ワルター&ウィーン・フィル/ブラームス:ドイツ・レクィエム(1953)
2021年04月20日 (火) 16:00 - HMV&BOOKS online - Classical

ワルター&ウィーン・フィルのドイツ・レクィエム。「幻の名盤」ついに国内盤初登場!
ブルーノ・ワルターによるブラームス『ドイツ・レクィエム』は5種のライヴ(1. 1950年ストックホルム、2. 1952年カーネギーにおけるニューヨーク・フィル(NYP)盤、3. 1952年ローマ・イタリア放送響盤、4. 1953年エジンバラにおけるウィーン・フィル盤、5. 1954年カーネギーにおけるNYP盤)のほか、1954年12月にNYPを指揮してセッション録音(当時のコロンビア・レコード)をのこしていますが、ファンの間で「もっとも感動的で劇的、すごい演奏」と騒がれていた(4)が、ついに国内盤CDで登場します。しかもUHQCDで!
聖書のドイツ語訳を歌詞に用いたことから、ブラームスの『マタイ』とも言われているこの名曲にワルターは愛着を示していました。1950/51年シーズンにブラームスの作品をNYPと録音する機会がありましたが、独唱者と合唱にかかるコストの問題で断念。52年のライヴ(前述の2)では英語歌唱、(3)はイタリア語歌唱で行われています。そして1953年9月にエジンバラ音楽祭で演奏された(4)。ワルターの深く、激しく、重々しい情念のもと、ウィーン・フィルは強靭かつしなやかに美音を響かせ、ゼーフリート、フィッシャー=ディースカウは感動的な歌声! ワルターとの共演は初めてとなったフィッシャー=ディースカウはこのとき28歳。ワルター自身のピアノでリハーサル、指導を受けたときの思い出を自伝で語っています。音楽祭のため編成された合唱団はイギリスのコーラスの伝統に裏打ちされた立派なもの。第2曲の葬送行進曲、第6曲の「怒りの日」ではオーケストラ、独唱、合唱が一体となった凄まじい迫力の盛り上げを見せ、これを聴くとワルターが最後の年にNYPとセッション録音を残したものの「ざらついた合唱と混濁したオーケストラの音」(『ブルーノ・ワルター〜音楽に楽園を見た人〜』エリック・ライディング&レベッカ・ペチェフスキー共著、高橋宣也訳、音楽之友社刊 2015年)への不満から、生前はレコード発売を許可せずお蔵入りにした理由もわかるというものです。
1953年9月8、10日、エジンバラ音楽祭でオール・ブラームスのプロ(ほかに『悲劇的序曲』『ハイドン変奏曲』)で行われた2日間の初日の録音。この音源の発売は、これまで一般には入手しがたい米ワルター協会のLP、同系「WING」レーベルのCD、アンドロメダのCDしかありませんでした。エピタグラフ・レーベルの発売はラジオ中継された放送原盤より復刻されたテープからのCD化で、一般市販での発売、国内盤初登場になります!
音質は復刻につきまとうノイズこそ少し残っているものの、高域の伸び、低域の重厚さ等、比較的良好で鮮明な音。しかも高音質CDの決定版であるUHQCDで発売! 限定発売となっておりますのでお早めにお求めください。(販売元情報)
【収録情報】
● ブラームス:ドイツ・レクィエム Op.45
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
エジンバラ音楽祭合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ブルーノ・ワルター(指揮)
録音時期:1953年9月8日
録音場所:エジンバラ、アッシャー・ホール(エジンバラ音楽祭)
録音方式:モノラル(ライヴ)
Produced by Epitagraph
国内製造品
日本語帯・解説・歌詞対訳付
【エピタグラフ】
歴史的価値ある音源の発掘・蒐集・復刻を目的に2019年に立ち上げた国内の自主制作レーベル。旧エピタフォーン・レーベル。(販売元情報)
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