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Review List of レインボー 

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     2019/12/02

    近代のスロヴァキアを代表する作曲家の1人、アレクサンデル・モイゼス。
    モイゼスは12曲に及ぶ交響曲を残していまして、マルコポーロが全集を作ったのですが、これはナクソスに移行したアルバムとなります。
    交響曲第3番と第4番を収録しており、スロヴァキア民謡も取り入れた3番は小交響曲と副題のある通り聴きやすく、一方4番は少し長く、難解なところがある。
    演奏はラディスラフ・スロヴァーク指揮、スロヴァキア放送交響楽団。
    同郷の作曲家の作品という事もあってか、雑な演奏もあった初期ナクソスの頃のスロヴァキア放送交響楽団の録音の中でも、なかなか良い演奏で、スロヴァークのタクトも曲を知るには十分な力の入ったものとなっています。
    録音は1993〜1994年、スロヴァキア放送コンサート・ホールで録音されたもので、問題はありません。

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     2019/12/01

    ハンガリーの作曲家、ラーズロー・ライタの交響曲全集です。
    元はナクソスの姉妹レーベル、マルコポーロから出ていた音源ですが、この盤はナクソスに移行されたアルバムになります。
    ライタは若い頃、パリで音楽を学んだ経験から印象派のような色彩感のある音楽でそれにハンガリーのエッセンスを加えた作風というとわかりやすいでしょうか。
    コテコテの民族派ではないですが、国民楽派のような分かり易さがあり、この盤に収録された作品は特にライタの交響曲の中でもわかりやすい作品なので、ライタを初めて聴く人に、第7交響曲などと共におすすめです。
    ニコラ・パスケ指揮、ペーチ交響楽団の演奏で収録されています。
    ペーチ交響楽団はハンガリーの南部の街、ペーチに所在するオケのようですが、このライタの全集以外目立った音源もなく、知名度は低いオケです。
    しかし、演奏は作曲家への共感に満ちた充実した内容であり、作品を知るには十分な水準の演奏と言えます。
    1995年9月にオケの地元、ペーチのフランツ・リスト・コンサートホールで収録された物で、こちらも不満なく聴けます。

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     2019/11/28

    1960年代後半に書かれた吹奏楽曲を収録したアルバムである。
    収録曲はいずれもアメリカン・ウィンド・シンフォニーが1961〜1968年にかけて委嘱初演した曲であり、当時の最新曲を集めた内容となっています。
    収録された曲は、ペンデレツキ『ピッツバーグ序曲』黛『彫刻の音楽』J.ウィリアムズ『管楽のためのシンフォニエッタ』です。
    どの曲も高度な技術力を必要とするシリアスな音楽で、現代音楽らしいクラスターや刺激のある和音など気軽に聴ける曲調ではないですしキャッチャーなメロディもありませんが、作品の質はどれも高いでしょう。
    演奏はドナルド・ハンスバーガー指揮、イーストマン・ウィンド・アンサンブルです。
    指揮者をハンスバーガーに交代してちょっとした頃の録音ですが、フェネル時代からのキレの良い演奏を聴かせてくれます。
    この盤はタワーレコードが復刻したもので初CD化だそうですが、後に本家からも内容同じで復刻されています。
    録音はやや古さがありますが年代を考えれば仕方ありません。

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     2019/11/25

    オーケストラのための小品を集めたアルバムです。
    演奏しているのはスタンリー・ブラック指揮、ロンドン交響楽団。
    ブラックはポピュラー音楽、映画音楽畑で活躍した人物ですが、クラシックの録音もそこそこ残しています。
    これもそんな1つで、アンダーソンやイェッセル、ヘンデルやヨーゼフ・シュトラウスらの大変よく知られた作品が並びます。
    ホームコンサートのような選曲的に恐らく日本企画なのでしょう。
    ブラックの演奏は他のオケだと軽く感じる所がありますが、このCDは名門のロンドン交響楽団の卓越した技術力に支えられて、その軽さが丁度良く、全収録曲ともに聴きやすい演奏となってます。
    録音は良好。

