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Review List of hyogepi 

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     2021/03/07

    マーラーの交響曲全集やニュー・フィルハーモニア管とのベートーヴェン第9、パリ管との悲愴など、比較的若い頃のエネルギッシュではつらつとした録音も多く含まれており、それがこのボックスの魅力の一つだと思います。
    個人的な思い入れになりますが、私が小学生の時に、初めて買った(買ってもらった)LPレコードが、ここに収録されている、パリ管とのくるみ割り人形と眠れる森の美女の組曲で、繰り返し聴いたことを思い出します。
    久しぶりに聴いてみて、艶のある管楽器の音色と甘くよく歌う指揮ぶりに、聞きほれました。ただし、この2曲が、別々に他の録音の余白に収録されており、オリ・ジャケでないのが、残念です。
    比較的新しい録音は、DGのボックスにも言えるのですが、先のレビュアーさんのご指摘のように、どうしても小澤の演奏を選びたいという強烈な個性が感じられず、評価はトータルで★3つ(標準以上という意味で解しています。)とさせていただきます。

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     2021/03/06

    真摯で、突き詰めた演奏。もう少し、歌というか色気があればいいのになーと思ってしましますが、ブラームスの書いた音をそのまま音楽として表現すると(決して機械的ということではなく、人の演奏する音楽としてという意味です)、このような演奏に行き着くのかなと思います。

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     2021/03/06

    シュミットの交響曲を初めて聴きました。聴く前には「多分、ほぼ同世代のレーガー並みには晦渋なところがあるんだろうな」という勝手なイメージを持っていたのですが、第1番を聴いてみると、第1楽章の最初の和音が明るい広がりを持って鳴り響いてから、弟4楽章の最後の壮大で明るいフィナーレまで、美しいメロディーに満ちた美しい音楽が展開されていました。まるでブラームス!
    弟2番から弟4番まで聴き進めていくと、少しづつ20世紀音楽っぽくはなっていきますが、調性感は維持されており、まったく聴きにくいことはありません。
    これらの曲の他の演奏は聴いたことがないので比べることはできませんが、「歌」と「メリハリ」を明確に感じることができ、自然に自分の中に音楽が入ってくるようで、ヤルヴィは凄い演奏をしているのだと思います。

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     2021/03/05

    どの演奏も、美しく、良く歌い、ニュアンスにも富みながら、良く流れる演奏で、十分な満足感を持って聴くことができるのですが、あと少し、ほんの少しだけで良いのですが、何か鳥肌が立つような凄みというか、深い思いというかが伝わってこないなーと思ってしまいます。
    星印3つは、厳しい評価のつもりではなく、標準以上という意味で理解していますが、バーンスタインやカラヤン、ワルター、セルなどの真の巨匠と比べてしまうと、正に標準的な演奏という評価になってしまいます。

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     2021/03/05

    数年前に、芥川直子さんの実演を間近で聴いたことがあり、一見ソフトな容姿とお話しぶりとは異なる、真摯で強い意思を感じさせる演奏に、ひどく感心したことがありました。
    このCDに聴く、有名でない方のムファットの組曲の演奏も、「この曲ステキなのよ」という熱い思いが伝わってくるしっかりした演奏で、弟1集とともに、好感をもって聴くことができました。

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     2021/03/05

    今から30年以上前に、ヘレヴェッヘのマタイの旧録音を始めて聴いた時、そのすがすがしい軽やかさと美しさに驚いたことを思い出します。
    このセットのマタイもヨハネも基本的なコンセプトは変わっていませんが、各コラールやアリア、コーラスのテンポが少し早めになっており、よりすっきりした感じもしますが、そうした中にも細やかなニュアンスが
    満ち満ちており、この演奏を聴くことにより、至福の時を感じることができます。

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     2021/03/05

    同じDGにカラヤン、バーンスタイン、ベームといった大スターがいたためか、DG時代のクーベリックはどちらかと言うと地味な印象を持たれているかもしれません。また、後の、ライブを含む、ソニーやオルフェオ、アウディーテへの録音の方が柔軟性と高揚感のある演奏になっているかもしれません。
    そうであるとしても、DG時代の録音は、ベルリン・フィルとのシューマン、ドヴォルザーク、バイエルン放送響とのマーラー、9オケ振り分けのベートーヴェンの各交響曲全集をはじめ、モーツアルト、ヤナーチェク、スメタナなども、手堅くツボを押さえた格調高いものであり、繰り返し聴かれるに値する名演であると思います。

