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0 people agree with this review 2025/08/29
誰にも見向きされないCDがあるとすれば、そんなCDの1枚にこのCDは入るであろう。安価なので全く期待せずに購入したが、これが大当たりで競馬でいう万馬券である。オケはプラハ交響楽団、ソロは英国女流ピアニスト、Lillian Most、全く聴いたことがない名の演奏家。2番の協奏曲の初めのオケの提示部が終わり、ピアノが入ってくると世界が一変、ショパンそのものと錯覚するほどの粒のそろった柔らかいピアノのタッチ、輝いた音、転がすような音の流れに魅了され、ショパン音楽に引き込まれてしまう。オケも同様にメリハリのある有機的な響きで対応、両者共に素晴らしい。ソロも含めこんな見事なショパン演奏に出会ったのは初めてである。何よりもMostのピアノがショパンになりきっていると思うほど軽やかで繊細なのに驚いてしまう。音は癖のない平均的なステレオである。リリアン・Mostの経歴は、オックスフォード音楽大を卒業後、プロとしてヨーロッパで活躍しているとのことで、生年月日等は不明。このレーベルで数枚ショパンのCDがあるようだが、入手困難だとおもう。見つけたら騙されたと思って購入されたし。ただし演奏に不満の場合は小生その責を負わずと願いたい。(硬い独断的レヴューになってしまった。米コニザーのVEREDのショパンはこのMost以上に深いショパン演奏だと思う。)
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明るくて元気の良い演奏、それ以上でも以下でもない。オーボエと弦の協奏曲など、ニュアンスや情緒がもっと豊かであってほしい。ヴィンシャーマンやカントロフの演奏を聴き比べれば分かると思う。VN協も常識的だとおもう。
故宇野氏推薦の演奏で彼なら間違いなく星5を与えるだろう。曰く(先へ進まない指揮ぶりもこの作曲家にぴったりだ。)そのとうりで、音楽が停滞気味で前へ進まない感じの演奏で、私には退屈で響きにやぼったさが出ている。当演奏は私の感覚に合わないが、あなたには合うかも。朝比奈氏指揮の大フィルは数回聴いたが、当時の大フィルはお世辞にもうまいとは言えない水準のオケであった。現在ははるかに上手くなっているようだ。
すでに純正モノラルの独CDを持っているが、今回のはブライトクランク盤。ブライトクランクLPでは東芝AA-で聴いていたが、本CDのブライトクランクの音はやや失望である。lpにくらべ70%ぐらいの出来だ。LPで聴く、オケのいぶし銀の輝きと音の厚み、勢いが減じている。にもかかわらず、CDとしてはモノラルよりこのブライトクランク盤を選びたい。音の広がり、やわらかさ等において聴きやすいし、この曲の演奏としてはこれ以上のものが聴けないからだ。今更ながら、WFの音楽性、芸術性の能力の高さに脱帽である。CDは、リマスターによってホワイトノイズが被っているが鑑賞にはほとんど差し支えない。(リマスター無用論者)
0 people agree with this review 2025/08/28
45番の(告別)と協奏交響曲を目的で購入。100番の軍隊は、他のどんな名演奏を聴いてもワルター・ウィーンの名演をどうしても思い浮かべてしまう。本CDの45番は私なりに納得のいく好ましい演奏で、終楽章では小声でドイツ語で(さようなら)と数回言っているのが録音されている。コンチェルタンテは出だしから元気良い響きで、元気良すぎると思えなくもないが満足のゆく演奏である。RCAのノリントン・EU室内オケの演奏がわたしのこの曲のベストである(ワーストはヤンソンス・オスロフィル)。我が家の飼い猫もスピーカーの前で寝そべって、ヴィヴァルディやモーツァルトやハイドンを毎日飽きもせず聴いている、いや、聴かされている、といったほうが正解かも。うるさくないのだろう。本CDの音は、アナログ的な柔らかさがありステレオ感も十分、多少ホワイトノイズがあるが気になるほどではない。
前から欲しいと思っていたCDだが、こんなに安価なので半ば驚きである。しかし、演奏内容は予想とかなり違っていたのでこれも半ば驚き。カントロフのソロがすべてパガニーニ風に、Vnがヴィルトゥオーゾ的に全面にでているため、曲自体の良さがイマイチつかみとれないもどかしさがある。通常の弦楽四重奏か五重奏のように演奏されていれば私としてはもっと楽しめたのではないかと思う。(行かないで)という哀愁漂う5曲目の曲が演奏も曲自体もしっとりとた趣があって最も楽しめた。演奏自体は星4,演奏方法が3,というところか。録音はとても良い。こんなセンスのあるジャケット絵柄、大好きである。
0 people agree with this review 2025/08/27
スプラフォンでもっていたが手放した。音と演奏が好みに合わなかったから。このコロムビアで聴きたいと探していたので今回購入出来そう。ジャケット絵柄もスプラフォンと違って私の好みに合っている。絵柄が気に食わないと棚から取り出す気にならない。小生、CD選びは絵柄に左右されるところ大の音楽愛好家である。