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     2019/11/24

    ルイ・アームストロング中佐指揮、アイルランド国防軍軍楽隊演奏によるCDで、アイルランドに関連する楽曲を集めたアルバムとなっています。
    演奏するアイルランド国防軍軍楽隊は1923年に創設された歴史あるバンドで、この軍楽隊が日本に紹介されるのはこのアルバムが初めてではないでしょうか。
    先にも書いた通り、アイルランドの作曲家やアイルランドの民謡などをアレンジした作品を収録しており、A.J.ポッターや、H.ハーティ、P.グレインジャー等著名な作曲家の名前が並ぶ。
    しかし、1番の目玉はこの軍楽隊の初代指揮者である、フリッツ・ブラーゼ大佐の作品が収録されている事だろう。
    ブラーゼ大佐は1875年にドイツのリューネブルクに生まれ音楽学校卒業後に軍楽隊に入隊、ミュンスターの歩兵軍楽隊を経て、当時ベルリンにあった、近衛グレナディア・アレクサンドル第1連隊軍楽隊の楽長に若くして着任したエリートでしたが、第1次世界大戦後の軍楽隊縮小によって、同軍楽隊が解散、時期を同じく新たに創設されたアイルランド陸軍第1軍楽隊の楽長になり、亡くなる1940年までアイルランドの吹奏楽の発展に寄与した人物です。
    ここではラーチェット作の編曲である、『若人の嘆き』、自作の『アイルランド舞曲21番』行進曲『オドネル・アブ』『アイルランド陸軍行進曲』の4曲が収録されてます。
    いずれもアイルランド移住後の作品で、民謡などを取り入れたアイルランド風の曲調ですが、アイルランド陸軍行進曲の第1、第2マーチ部分はブラーゼがドイツ出身である事を思わせる、ドイツ的なガッチリとした曲調の作品となっています。
    アイルランド国防軍の演奏はいずれも手慣れた物で、行進曲からクラシカルまで引き出しが広く、バランスと統制のとれた演奏が素晴らしい。
    2017年に、アイルランド放送第1スタジオで録音された物で、スタジオでの録音らしく残響の少ない録音である。

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     2019/11/16

    サリエリが書いた歌劇からの序曲を集めたアルバムです。
    ミハエル・ディトリッヒ指揮、スロヴァキア放送交響楽団の演奏で録音された物です。
    サリエリの音源は近年こそ増えてきましたがオリジナルのマルコポーロ盤が出た頃はまだ少なく貴重な一枚でした。
    たまたま同時代にモーツァルトがいた事がサリエリの最大の不幸だったでしょうが、このCDを聴くとシンプルながら味わい深いメロディと宮廷楽長という職人的な手堅い作風で、なかなかでした。
    演奏のスロヴァキア放送交響楽団はナクソス系列に大量の録音を残した事でしられており、その演奏はまさにピンからキリですが、ここでの演奏はメリハリがあり作品を知るには十分なレベルの演奏でした。
    録音は1991〜1992年で、音質は問題ないです。

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     2019/11/12

    ジョージア出身で旧ソ連で活躍したタクタキシヴィリの『ピアノ協奏曲第1番』と、ロシア5人組の1人、バラキレフが書いた交響詩『タマーラ』を収録したCD。
    このうちメインはタクタキシヴィリのピアノ協奏曲。
    民族風の旋律を使い、分かりやすく、かっこいい楽しい作品で、他にも作曲家の自作自演の録音があるのだけど、どうして埋もれていたのか不思議な作品だ。
    ヒュム・ドン=ヒョク指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏。
    ピアニストは、キム・クァク・ジョンラン。
    指揮者はなんでも韓国で有名な方らしいのだが、正直初めて知ったし、ピアニストも同様だ。
    その演奏は好意的にいうならば、指揮者やピアニストの個性より、作品の魅力を引き出した演奏と言えるし、悪く言うならただ楽譜を音にしただけと言える。
    タマーラなど、競合音源がある場合トップとはいえないし。
    全体的にブヨブヨした演奏だが、オケはかのモスクワ・フィルで、往年の時代に比べパワーダウンしているのは否めないが、そこそこ上手いので、まだある程度聴ける。
    録音は1999年頃であり、録音はそのものは大変にクリアかつ鮮明で良い。