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     2021/03/04

    バッハの無伴奏ソナタとパルティータやヴァルヒャと共演したヴァイオリン・ソナタの演奏を始め、どれも、真摯で格調高い演奏が行われている。
    メンデルスゾーンやチャイコフスキーの協奏曲、ヘブラーと共演したモーツアルトやシューベルトのソナタなどもまじめ、かつ、美しい演奏なのだけれど、もう少し遊び心やあればいいのにと思う瞬間もない訳ではない。けれども、この高潔さがシェリングの持ち味で、名演奏ぞろいであることは否定しようがない。

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     2021/03/03

    パリ管弦楽団とのベルリオーズやブラームスは、白熱の名盤として知られているもので、このセットで改めて聴いて、その思いは強くなりました。
    その他のラヴェル、ルーセル、オネゲル、デュティユーなどのフランス物も、ニュアンスに富んだ歌い口がうまく、聴いていて「フランス」を感じさせる名演です。
    モーツアルト、ベートーヴェンその他のモノラル録音は、ティボー、コルトー、ロン、シゲティなどの往年の名手との録音も含み、興味深く聴かせていただきましたが、録音の限界もあるためか、繰り返し聴くことはないなーという感想を持ちました。

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     2021/03/03

    アシュケナージは、同じロシアのピアニストでも、リヒテルやギレリスなど、強靭なテクニックの個性的な硬派のイメージとは遠く、柔らかく、鼻音で、常識的・模範的な演奏で聴かせるイメージがある。
    協奏曲録音を改めて聞いてみて、モーツアルトもベートーヴェンもショパンもブラームスもラフマニノフも、その印象は変わらなかった。そこが少し物足りなくもあるが、安心して、ひたすら美しい音色に身をゆだねることができる。

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     2021/03/02

    テレマンの無伴奏ファンタジアの全集。一番の聴き物は、佐藤俊介のヴァイオリンのファンタジーで、優れたテクニックを駆使して、ニュアンスに富んだ、柔軟な演奏が繰り広げられている。リコーダーもガンバも手堅くまとめてはいるが、この演奏でならではというような明確なメッセージが伝わってこない。なお、リコーダーで演奏されている曲集は、本来横吹きのフルートのための曲集で、せっかく無伴奏ファンタジア全集としてまとめるのであれば、リコーダー版に加えてトラヴェルソ版も加えてほしかった。リコーダーは音量などの制約が多い中で、アーティキュレーションを駆使してどれだけ微妙な表現を行うかが勝負となるが、トラヴェルソではより幅広い表現力を用いてどのように聴かせるがが勝負となるので、それを聴き比べる意味でも、トラヴェルソ版がないのは残念。

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     2021/03/02

    モーツアルト交響曲38番、40番、41番、ベートーヴェンの弟9、ブルックナーの8番・9番、スメタナのわが祖国、ブラームスの交響曲全集、ドボルザークの後期交響曲など、どれも超一流のライブ演奏が収録されています。DGへの録音では、カラヤン・バーンスタイン・ベームが幅を利かせる中で地味な印象がありましたが、AUDITEのマーラーやカーゾンとのピアノ協奏曲のライブ録音と共に、クーベリックの実力を証明する名盤の集成だと思います。

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     2021/03/02

    この音型はこのように演奏しなければならないというような自己主張臭がプンプンする演奏で、そこが共感できる方には多分たまらなくハマってしまうのでしょうが、趣味が合わない方には敬遠したくなる演奏だと思います。私的には、もう少し自然体で流れてほしいなーと思う部分が多く、それでも、なるほどと納得できる部分もあるといった感じです。

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     2021/03/02

    軍隊行進曲や「グランド・デュオ」D.812など、比較的耳にする曲もある一方、聴きなれない曲が多い中で、フォルテピアノの柔らかな音色で全7枚を飽きずに聴くことができます。奏者2人の掛け合いが、ピッタリ息があったかと思えば、バトルチックになったりして、連弾というアンサンブルであることが、楽しく聴くことができる大きな魅力になっていると思います。

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     2021/03/01

    バロック時代のフルート音楽のレパートリーの録音を精力的に進めているヴェンツによるブラウンの作品集。楽譜を見たり、何度も繰り返し聴いたりすれば、それぞれの曲の良さを味わうことができるのかもしれませんが、ちょっと聴いただけでは、勿論聴いていて心地よいのですが、どれも同じような曲に聞こえてしまいます。良くも悪くも、あまたあるバロックの「ソナタ集」の一つということなのでしょう。
    演奏は、ヴェンツの持ち前の高度のテクニックによって、何の苦もなく吹きまくっており、バロック時代のフルート音楽に関心のある方には、おススメです。

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