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0 people agree with this review 2011/07/02
始めはエイゼンシュテインの演出の仕方や構図に作り過ぎの感じがしたが、しだいに彼の世界にひきこまれていった。 俳優たちやカメラワークのわざとらしさもツボにはまるとなかなか面白い。 イヴァン雷帝と貴族たちの権力争いは今日の政治家たちの足の引っ張り合いも感じられる。 実際の台本によるものなのか日本語訳によるものなのかソヴィエトという当時の時代性が台詞の端々に感じられた。(第一部において。) 検閲でそう指示されたのだろうか? 第2部の方が演出様式も演技もより安定し、また完成されている。 第1部では群衆の場面で素人を多く使っているのだろう。演技が雑なところがある。 モノクロのなかに一部カラー映像を混ぜたり、光と影を誇張したり、インパクトの強い映像だ。
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0 people agree with this review 2011/07/01
宗教劇としてもとらえられる作品だ。 上品で静かな音楽。 舞台が紀元前4世紀の北アフリカ地方ということでエキゾチックに彩られているタイースを取り巻く音楽と、修道士アタナエルらのキリスト教の禁欲的で安らぎのある音楽の対比が聴きどころだろう。 (タイースやアレクサンドリアの町をもっと官能的な音楽で飾ってもいいのにと思う。) 遊女タイースを改心させる若い修道士アタナエルはバリトンのためいい役だ。 トーマス・ハンプトンがスマートにこのアタナエルという役を歌っていて、役にぴったりだ。 物語も面白く、実際の舞台で観たい。 第三幕では有名な瞑想曲が何度も登場し最後には歌詞を伴って歌われる。 「瞑想曲」にはヴォカリーズで合唱が入ったりする。
1 people agree with this review 2011/07/01
メロディアからロシア・オペラの作品がじょじょに再発されていることは大変うれしいことだ。 これらの製品に歌詞がついていたら文句なしだ。 素晴らしい。 録音に古さは感じるものの名演です。 フェドセーエフ盤は聴いていてヨーロッパ的な印象があるが、スヴェトラーノフ盤はロシア的な響きがする。 スヴェトラーノフの指揮したオペラ作品を他にもたくさん聴きたくなった。
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スプラフォンからチェコ・オペラの国内盤がいくつか再発売されたが、これからもいろいろなタイトルを期待したい。 この作品は映像では1種類しか持っていないが、音楽だけで聴いている方が面白いような気がする。 音楽の面白さに集中できる。
ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番はゆっくりしたテンポをとり、ロマン派的な激しさを薄めた瞑想的な演奏だ。 クーレメルは個人的に大好きなヴァイオリンニストだが、ここにおさめられた演奏は意外にオーソドックスな演奏だ。 バルトークのソナタとブゾーニのソナタがとても印象に残った。
5 people agree with this review 2011/06/30
今日的な解釈。 第1番第1楽章は極端な解釈に感じた。 これまでのヴァンスカ指揮のシベリウスにはなかった乱暴な印象をうけた。 第2番は細部まで丁寧に演奏している。 第4番と第7番が特に素晴らしい演奏だと思う。 第4番は繰り返し聴きたい演奏だ。 第5番の原典版の全曲演奏の方に、第6番以外の手稿譜などから演奏されている楽章の断片や一つの楽章が聴けるのがうれしい。 ヤーッコ・クーシストのシベリウス演奏も素晴らしいので、そういった断片だけではなく是非全曲の演奏を聴きたい。
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0 people agree with this review 2011/06/30
とにかく素晴らしい演奏だ。 ポストニコワによるチャイコフスキイのピアノ作品全集を持っているが、プレトニョフに作品全集を録音してもらいたいものだ。
