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子どもたちを放射能から守るために

菅谷昭

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750511115
ISBN 10 : 4750511110
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2011
Japan

Content Description

大切な子どもたちを放射能から守るために、何をしたらいいのか。チェルノブイリ原発事故の医療支援をした医師であり、現松本市長が、放射能を正しく知り、放射能から正しく身を守る方法を語る。

【著者紹介】
菅谷昭 : 1943年長野県生まれ。信州大学医学部卒業後、甲状腺疾患の専門医として活躍。1996年に信州大学を辞めて、チェルノブイリ原発事故被災地の医療支援活動のため、ベラルーシ共和国に渡る。首都ミンスクの国立甲状腺がんセンター、高度汚染地域のゴメリの州立がんセンター等で、小児甲状腺がんの外科治療を中心に、5年半の医療支援活動を行った。帰国後、2004年に長野県松本市の市長に就任。チェルノブイリ原発事故の現状を踏まえながら、NPO法人「チェルノブイリ医療基金」の活動とともに、さまざまな提言を松本から発している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nutts

    本物のプロの本。@甲状腺を専門とする医師という「プロ」、Aチェルノブイリの被災者支援に、ベラルーシで活動してきた実務経験をもつ「プロ」、B松本市長として、市民を守る行政の「プロ」。発刊時期が今年の6月であること、必要最小限の「判断すべき軸」を子育て中の親がさっと理解できるよう、平易かつ最低限の分量で纏めている。まさに、“次の行動のための”本。目新しい知識ではなく、当事者としての立ち位置に価値あり。ポーランド政府の、子供を被爆から守る見事な対応に感心。日本でできない理由なんて、何一つない。

  • pugyu

    チェルノブイリ事故後のポーランド政府は最適の対応をした。何でこれを日本でもできなかったのだろうか。国の借金とか放射能の不安とか子どもたちに負担を押し付けすぎだよね、日本は。まあ子もおらずアラフォーの我が家は多少の被爆を気にせず被災地協力するかな。[追記]放射性物質が体内にはいると少量でも放射線を出し続けるらしいけど、世界中で核実験やってた頃の子どもは健康に影響あるわけだよね。原発より更にメリットもない被爆を私らは受けてたわけだ。

  • 更紗蝦

    平易な文章で書かれているので、中学生くらいの子でも読めます。漢字に振り仮名がふられていれば、小学生でも理解できる内容なので、是非、小学生向けにも発行してほしいと思います。本のタイトルは『子どもたちを放射能から守るために』ですから、本来は著者は大人に向けてメッセージを発しているのですが、これから先、長い間、放射能汚染と戦わなければならないのだとしたら、いずれは子どもたち自身も、放射能に関する知識を持ち、自らを防御せざるを得なくなります。そのためには、子どもでも理解できるように書かれている本が必要になります。

  • Kei

    平易な言葉で書かれてあわかりやすいです。こういうチェルノブイリに学んだ人の声を真摯に聴くべきときなのだと思います。

  • mkt

    ベクレル:放射線のパワー/シーベルト:人が浴びた量、世界平均は2.4ミリ。1年間に浴びていい人工放射線量は1ミリ。仕事で扱う人の限度は20ミリ/チェルノブイリで一番多かった病気:小児甲状腺がん。死亡率は低いが6人に1人は肺に転移する/内部被ばくを守るのは次の3つを防ぐ@鼻や口から:経気道的A皮膚から:経皮的B食べ物飲み物から:経口的/外部被ばくを守る@距離A時間B遮蔽/ヨウ素剤は効果があるが内服するタイミングが大事/放射線に触れたものは食べない。特に女性/根菜は注意/ 20210404読了 82P 5分

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