HMVインタビュー:Joe Budden
Tuesday, March 3rd 2009
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B-Real インタビュー |
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Interviewed by 二木崇(D-ST.ENT) 翻訳 渡辺 志保 |
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「俺にはもうDef Jamに未練はないね。」
--- 前作のリリース以降、デフ・ジャムとの間にどんな事が起こったのか詳しく教えてください。 Joe Budden(以下J) 筆するようなことはとくに無いぜ。 正式には全ての契約が終了しているわけじゃないけど、俺にはもうDef Jamに未練はないね。 --- これまでに色んなビーフがあった訳ですか、それらを振り返ってコメントして下さい。 J 俺は人一倍競争意識が強いんだ。 だからいいMCを見つけたらバトルをけしかけたくなる。 不運にも、今の時代はビーフっていうと他の問題にすり替えられることが多いけどな。 --- 現在のプロダクション、制作体制はどんな感じですか? J サウンド面では満足してるよ。プロデューサーに関して言えば本当に恵まれた環境にいると思う。 アルバムを聴けば分かるぜ。 --- 新作のタイトル、コンセプトについて教えてください。 J 誰だって精神異常者的な部分を持ち合わせているっていうのがコンセプトだ。 自分が受け入れようとそうでなかろうと、人には誰しもそういった側面があるってことを掘り下げていきたかった。 それに、俺にとって「Padded Room」という言葉はレコーディングブースを象徴する言葉でもある。 *訳者注:Padded Roomは「クッションで敷き詰められた部屋」という意味。 精神病患者の治療部屋という意味で使用されることもある。 --- 収録曲の中で特にお気に入りの曲を3曲挙げて、解説してください。 J 「In My Sleep」は自分のやりたいことを自由に表現した曲だから個人的に思い入れがあるな。 「Exxxes」も気に入ってるし、これはもっと複雑さを増した曲でもある。 とにかく全部気に入ってるよ。 まじで聴かなきゃ損するぜ。
J 多すぎて挙げるのが難しいな。 俺の曲にはパンチラインが多いからな・・・。 --- 現在のUSのヒップホップ・シーンを見渡してみて思うことは? J 最近のシーンについてはとくに深く考えないんだ。 ただ、ぽっかりと穴が空いているような感じはするけどな。 俺のスキルをもってして埋めることができればいいけど、今は自分のことに集中してるから時間がないね。 --- 今一番お気に入りのMCと、逆にこいつだけは許せないというラッパーは? J 今は特に好きなMCもいないし、嫌いなMCもいないな。 --- ヒップホップがもっとも光り輝いていた時代はいつごろだと思いますか? J 俺にとっては90年代が黄金期だな。 多くのクラシックが産まれたのは1990年代だろ? --- 日本のファンへメッセージを。 J 俺の新作を待っててくれて嬉しいぜ。 絶対後悔させない作品に仕上がったからチェックしてくれ。 |
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