Sym.4, 5, 6: Maazel / Vpo +overture
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どぜう | 東京都 | 不明 | 22/February/2012
「ほんず総理」の仰る「何か特別なことをしているわけではない」点は仰るとおりと思います。デッカの録音も手伝って、WPhの各パートは鮮明、よく鳴っています。しかしながら、「マゼール指揮」の演奏と捉えた場合、そこに指揮者の個性を感じられるかは疑問です。にもかかわらず、演奏は悪くない・・・いっそのこと、これは「WPhのチャイコフスキー」と捉えています。なので、WPhの自発的なドラマ、往年のデッカサウンドによる迫力をお求めの向きは一聴する意味は大いにあると思います。後年、WPhによるチャイコフスキーといえば、晩年のカラヤンが後期3大を録音しています。Tpが他の楽器を掻き消すぐらい強すぎる箇所もあったりする演奏ですが、さらに濃いドラマを求めるなら、カラヤンを聴くことの方に意味があるでしょう。(ゲルギエフは、カラヤン以上に濃いが、同じロシア系ならムラヴィンスキーの透徹した演奏をまず聴くべきか。)1 people agree with this review
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