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Review List of sunny 

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  • 3 people agree with this review
     2014/09/19

    ブラームス、ドイツ音楽のの重厚さ、柔和、ロマンティシズム兼ね備えた、ピアニスト、指揮者、オーケストラの3者に、音楽のミューズが宿った貴重、見事な名演、名盤。この時代しか出せない音。古くなっても、温故知新、録音も良い。今、こんな音楽を紡ぎ出す音楽家、録音(デジタルでは)、レーベルはもう出ないでしょう。嗚呼、悲し哉。

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     2014/09/12

    やっぱりN響は、デュトアさん時代が、ずっと良かった。このオケには、厳しさが、やっぱり必要。腕はあるんだから。しっかりと、ケツを叩く指揮者でないと。甘い、楽のできる指揮者ばっかり選んでたら、駄目。海外公演の為に、有名指揮者に首席客演指揮者なんて、称号だけ与えて、お茶を濁して、何になる?パーヴォさんには、期待しています。名前だけで、指揮者に権限とヴィジョンを与えない、奇妙な、でも日本一のオーケストラから脱却を。

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     2014/09/05

    祝名盤復活!スピーディにして味わい深いプラハ。繰り返しちゃんとやっているのが、いつもながら、偉い。それでも、1楽章は、16分程度で、ケリ。結構、細かくやってます。そして、ウイーンの音。

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  • 2 people agree with this review
     2014/09/05

    ワ―トさんのラフマニノフが聴きたくて、購入したのだけれど、速い、速い。ロマンティシズムも糞もない演奏か、と言うと、トンデモナイ。爽快、軽々と弾きこなす、若いコシチュ、引っ張るワ―ト、サンフランシスコ響、緊迫感。3番、キーシン、小澤さんの遅すぎる演奏に比べたら、私は、こちらを取る。ちょっと、尋常じゃない。これ位でなくちゃ。

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     2014/09/05

    高い評価を得ていた雄大、じっくりテンポのこの演奏。久々に聴くと、悪くはないが、遅過ぎて付いていけない。若い頃、ラフマニノフの2番は、これだったんだけど。独自のピアニズムと、いつもの様に控えめの伴奏で主役は、ピアノに徹したツィメルマン、小澤さんの盤、ごく当たり前、全うで今風のユジャ・ワン、アバドの盤も悪くはないが、何故か、アシュケナージは、コンドラシンとのロシア風、スッパリ演奏を良く聴き様になってしまった。

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  • 1 people agree with this review
     2014/09/01

    若き日のヤンソンス、フィルハーモニア管との奇跡の様な名演。プレヴィン、ロンドン響の名盤に伍する盤だと思う。思い入れたっぷりに、フィルハーモニア管を分厚く良く歌わせ、ソロも含めて見事。ロンドンのオーケストラとは、思えない位濃厚。この頃のヤンソンスは、颯爽とかっ飛ばしたプロコフィエフの5番ライヴ、こちらはレニングラードフィルと、やっぱりChandosに、残している。力技とオーケストラを煽る腕は凄かった。

      それにしても、最近録音されたばかりの、指揮者としては、総決算とも言える(でも、特徴は、今一つか)バイエルン放送響とのベートーヴェン全集が、2千円台で売られているのを見ると、悲しい。この業界、受け入れる側も、苦しい、末期的なのかなとも、思ってしまう。

      もうこんなラフマニノフ、ヤンソンスは、振れないだろうし。

      とにかく、この盤は、買って聴いてみる価値がある名演奏。私は、聴いた後、拍手したくなる。一楽章、最後の音は、ティンパニが入っている。

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     2014/08/28

    とうとう、ザンデルリング以来、42年もの間、公式発売の無かったシュターツカペレ・ドレスデンのブラームス2番が、世に出る。ザンデルリングは、流石に音が古く、マスタリングも各レーベルでされてるので、いい演奏だけど、シュターツカペレの渋い、美しい音が、減じている。ティーレマンとの、伝統と革新続けるこのオーケストラのブラームス、21世紀現代の新技術の下、ようやく、聴ける。サンプルで聴いた限りでは、上々の美音、フレージング。ティーレマンが、捏ね繰り回した演奏は余りしてないようだ、少なくとも2番では。ちょっぴりの不安と、期待で、発売を待っている。