歌劇『マゼッパ』はチャイコフスキイが作曲した歌劇の中で音楽的にロシアの香りが随所に聴き取ることの出来る作品だ。 特に第一幕にその特徴がある。 ヒロインが気が狂ってしまうというパターンは歌劇『ランメルムーアのルチア』を始めとしてよくあるが、この作品もその系列の物語だ。 ただ若い男女間の悲劇でなく、若い女性であるマリアが老人であるマゼッパに恋をするというのが面白い。 このヤルヴィ盤もゲルギエフ盤(ライブ録音)もどちらも素晴らしい演奏だ。 しかしヤルヴィ指揮でマゼッパを歌うレイフェルクスは何を歌っても艶っぽい。 レイフェルクスのマゼッパに関しては設定より若いように聴こえるが、これだったらマリアもマゼッパにひかれるかもしれない。
1 people agree with this review 2011/06/30
2006年11月4日。モスクワ音楽院大ホールでのライブ録音。 ロシア語の歌詞と英語、フランス語訳付。 原作となっているプーシキンの詩の一部を朗読している。 (初めとエピローグの部分。歌詞カードには詩の一部抜けている所がある。)
2 people agree with this review 2011/06/29
無伴奏、ピアノ伴奏による合唱作品全集。 学生の頃フィンランディア・レコードから出ていた合唱作品集を聴いて感動し、シンフォニーしか知らなかったシベリウスの世界が大きく拡がった個人的な思い入れがある。 Rakastavaは幾つもの版があるが、個人的には混声合唱にメゾ・ソプラノとバリトンのソロが入るJS160cが好きだ。
2 people agree with this review
0 people agree with this review 2011/06/29
劇音楽「ベルシャザールの饗宴」のピアノ編曲版は劇の内容からしてシベリウスらしからぬ音楽世界が繰り広げられていて興味深い。 シベリウスの他の作品ではなかなか聴くことができない東洋的な和声、音階の試みが感じられる。 小品、特にワルツでは北欧の短い夏の喜びを感じる。
プロコフィエフの傑作の一つだと思う。 プロコフィエフは管弦楽作品や器楽曲よりも声楽曲の方が優れていると思う。 歌劇『賭博者』はなぜかロジェストヴェンスキイ指揮の初版盤が国内盤として出ていながら、普段演奏される版の国内盤は発売されていない。 フィリップスから出ているゲルギエフ指揮のものも国内盤が発売される様子が全くない。 もっと紹介されていい作品だと思う。
1 people agree with this review 2011/06/29
この作品を初めて聴いたときは、ロシア語の話言葉からヴォーカル・ラインを作曲した記念碑的な作品という先入観からヴォーカル・パートやロシア語の歌い方に耳がいってしまい、作品全景をぼんやりとしか聴かずにいて全体的にあまりメロディックでないと感じていたが、改めてエルムレル盤を聴いてみると戯曲の雰囲気が管弦楽でよく表現されていることに気がついた。 とくに第一幕第二景ではスぺイン情緒が良く出ている。 また、同じ題材であるモーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』はバリトンがタイトル・ロールになっているが、歌劇『石の客』ではドン・ファンはテノールに歌わせているのでテノールの音域ならではの甘い旋律もある。 単純に言葉を声楽作品にしたのではなく戯曲の背景を歌劇としていわば翻訳した素晴らしい作品だ。 ダルゴムィシスキイが長生きしてロシアを題材とした作品をこの作曲技術で生んで欲しかったとくやまれる。 ある意味20世紀を予言した作品だ。
名演です。 録音も綺麗です。 キタエンコの指揮はダイナミックというよりこの作品のお伽話的な、ファンタスティクな側面を繊細に、そして丁寧に表現している。 オーケストラがボリショイ歌劇場管弦楽団ではなくモスクワ・フィルだけに劇場音楽というより交響的に聴こえるように思う。 モスクワ・フィルがまた実に上手い。 歌手ではシェマハの女王を歌うエレーナ・ウスティノヴァが特に素晴らしい。
個人的にはショスタコーヴィチと同時代を生きた指揮たちの過去の名演奏がすりこまれていて新時代のショスタコーヴィチ演奏というふうには素直に受け取れなかった。 スリムな演奏に物足りなさというか、どぎつさやグロテスクさを求めてしまう。 逆に交響曲第13番でソロを歌うアレクサーシキンの理知的なアプローチに好感が持てた。 十月革命をテーマにした交響曲第2番は合唱部分が冷静に美しく歌われている。 また、おまけで入っている「二人でお茶を」はフィラデルフィア管弦楽団のサウンドと夢みるようなオーケストレーションが実にマッチしている。 同じくジャズ組曲もいい。 ヤンソンスのユーモアを交えたリハーサル(交響曲第8曲)が面白かった。 もっと聞きたい。
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