはならない冷徹で精緻なアプローチが一段と際立つことになっている。正に、クレーメルのこの20年以上にもわたる円熟を俯瞰させる渾身の名演と高く評価したい。昨年度のレコードアカデミー賞で銀賞を受賞したのも当然のことであると考える。

    7 people agree with this review

    Agree with this review

  • 2 people agree with this review
     2010/01/07

    フルトヴェングラーの第9はこれまでにも数多くの演奏が発掘され、それぞれについて高音質化を試みたCDが複数発売されるなど、熱烈なファンならともかく、そうでない者にとってはいささか食傷気味であるが、それでも、ひとたび演奏を聴けば、いつも感動させてくれるのはさすがと言うべきであろう。本盤も新発見の演奏会の記録であるが、いつもながら感動的な名演であり、しかも、既にSACD化された54年のルツェルンのフィルハーモニア管や、42年のベルリン・フィルとの演奏を別にすれば、フルトヴェングラーの第9の中でも最も音質のいいものと言うことができると思われる。HQCD化されたのも大正解で、フルトヴェングラーの偉大な第9を、なかなかの満足いく音質で味わうことができる幸せを噛みしめたい。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2010/01/06

    クナパーツブッシュはワーグナーを得意とする巨匠であるが、他の作曲家の少なからぬ曲についても好んで指揮を行った。本盤は、そうしたクナッパーツブッシュの得意とした曲を集めた好企画である。ハイドンの第88は、正に鈍行列車のようなテンポであり、第1楽章など止まってしまいそうな印象を受けるが、その濃厚な味わいは何とも言えない魅力だ。第2楽章のむせ返るような抒情も極上の美しさであるし、終楽章の踏みしめるような巨像の行進もスケール雄大だ。死と変容は、めまぐるしく曲想が変化する曲を堂々たるインテンポで一貫しているのが凄いが、死の音楽が開始される際のティンパニの一撃はどの演奏よりも凄まじい迫力だ。終結部の天上の音楽の美しさも出色のものであり、こうした何とも言えない音楽の構えの大きさはクナッパーツブッシュの真骨頂と言えるだろう。ブラームスの第3は、様々なオーケストラと名演を遺しているが、このウィーン・フィル盤も素晴らしい。第1楽章の迫力も度肝を抜くのに十分であるし、第2楽章や第3楽章の溢れんばかりのロマンティシズムの美しさには、もはや表現する言葉が追いつかない。終楽章のゆったりとしたテンポによる迫力満点の演奏は、第3をブラームスの英雄と称された理由が実にわかるような壮大さだ。ジークフリート牧歌は、ワーグナーを得意とした巨匠ならではの深沈たる何とも言えない味の濃さが魅力の名演だ。録音は、もう少し鮮明であればと思うが、クナッパーツブッシュの巨大な芸術を味わうには、これでも十分であると考える。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2010/01/05

    このような神々しい名演を前にしては、ただただ頭を垂れざるを得ない。プフィッツナーやM・レーガーは、77歳の老匠とは思えないような活力漲る力強い名演。そして、メインのブラームスの第4だが、これはシューリヒトのこれまでの印象を覆すようなロマン的な名演だ。私は、シューリヒトの第4と言えば、バイエルン放送交響楽団と組んだ名演が忘れられず、それは名人の一筆書きとも称すべき枯淡の境地を示したものであったが、このウィーン・フィル盤の演奏は、それとは全く性格が異なる。第1楽章など、テンポを大きく揺らし、随所に猛烈なアッチェレランドをかけるなど、実に個性的。第2楽章は、ロマン派的な情緒が溢れんばかりであり、実に感動的だ。そして、終楽章は、各変奏の描き分けが実に巧みであり、これだけ自由奔放な演奏をしていながら、決してブラームスらしさを失っていないのは、シューリヒトならではの至芸とも言うべきである。ウィーン・フィルもこのような個性的な棒にしっかりとついて行っており、シューリヒトともども感動的な名演を成し遂げることになった。音質にはやや濁りがあるが、鑑賞に妨げがあるわけではなく、50年代のライブ録音としては十分に合格点を与えられる水準にあると言える。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2010/01/04

