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TOP > My page > Review List of レインボー
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0 people agree with this review 2013/04/11
ティーレマンとドレスデン国立歌劇場管弦楽団によるレハールの名作『陽気な未亡人』のハイライト版。 2010年のジルヴェスター・コンサートの録音で、演奏会形式で上演されたようだ。 それだけにか、新年を前にだいぶリラックスした雰囲気で、演奏が進んでいきます。 歌手も今をときめく一流ばかり。 なお、アンコールとして、ウェストサイド・ストーリーとほほえみの国からのアリア、ワルツ『エルベの畔』が収録されています。 音質問題なし。 どちらかと言えば、作品より演奏家のファン向きのCDでしょう。
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7 people agree with this review 2013/04/10
これは大変お買い得なセット物! ストコフスキー編のバッハから、得意のチャイ5、ドヴォ9や、その他色々と入っているが、どれも楽しい、面白い演奏だ。 手兵のフィラデルフィア管弦楽団との録音がほとんどだが、NBC交響楽団とニューヨーク市交響楽団との録音も少しある。 録音年代は古く、あたり前ではあるが、目の覚めるような音質とは行かないが、年代のわりには音質は良い。 CDは厚紙に収納されている。
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1 people agree with this review 2013/04/07
1940年代までの作品を中心に日本のピアノ曲を集めたアルバム。 選曲自体なかなかユニークで面白いが、収録曲中半数が、初録音という資料としても貴重な1枚。 演奏も決して楽譜を起こしたような演奏ではなく、1曲、1曲、よく考えられて演奏されている。 特に瀧廉太郎の最後の作品として知られる、憾が大変な名演! 日本に、優れた作品が多数あることをあらためて認識させてくれるアルバム。 尚、録音は1996年で、音質は問題ない。 おすすめの1枚。
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0 people agree with this review 2013/04/05
アメリカの作曲家、ロイ・ハリスの作品集です。 初めて聴いたのですが、この1枚で聴く限りシリアスな作風のようです。 ただオーケストレーションはなかなかの物で、オーケストラ・サウンドの醍醐味を堪能できます。 クチャルとウクライナ国立交響楽団の演奏で、1999年の録音。 このコンビらしい、繊細で丁寧な演奏で、いざというときに音が飛ばないが、これはこれで良い演奏。 7番のホルンのビブラートを聴くとこのオケが、ロシア圏のオケであるのを思い出させてくれます。 勿論、ナクソスなので音質、録音は問題ありません。
2 people agree with this review 2013/04/04
NHK交響楽団に頻繁に客演した事で、日本のクラシック・ファンに有名なハインツ・ワルベルクのオッフェンバックの『ホフマン物語』全曲盤。 オケはミュンヘン放送管弦楽団、歌手は大物を中心に集めたCDだからこそ出来るドリームキャストという音源です。 このオペラ、クリュイタンスや小澤等、名録音が多く、この音源はあまり目立たないのですが、決して一流とは言えないミュンヘン放送管弦楽団から、時には豪快にオケを鳴らしメリハリをつけ、時にはテンポを落とし、伴奏に徹したりとオペラ指揮者、ワルベルクの実力が良くわかる隠れた名盤となっています。 歌手も悪くないのですが、どちらかと言えば、オケを聴く1枚かも。 1979年の録音なのでもう30年以上前の録音ですが、新しくリマスタしたのか、音質は綺麗です。
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0 people agree with this review 2013/04/03