グリモーを野性的とか特にヴィルトゥオーゾのピアニストだと思ったことはない。昔の東独のローゼシュミットなら合点がいくが。グリモー弾くブラームス、悪くはないが、私はケンプのDGの演奏のほうが、しみじみとした味わいがあり好きである。聴いていて、グリモーはピアノ音を感じさせるがケンプではピアノを超えたブラームスの深い響きが聴ける。各人の好み、感性の違い、というならなんでもそう言えるのではないか。グールドのは星3,このグリモーは4,ケンプは5とするのがわたしの評価である。
0 people agree with this review 2025/08/26
グラファンの清潔で音楽的な音は聴く人のこころに響いてくる。また、今井の卓越した技術と音楽はグラファン以上かもと思う。テンポは速からず遅からずで、今風の切れがあり早いテンポの演奏とは一線を画す。私としてはグリュミオーやオイストラフの音色豊かで伸びやかな音の演奏により魅かれるが、グラファンはこれで十分魅力的であり、今井ともに大人の演奏という感じがする。2曲の協奏曲だけでなく、ロンドや2つのデュオもモーツアルト音楽の魅力がいっぱい詰まっていて、天才には才能の浪費というものがないのだろう、と超凡人の私などはつい考えてしまう、そんな演奏のCDである。2曲のデユオは、故小林秀雄氏のお気に入りの曲だったと記憶している。CDの装丁も丁寧でセンスがあり実によい。
0 people agree with this review 2025/08/24
英LPで出会って以来の再会である。CDになって音の抜け、鮮明度はよくなっていると思う((但し音色、音圧は記憶にない)。12番のP協には、アシュナージの理想的とも言える演奏があるが、ブリテンのはテンポがやや速めだが、オケの音色にウィーン風の優雅さと雰囲気があり実に魅力的な演奏となっている。ハイドンの2曲も早めのテンポながらニュアンス豊かで申し分ない。響きはきびきびしながらもその中に典雅な香りが漂い、いまのハイドン演奏では聴けない趣がある。オリジナルのデッカ・ヘリテイジのCDがあれば、ぜひ聴きたいと思う。キングではPOCL4699の発売であった。
0 people agree with this review 2025/08/21
ハイドンを振らせてワルターの右に出る指揮者はいないと思っているが、最右翼にいるのがこのデュトワではないかと、このCDを聴いてつくずく思い、また感心している。ヨッフム、カラヤン、アバド、セル、デイヴィス、アンセルメ等等のハイドンとは次元の違いを感じてしまうほど響きは美しく、しかも内的充実度は満点で申し分ない。こんなすばらしいハイドンを聴けるとは予想だにしていなかった。デュトワに何故モーツアルトやベートーヴェンがないのか、バッハ、ヘンデルがないのか。本CDの中では、例えば、82番の熊、マタチッチが素晴らしいが(特に終楽章)、デュトワは同等かそれ以上である。私の好きな90番台の録音がないのがとても残念である。
0 people agree with this review 2025/08/20
数年前に手に入れたが、こういうCDがあって半ば驚いた。内田がベートーヴェンとシューベルトのピアノトリオの名曲演奏に参加しているのにもびっくりであった。演奏云々は聴いた方、これから聴く方に任せよう。テンポはややゆっくりで落ち着いており、音はきれいなステレオで内田ファンには見逃せないCDであろう。星4か5。
0 people agree with this review 2025/08/19
再レヴューです。再生装置等を工夫して聴き直したところ、音質、音色が向上し演奏にも切れが増し大変好ましく聴け、今では愛聴CDになっています。星3から4に格上げで、知人へのプレゼントにもう1枚ほしくなるほどで、おすすめCDとして取り上げました。モーツアルトやベートーヴェンも録音して欲しいと思っています。
ハイドンも良いが白眉はシューマンである。何と確信に溢れ深く充実した響きだろう、EMIのシューマン(やや平板な印象)もこのぐらいであって欲しかった。EMIのが70点だとするとこの演奏は95点以上を付けて良いと思う。今までデッカのシューリヒトを超える2番は聴けないと思っていたが、ここのチェリはシューリヒトを超えている。2番は15種位聴いてきたが、カラヤン、セル、クーベリック、シノーポリ、サヴァリッシュ等と次元の違う、単なる素晴らしさを超えたチェリ会心の演奏である。録音も厚みのある音で申し分なく良い。
0 people agree with this review 2025/08/18
今回購入。このオランダのレーヴェルは録音が二流か三流のが多いので敬遠していたが、やはり予想が当たったようで、我が家の低級な装置では標準以下の地味なステレオ音で演奏もそのように聴こえてしまう。もっとも、輝いた音の出る高級な装置なら立派な演奏に聴こえるかも知れない。アンプやRCAコードを取り換えたりして上手く聴こえるように工夫してみよう、演奏そのものは特に悪いとは思えないので。演奏者、オケはチェコかソロヴァキアのようである。Licensed from Bayer Recordsと記されている。ヘンデルのハープ協の第二楽章の、あえかな美しくも哀しい表情は何回聴いてもこころに染み入るのは私だけではあるまい。
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