    メンデルスゾーンの劇音楽「真夏の夜の夢」については、クレンペラー&フィルハーモニア管、プレヴィン&ウィーン・フィルと、このマーク&ロンドン響がベスト3であると考えているが、クレンペラーは深沈とした巨匠風の至芸、プレヴィンはウィーン・フィルの美しさを前面に打ち出した演奏であるのに対して、本盤は、指揮者の解釈とオーケストラの演奏のバランスが最もとれた安定感のある自然体の演奏が持ち味ではないかと思う。マークは決して個性溢れる指揮者とは思わないが、ツボにはまった時は、安定感のある美しい名演を成し遂げる。その数少ない作曲家の一人が本盤のメンデルスゾーンだと思う。本盤は名演だけに、これまで、交響曲「スコットランド」との組み合わせで、SACD盤や昨年発売されたSHM−CD盤(ルビジウムカッティング)などがあり、音質的にはSACD盤が別格であるが現在は入手難。ということは、SHM−CD盤との勝負になるが、アナログ的な音響を望むならば、本盤に軍配があがるであろう。ライナー執筆者の平林氏は、低音がやや強いとのコメントをされておられるが、私が聴いた限りでは、決してそのような印象は受けず、むしろアナログ時代のバランスのとれた音響が蘇ってきて、実にほっとした気分になった。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 5 people agree with this review
     2010/01/03

    ビシュコフ&ケルン放送交響楽団の進境著しさを示す名演だと思う。アルプス交響曲は、全体としては50分を切るタイムということで、平均的には早いが、聴き終えた後ではそのような印象を全く受けない。むしろ、頂上にてや、嵐の後の夕べの箇所など、他の様々な演奏よりもゆったりとしたテンポで旋律を美しく感動的に歌いあげている。嵐の部分はさすがに早いが、このあたりの情景描写は見事で、凄まじいド迫力。正に、このコンビの好調ぶりを窺い知ることができる。ティルも、あたかも生き物のような緩急自在のテンポ設定が見事であり、金管も木管も実に巧い。そして、両曲ともに素晴らしいのは、SACDマルチチャンネルによる高音質録音だ。R・シュトラウスの巧妙なオーケストレーションをこれほどまでに鮮明な音質で捉えたCDは、空前にして絶後というべきではなかろうか。指揮者、オーケストラ、そして録音の三拍子揃ったCDと高く評価したい。

    5 people agree with this review

    Agree with this review

  • 5 people agree with this review
     2009/12/30

    同年齢のカラヤンが鬼籍に入ってから2カ月後に、カラヤンの本拠地のベルリンフィルハーモニーホールで行った演奏会の記録である。朝比奈は最晩年、カラヤンを評して、「カラヤンはすごい人だったけれど、長生きでは私が勝ったな。」と意味深長な発言を行っていたが、カラヤンと同年齢でありながら、演奏の優劣はさておき、そのエロイカの演奏スタイルは全く対照的だ。ベルリン・ドイツ交響楽団は、良い指揮者を得た場合には、ベルリン・フィルに匹敵するとは言えないものの、かなりのハイレベルの演奏を行う楽団であるが、最晩年の朝比奈の指揮だけに、ベルリン・ドイツ交響楽団も見事な好演で応えており、男性的で、剛毅かつ重厚な名演を成し遂げていると言えよう。テンポは晩年の朝比奈特有の遅さであり、繰り返しもすべて行っているが、それでいて冗長であるとか、もたれるということとは全く無縁であり、エロイカという傑作交響曲の持つ雄大なスケール感を存分に味わうことができるのが素晴らしい。音質も非常に鮮明であり、この歴史的名演CDの価値をさらに高めることに貢献している。

    5 people agree with this review

    Agree with this review

  • 10 people agree with this review
     2009/12/29

    いずれも定評ある歴史的名演であるが、本盤の売りはオーパスによるSP復刻の見事さであろう。ティボーやコルトーと言った歴史的な演奏家の名演奏を、現在望み得る最高の音質で味わうことができるのは何という幸せであろうか。それにしても、フランクのヴァイオリンソナタにおけるティボーの技巧一辺倒ではなく、瀟洒な味わいの繊細な美しさ。これこそフランスのエスプリと言うべきであり、コルトーの併せ方も素晴らしいという一言に尽きる。ショーソンの憂愁な抒情の歌わせ方も味わい深いものであり、現在においてもなお、両曲のベストワンに君臨する超名演と評価したい。

    10 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 1621 - 1635 of 1958 items