主に戦前に作曲された日本のソナチネを集めたというアルバム。 この手の作品は実演は勿論、録音自体珍しい。 有名な方から、そうでない方まで、曲調も日本的だったり、フランス近代派風だったりと一曲一曲と非常に個性的。 作品として面白いのは、山田一雄の曲だろうか。 最近出た管弦楽曲集で見せたマーラーのような曲ではなく、フランス近代派の影響が感じられる曲である。 ピアニストの花岡千春氏はこうした日本の知られざるピアノ曲を積極的に取り上げて、録音されており歴史に残る仕事だと思う。 演奏も名演! 音質良好。
4 people agree with this review 2013/04/02
ピエロ・ガンバと言えば、リッチやカッチェンの伴奏で知られていますが、このCDは珍しいソロ・アルバム。 ロンドン交響楽団と録音した序曲集で元々1枚づつ発売されていたのを今回の発売に合わせて2枚組で発売したもののようです。 ガンバはイタリア出身で、このCDでも、イタリアの作曲家中心の選曲となっています。 この方の演奏、なかなか見事な物で、切れの良い名演が続きます。 特にロッシーニを聴けばそう感じるかと思います。 尚、1枚目、2枚目両方にウィリアム・テルが入っていますが、別録音のようです。 デッカの録音は良い事で有名ですが、このCDでも古い録音ながら音質は年代のわりに鮮明で良いと思います。 おすすめの1枚。
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0 people agree with this review 2013/04/01
ドイツの楽譜出版社、ルンデルと、日本のブレーンがコラボした、ルンデル・シリーズの最新巻。 前回と同じく、海上自衛隊東京音楽隊、隊長、河邊一彦2等海佐の指揮で収録されています。 前回のアルバムはクラシカと言うタイトル通り、クラシックのアレンジ物ばかりを集めたアルバムでしたが、今回はオリジナルを中心にしたアルバムです(アレンジ物あり) ルンデルのオリジナル曲はあまり外れた事がないのですが、今回収録された曲は、どうもポピュラー要素の強い曲が多く、微妙な曲が多いです。 海上自衛隊東京音楽隊の演奏は、いつもながらすばらしい演奏ですが、やはり行進曲はたいへんに上手いです。 シュトラウスの騎兵行進曲、フチークのアッテラは名品! マーチ意外だとジプシー男爵の序曲が良い! ブレーンのCDは録音がイマイチな物が多いのですが、このルンデルシリーズは硬質なサウンドで、なかなか良いと思います。 本来は楽譜の参考演奏用なんでしょうが、観賞にも十分に聴けます。
5 people agree with this review 2013/03/31
ウィンナ・ワルツのスペシャリストとして知られるボスコフスキーが、19世紀、ウィーンで活躍した作曲家のオペレッタやオペラの序曲を降ったアルバムだ。 得意のシュトラウスは勿論、スッペ、レズニチェク、ニコライと、ボスコフスキーの録音では比較的珍しいと思うが、これらも実に味のある演奏で、特に最後のニコライは名演だと思う。 この時代のウィーン・フィルの音色は本当に美しい。 また優秀な録音のおかげで、古い録音だが、今聴いても色あせない。 価格も安いし、おすすめの1枚だと思う。
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1 people agree with this review 2013/03/30
非常に多い小澤の音盤の中でも、このCDは特に個性的な1枚と言えるのではないだろうか。 琵琶協奏曲は予想通りと言うか中国と西洋音楽を融合させた作品であり、耳馴染みの良いメロディと琵琶の美しい響きが印象的。 全編聴くとちょっと退屈だけど、悪くはないと思う。 リストは普通だったが、スーザは楽しい、肩の凝らない演奏で良かった。 録音年は1979年と、それなりに古いが特に問題はないと思う。 個人的にこの指揮者の音源は、当たり外れが大きいなと言った印象なのですが、これは数少ない当たりの1枚でした。
3 people agree with this review 2013/03/29
無名の指揮者、知られてないマイナー曲という組み合わせに惹かれて買ってみた。 メータとウィーン・フィルのブラームスは、流石にビッグネームだけあり、充実していたが、このアドラーという指揮者もなかなか良かった。 永年オペラに関わっていた人らしいので、ツボを押さえており、ほとんどの曲が初めて聴いた曲だったが、そこそこ楽しめた。 ただ、やはりというか曲自体魅力が薄いので、何度も聴きたいという感じにはならないと思う。 ナショナル・フィルは、腕利き揃いの集団のはずだかここではちょっとイマイチ。 とはいえ大変貴重な曲、音源が安価で再発となれば、十分最高レベルと言って良いのではないだろうか。 音質は年代を考えれば良好です。
