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Bob Marleyのすゝめ 【3】

Tuesday, November 4th 2008


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第3篇
死後に多数リリースされたライヴ盤をピックアップ

Bob Marley


死亡遊戯盤の中でも、最も「墓荒らし」の的にされてしまいがちなライヴ音源。
『Live!』、『Babylon By Bus』で事足りそうな感もありそうですが、
79年の来日公演など、日本のレゲエ・ファンならば、
一度は耳にしておきたい貴重且つ、興味深い発掘音源が存在するという点でも、
こちらの10枚は推薦に値。

音質的には、マスターの関係で多少「?」なものもありますが、
ライヴ特有のBobの神懸ったパフォーマンスには
それを凌駕するパワーがある、とでも言っておきましょう。

オリジナルWailers時代のライヴ音源発掘も超・切望!




Live At The Roxy   『Live At The Roxy』

「Rastaman Vibration」のプロモーション・ツアー中、76年5月に行われたハリウッド、ロキシーでのライヴを完全収録した2枚組。ディスク1には、「I Shot the Sheriff」「No Woman No Cry」などを収録。ディスク2には、これまで未発表となっていたアンコールからの1曲と、20分越えとなる「Get Up Stand Up/No More Trouble/War」のメドレー・ナンバーを収録。オリジナル・マスターからデジタル・リマスタリング。本公演中、Bob Dylanが観客の中にいたらしい、というトピックに否が応でもあがってしまう。


「Positive Vibration」が視聴できます♪

ライブ・イン・ジャパン   『Japan -ライブ・イン・ジャパン

1979年に行われた最初で最後の日本公演ツアーから、4月10日、中野サンプラザでの貴重なライブ音源を2枚組に収録。ちなみに、来日公演スケジュールは、4月5、6日に新宿厚生年金会館大ホール、同月7日に渋谷公会堂で入れ替え制の2ショウ、10日に中野サンプラザホールで2ショウ、11日に大阪・厚生年金会館大ホール、13日、大阪フェスティヴァルホール。


Live In Japan 1979  『Live In Japan '79』

同じく79年の中野サンプラザ公演を収録したライヴ盤。ナンセンスぎりぎりとも云えるジャケットとは裏腹に、FM TOKYO録音のハイグレードな音質で、サウンド・クオリティは問題なし!上掲盤には未収録の「Them Belly Full」を収録。



St.paul Minnesota'75   『Minnesota'75』

2005年の生誕60周年時に、Bob Marley財団が持つ貴重な未発表ライヴ音源が数多出現。もちろん世界初登場。世界的に注目を集め始めた75年のミネソタ公演。既発のライヴ音源では、なかなか味わえずカットされていたWailersとのアドリブや、I Threeのコーラスをふんだんに収録。サウンドも荒削りな中、テクニックがキラっと光るアレンジで、まさしく中期ライヴの最高峰。




Agoura Hall '75  『Agoura Hall '75』

こちらも生誕60周年企画の未発表ライヴ盤。第1期Wailers解散後、さらにパワーアップしたバンドの演奏も聴きドコロとなる75年、カリフォルニア、アゴラ・ホール公演。同時期、Islandよりリリースされた『Live!』により大ブレイクした頃のツアー・ライヴで、黒人開放を宣言した直後だけあり、会場とWailersとのハイテンションな絡みが隅々まで感じられる名ライヴ。名曲「ishot The Sherriff」の初期アレンジも聴くことができる。




Live At The Quiet Night Club '75   『Live At The Quiet Night Club '75』

生誕60周年記念時、Rita Marleyの秘蔵アーカイヴから発掘された世界初登場ライヴ音源。『Natty Dread』発表直後に行ったアメリカ・ツアーの際に、シカゴの小さな黒人クラブで行ったまさに「トレンチタウン・エクスペリエンス・ライヴ」とも云え、後年のラスタ布教ライヴとはまた一味違う、レゲエ興隆期の黒さが充実したステージを味わえる。サウンド・クオリティも抜群で、Bobの死後、数多く発表されたライヴ音源の中でも最上級と云える。




England '76   『England '76』

人気急上昇中の76年、Islandレーベルのお膝元イギリスで行なったツアーの模様を収録。当時のイギリス人のレゲエに対する熱狂ぶりが、ひしひしと伝わり、バンドの演奏も3割増しでアツい気がする。代表曲がずらりと並ぶセットリストということで、入門編にも打ってつけ。



Boston '78『Boston '78』

『Exodus』発表後、というよりは『Kaya』録音・制作後、そして、後の公式ライヴ盤『Babylon By Bus』にもその模様が収められた、78年のワールド・ツアーからのボストン公演。あまりライヴではお披露目することのなかった「Easy Skanking」や「Kaya」を収録しているのがうれしい。



At The Apollo '79   『At The Apollo '79』

ニューヨークはハーレムのアポロ・シアターでの記念すべきライブを収録。日本のみのリリース。



Connecticut '80   『Connecticut '80』

癌に冒された身を押して行なわれたラスト・ツアー「アップライジング・ツアー」。その終盤を迎える貴重なライヴ音源。



         

第1篇 ボブのオリジナル・アルバムをとにかく最安値で
第2篇 未発表曲、初期音源、ベストに手を伸ばしてみよう
第4篇 目に焼き付ける、ボブ・マーリー
第5篇 バニー・ウェイラー、ピーター・トッシュの作品
第6篇 一族の名にかけて 〜ボブ・マーリーの遺伝子


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