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     2019/11/11

    チャイコフスキーのバレエ音楽『くるみ割り人形』全曲と、グラズノフの『レ・シルフィード』を収録したアルバムです。
    オンドレイ・レナルト指揮、チェコスロヴァキア放送交響楽団の演奏で収録されています。
    日本でもお馴染みのレナルトはナクソスの活動初期に多数の録音を残していて、かなりの数になるのですが、これもその一つ。
    演奏は昔のナクソスによくあった作品のもつ魅力を出した演奏と言った所です。
    とはいえ同じスラヴ圏の作曲家という事もあってか、演奏自体は悪くありません。
    やはりチャイコフスキーはスラヴ圏では特別な存在なのでしょう。
    グラズノフはボーナス的な収録ですが、これも中々のもの。
    1989年、スロヴァキア放送コンサート・ホールでの録音で、デジタルですがこれまたナクソス初期にあった平板な音質です。

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     2019/11/10

    アルベニスのピアノ曲『イベリア』を管弦楽に編曲して録音した珍盤。
    同曲のオケ盤はアルボスによる編曲があるが、このCDはスロヴァキアの編曲家でナクソスのお抱えと言っていい、ピーター・ブレイナーによる物。
    演奏はイーゴリ・ゴロフスチン指揮、モスクワ交響楽団。
    ブレイナーの編曲は打楽器の活躍を増やしたスコアとの事であるが、正直微妙なアレンジである。
    軽いというかBGM的と言うか。
    指揮のゴロフスチンは、当時ナクソスに録音を入れていたロシアの若手指揮者で、このCDの録音時、40前後の年齢でスヴェトラーノフのアシスタント経験を持ち、当時の若手注目株の1人だったが1998年に若くして亡くなった。
    生きていればロシアを代表する指揮者の一人になったかもしれないが、幸いにもナクソスを始め録音が残されているので彼の芸風には接する事が出来る。
    この演奏は全体的に大人しい演奏でゴロフスチンの録音の中ではハズレであるが、時折吠える金管にロシアの往年のサウンドの断片が聴けて嬉しい。
    やはりスヴェトラーノフのアシスタントを務めただけはあるのか。
    オケも技量面では不満はない。
    不満といえば録音である、これ当時モスクワ交響楽団との録音に使われたモスフィルム・スタジオでの録音なのだが、ホールではないので、音はモコモコ、また録音機材が駄目なのか、あまりダイナミクスや、小さい音は聴きづらいというちょっと問題のある録音。
    ま、余程アルベニス好きって人以外にはお勧めしませんが。

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     2019/11/09

    麻宮騎亜作、サイレント・メビウスが1991年に映画化され、その音楽を和田薫が担当したのですが、その映画音楽から演奏会用に編み直しされたのが、このCDに収録された交響的オラトリオ『サイレント・メビウス』です。
    合唱は勿論、オルガンやオーケストラも入った編成で元が映画音楽であるので、本来のオラトリオより曲調は壮大ですが、後の金田一少年の事件簿や犬夜叉で聴けるような和田節は随所で聴けます。
    演奏は、指揮者はアンドレイ・チスチャコフ、オーケストラはモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、合唱はイゴール・アガフォンニコフ率いるアガフォンニコフ合唱団と今見ても中々豪華なメンバーが参加しています。
    特に若くして亡くなったチスチャコフのロシア物以外の録音は珍しい。
    ソ連が崩壊して一年半ぐらい経った頃のためか、はたまた余り気が乗らなかったのかかのモスクワ・フィルにしては割と普通な演奏である。
    とはいえ、ロシアン・サウンドと言われた金管楽器のヴィブラートのかかった分厚い響きは聴ける。
    合唱はロシアン・バスと言われる、男声の力強い歌声がいかにもロシアらしく、良い。
    録音は当時出来たばかりのモスフィルム・トーン・スタジオでの録音で、音は良いものの、各楽器がやたらと鮮明に聴こえるので、恐らくマイクを沢山たててミックスしたのでしょう。
    録音年はライナーに載ってる写真から1993年1月25〜29日と思われます。
    音楽や演奏の話ばかり書きました、原作者の文や作曲家自らによる作品解説がライナーに載っています。