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2 people agree with this review 2013/03/28
作曲家、山田一雄の代表的な管弦楽曲を集めたCDです。 まだナクソスの輸入元がアイヴィだった頃、リリース予定と案内されていたと記憶していますが、その後いつの間にかリリースの情報は消えており、ようやく発売となったのは嬉しい限りです。 帯には日本のマーラーなるキャッチコピーが書かれていますが、成る程と言いますか、戦前の作曲家でこれほど後期ロマン派の薫りのする充実した管弦楽曲が発表されていたとは驚きでした。 演奏は、ドミトリー・ヤブロンスキー指揮、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団。 今までこのシリーズで何度か登場していますが、このCDが一番良い演奏でしょう。 ロシア・オケらしいパワフルな金管も聴けます。 ただし、和の要素は薄く、時々ミスがあるのはご愛嬌。 録音もようやく新しいのになったのでしょうか、なかなか迫力があります。 もう1つ山田の作品集は、ニッポニカのCDもあるようですが、値段、内容、入手のしやすさを考えれば、今のところベスト盤と言えそうです。
0 people agree with this review 2013/03/27
マーチには実用目的の物と演奏会用の作品があるが、これは後者、クラシック・マーチと呼ばれるジャンルの良く知られた作品を集めたCDです。 初心者向きの盤だと思いますが、結論から言うと初心者にはおすすめしません。 何故ならオムニバス盤なので演奏者が一曲一曲違うため、曲の出来にばらつきがあるからです。 初めて聴く人は他の優れたCDがあるのでそちらを聴いたほうが良いでしょう。 しかし、ある程度クラシックを聴いて来た人は別。 このCDの演奏者は、マタチッチ、ヴォス、ジョルダン、E.シュトラウス二世と言った懐かしい指揮者、カップ、ベッカー、ビュンデ、ミヒャルスキー、ムニーと言った知る人ぞ知る、指揮者の音源が使われています。 さらには覆面指揮者として有名なアルベルト・リィチォやロイ・ベルトランの音源まで(笑) 上記の通り演奏内容にばらつきはありますが、一曲単位で見れば良い演奏もあって例えば『スラヴ行進曲』は快速テンポで悪くないし、『入場行進曲』はシュトラウス一家最後の音楽家によるツボ得た演奏で良いと思う。 音源はほとんどが、メディアホン原盤、ただし、1、16はhnhが原盤(ナクソス盤と同音源)である。 最初にも書いたがこれは初心者ではなく、マニア向きのCDで、曲目と演奏者に興味があれば購入しても良いと思う。
1 people agree with this review 2013/03/26
チャイコフスキーの第4交響曲は、好きなシンフォニーの1つだ。 当盤は、クルト・ザンデルリンクが、ウィーン交響楽団を降って録音した物。 冒頭のホルンは、柔らかいが、同時に力強さを感じさせる物で、その後終楽章までドラマチックな展開が続く。 このメーカー、ザンデルリンクのライヴ録音を幾つかリリースしているが、本盤もおすすめ出来る1枚。 私が購入した時はセールで安くなっていたので、かなり得した気分。 録音は十分に聴けると思う。 尚、輸入盤だが、1ページだけ日本語解説がある。
1 people agree with this review 2013/03/24
タイトル通り、ストックホルムでの夏のコンサートを再現した盤だと思うが、収録曲に注目して欲しい。 19世紀にかけて活躍したウィンナ・ライトミュージックの作曲家の作品がズラリと、それも珍しい曲が多く取り上げられている。 特にグングルの作品が一番多く取り上げられており、残念な事にシュトラウスのように作品集もないこの作曲家の作品が多数取り上げられていると言う点で貴重。 またブルックナーのアポロ行進曲の真の作者として知られるようになった、ベラ・ケーラーのその他の作品が聴けるのも嬉しい。 演奏は、ミカ・アイケンホルツ、ストックホルム・シュトラウス管弦楽団で、丁寧に演奏されており、良い。 録音も問題ない。 曲目に気になる物があれば、購入しても良いだろう。
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