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  • 5 people agree with this review
     2014/08/08

    求道者の印象、イザベルのブラームスは、この処、協奏曲のレコーディングが多い、ハーディング、マーラー室内管と。ぜい肉を削ぎ落とし、小編成オケと対峙。厳しい演奏で、息苦しさを感じるほど。厚い豪華な演奏ではない。3楽章でも、派手にはならないが、ツボは、見事、抑えきっている。ファウストさんは、ここでも、室内楽を入れている。こっちが、この人の本領かもしれない。ムローヴァ、アバド、ベルリンフィルとの派手派手大編成演奏とは、一線を画する。

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     2014/07/03

    とうとう肩掛けチェロ、ヴィオロンチェロ・ダ・スパラでの録音が出た(当時は、今のチェロなんてなかった?)。古い作品の新しい側面が出てくる、と言うクラシック音楽のちょっと不思議なイノヴェーション的演奏。日本人が、この楽器でバッハをやったのは、誇りと成り得る。演奏が、やっぱりいい。本拠、ライプチッヒからメダル、頂けるのも当然、と、思わせてくれる。北欧のBIS、神戸、樟蔭女子大、チャペルでの録音。間違いなく現代人の疲れを癒し、活力となる。

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     2014/07/01

    敬虔なキリスト教徒だったブリテンが、クリスマス音楽として合唱と、ハープソロだけで著した、清浄な音楽に感嘆。グレゴリア聖歌の様な合唱も美しいが、第7曲、間奏曲のハープソロだけで、爪弾かれる音楽は、この世のものでない程、天上の音楽、珠玉の美しさ。シンプルで、神聖。今まで聴いた音楽でも、一、二を争う位の美しさ。音楽の根源的な美しさ、神に捧げる祈りであり、捧げ物。20世紀の人間、音楽家、ブリテンは、途轍もない思索と才の人。一方で、民謡も取り上げ、社会のひずみを音楽にして、本気で、訴えかけるブリテンに、畏れ入る。唯々、敬意を表する。凄い。美しい、音楽も、人間も。

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     2014/04/26

    その昔、「Art Of Conducting」と言う映像を見、往年のフルトヴェングラー、ワルター等の指揮姿を初めて見ました(今も、発売されてるのかな?)。壮年期の、カラヤン、バーンスタイン等も登場する、確か、BBC制作の番組でした。その番組で、最も、重用され、最後に「第九」を、演奏していたのが、クレンペラ―、フィルハーモニア管。戦後、EMIのレコーディング・オーケストラとしてスタートし、イギリスで、やっぱり変人でしたが、ドイツ本流の、数々の伝説となる演奏を、レコードに、聴衆に残したクレンペラ―。質実剛健、インテンポ、構成重視、厳しくも情熱ある音楽で、不思議、不可解な程、独自の音楽で、フルトヴェングラーとは大きく違うけれど、高い評価と人気を誇った。その代表盤のひとつ。ミサソレムニスも、そうでしたが、ひれ伏す程、感動しました。
     時代は、大きく変わって、フィルハーモニア管は、音楽消費地、ロンドンで、若いムーティを擁し、一時破産寸前から立ち上がって、数多くの演奏と、レコーディングを、EMI中心にあらゆるレーベルとレコーディング、これまたあらゆる指揮者と、演奏する世界有数の、忙しオケとなった。本拠地もない、パリまで行くなんて当たり前、薄給の奏者、今は消えてしまった「The Phil」のドキュメンタリーは、オーケストラ運営と、芸術の維持の厳しい現実を見せてくれた。
     自腹を切ってレコーディングもしていたシノ―ポリ死後、世の趨勢も有って急激にレコーディング減ってしまったが、怖ろしいスケジュールにめげず、コンサートをこなし、機能性と暖かい音を持ち続け、老若名人奏者と、現在、敏腕指揮者サロネンと、頻繁に立ち変わる客演指揮者、ソリスト、エキストラ、そして、事務局、裏方、スポンサーと共に、教育やネットも活用した現代的オケとして、ソリッドに変貌を遂げた。レコーディングも再開。指揮者とオケの力関係も変わった。これが、現代。これで、いいのだ。
     このパイプを咥えた巨匠の様な演奏は、もうないだろう。厳しくてスケールがある。聴衆も、レコードやラジオでは味わえぬ貴重な機会、求めていた。
     フィルハーモニアの歴史は、戦後の民間プロフェッショナルオーケストラの歴史、そのもの。