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     2019/11/08

    チャイコフスキーのバレエ音楽『眠りの森の美女』の全曲盤です。
    アンドリュー・モグレリア指揮、チェコスロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録されています。
    モグレリアはイギリスの指揮者で、ナクソス系列に多数の録音を残しましたが、特にバレエ音楽の録音に定評のある指揮者です。
    この盤では、初期のナクソスによくあった演奏家の個性より、作品の持つ魅力を前に出した演奏で、チャイコフスキーが書いたメロディを存分に味わえる仕上がりとなっています。
    オケは可もなく不可もなくと言った所。
    1991年3月と、5月に、コシツェ芸術家の家で録音された物で、初期ナクソスらしい、音は良いが平板な音質です。

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     2019/11/07

    イギリス王立空軍創設100年を記念して製作されたアルバム。
    イギリス空軍の音楽を集めた内容で、制式行進曲『英国空軍分列行進曲』をはじめとする行進曲が中心で、定番の行進曲から、最近書かれた作品まで、その他空軍機が活躍するスピット・ファイア、空軍大戦略と言った映画音楽や、スパークが書き下ろした演奏会用の新曲までを2枚に分けて収録しています。
    演奏はイギリス王立空軍中央軍楽隊(指揮:スチュアート・スターリング中佐、ダンカン・スタッブス中佐、ピアーズ・モレル中佐、マシュー・リトル少佐、ナイジェル・ヘス、バリー・ヒングリー中佐)イギリス王立空軍士官学校軍楽隊(指揮:ダンカン・スタッブス中佐、リチャード・マレー少佐、クリストファー・ウェルドン少佐)イギリス王立空軍連隊軍楽隊(指揮:ダンカン・スタッブス中佐、クリストファー・ランソン大尉)そして空軍のジャズバンド、王立スクアドロネーズ(指揮:アンドリュー・マース伍長、ケヴィン・ミルズ曹長)
    スターリング中佐時代の2005年録音以外は全てスタッブス中佐時代の新しい録音で、空軍の自主レーベル原盤と思われる音源や、今回新録された音源まで、もちろん演奏はロイヤル・エアフォースの魅力を存分に楽しめます。
    音は、ここ最近のものが大半なので、音質は問題ありません。

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     2019/11/06

    ノルウェーのクラシックというとグリーグ以外は正直知られてないといったところですが、このナクソスからでたアルバムは、そんなグリーグ以外の作曲家を知れる貴重な一枚です。
    その2とあるように、これはもう一枚アルバムがあり、そちらは19世紀の作曲家が中心ですが、このアルバムは20世紀の作曲家が中心です。
    と言っても、その殆どがノルウェーの国民楽派の分かりやすい作品です。
    その究極の例でわかりやすいのが、ヤラルヨード序曲でしょう。
    演奏は、アイスランド国立交響楽団、指揮はビャルテ・エンゲセト。
    北欧の作曲家のもつ透明さ、そしてオケの演奏のよさ、値段を考えれば十分に良い盤です。
    音質良好。

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     2019/11/05

    テオドレ・クチャルと言えばナクソスに、ウクライナ国立交響楽団やウクライナ国立放送交響楽団といれた録音が有名ですが、同じ廉価盤レーベルであるブリリアントにも録音を残しました。
    このボックスは既発売のCDを集めた内容で、既に単品で持っている方は内容が重複するのであまりお勧め出来ないが、いずれもクチャルの端正な音楽な音楽作りが特徴的であるが、特にヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団とは充実したエネルギッシュな演奏が多いし、手兵、ウクライナ国立交響楽団とのショスタコーヴィッチの演奏はさすが、ベネズエラ交響楽団との演奏はラテンとクチャルの芸風が合わさった陽気な演奏となっており、これ一枚で様々なクチャルが知れます。
    CDはボックス物らしく厚紙に入っています。
    録音は2004〜2011年で、良い音質。

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     2019/11/04

    テオドレ・クチャル指揮、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団による、ニールセンの交響曲全集です。
    クチャルと、ヤナーチェク・フィルはブリリアントにはスメタナとドヴォルザークというオケにとって地元の作曲家による作品を録音したのですが、どういうわけかこれだけ、デンマークの作曲家が取り上げられていました。
    しかし、どの曲も、充実した内容と、推進力のある分かりやすい音楽作りで、名演と言ってよく、初めてニールセンを聴く人からだいぶ聴いているというヘビーなファンまでお勧めできる内容となってます。
    録音、音質は良好。

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