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     2014/04/25

    クレンペラ―、フィルハーモニア管が、今もイギリスで熱く語られ、高い評価を受ける一時代を築いた事を、如実に物語る1枚。「第九」、数々のベートーヴェンも凄いが、これ程に、圧倒され、理も情念、籠められた演奏は、希。テンシュテットが亡くなって以降、ロンドンのオーケストラが、こんなに迫真、壮大重厚な演奏をする事は、悲しい事に、もう、あり得ないのではないか、とさえ、思ってしまう。ジュリーニの暖かい歌のある演奏も懐かしくなってしまった。サロネンに、期待はするが、全く違うものになるだろう。時代が、こんな演奏を許さない、求められない。スマート なものに、なってしまうだろう。いっそ、ミサなら、ロックもブルースも、コミュニティ、役者も必要なバーンスタインの作品の方が、似合うのか。オルソップが、ロンドンで取り上げ、ボルティモア響と録音した20世紀の大作、ネゼ・セガンは、’15年、フィラデルフィアで、取り上げる。

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     2014/04/23

    この頃、カラヤン、ベルリンフィルは色々あったが、ベルリンフィル創設100周年の演奏会の一つと演奏されたライヴ映像。前プログラム、ジュピターの演奏の後、オケが、老いたカラヤンのバトンより、速く音を出す様な所もあるが、彼等や、他の「英雄」の数ある演奏記録のものでも、ベストのものだと思う。重厚、流麗、只でさえ上手い上に鍛え上げられ、反発あっても、名手達協力、奉仕し合って気合いの入った全力の世界一の名演。アバドにも、ラトルにも、無理。こんな関係、プロ―ベのやり方、この後の時代には、もう、あり得ない。演奏後、オケに、震える手でキスの仕草与えて感謝するカラヤンの清々しい目が、印象的。”帝王”と、言われた時代の終焉を告げる様。ちなみに、翌日、5/1の本当の100周年記念日には、カラヤン自らオーケストラ音楽の最高峰と言う、マーラーの9番を演奏している。今は、DVDで発売されるヨーロッパ・コンサートに変わってしまっている・・。

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     2014/04/23

    ベートーヴェンの4番をこれだけ活力、情熱、生命感、悲哀、セクシーさまで併せ持ち、演奏出来る事が、あり得たろうか。カルロス、バイエルンの奇跡、人間、音楽家は、これ程の事が成し得るのだ、と言う1回きりの演奏が、録音され聴ける喜び。これ以後の4番演奏に、終止符を打ってしまった。傷もあるが、取るに足らぬ事、特異、異端の演奏かも知れぬが、この日、バイエルン国立管のオーケストラは、クライバーとともに、世界一のオーケストラになった。併演された7番が、DG、ウィーンフィルのセッション盤が、あったが為に長らく発売されなかったのは、クラシック界の悲劇。バイエルンとの7番も絶対の必聴。コンセルトへボウとの映像も、出来るだけ若いうちに、死ぬまでに、見ておけ!。

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     2014/04/22

    実質のデヴューは、このハルトマン。もうそれだけで普通じゃない、反戦の戦前、戦後の作曲家の作品。演奏は、伸びやかで、マジ。その後、シマノフスキ、ラべル、バッハ、ベートーヴェン、弦楽四重奏団も結成、ロンドン拠点に世界各地で、演奏。怖ろしい才能、プロデュース能力。

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