よみがえる松岡洋右 昭和史に葬られた男の真実

福井雄三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569829876
ISBN 10 : 4569829872
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
追加情報
:
276p;20

内容詳細

「松岡外交」が実現していれば、日米開戦はなかった!定説に敢然と挑む、書下ろし問題作。

目次 : 第1章 三国同盟は僕一生の不覚/ 第2章 青年松岡洋右、大陸へ雄飛/ 第3章 革命前夜のロシアへ、そしてアメリカへ/ 第4章 外務省を辞し満鉄へ、そして政界へ/ 第5章 外相就任、松岡洋右の大構想と大戦略/ 第6章 日米開戦と「すべての罪を松岡へ」

【著者紹介】
福井雄三 : 東京国際大学教授。昭和28年(1953)7月、鳥取県倉吉市生まれ。東京大学法学部卒。企業勤務ののち、大阪青山短期大学教授を経て、平成24年(2012)4月から現職。専攻は国際政治学、日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 双海(ふたみ) さん

    満蒙問題の武力解決に断固反対の立場をとるが、成り行き上その後始末をさせられる松岡洋右。国際連盟脱退という最悪の事態だけは回避すると誓ってジュネーブに赴くも、西園寺の裏切りによって、あるいは本国(日本)の訓令によって、連盟脱退を宣言するより仕方がなかった。久々に日本近代史の本を読んだ。大学のゼミを思い出した。

  • スー さん

    松岡洋右と言えば国際連盟脱退時の映像のイメージが強くて強引で平気で横車を押す人物で日本を戦争に引き込んだ重要人物の1人と思っていました。ですが実際は反戦協調路線の人で、ユダヤ人の救助を積極的に行っていて、三国同盟も戦争の為ではなくアメリカが手を出せないようにする為でした。情報を分析して事態を正確に予測して柔軟に対応策を講じられる人物でした。彼が予定通り近衛文麿の次の総理大臣になっていたらと思うと残念です。山県有朋が大嫌いでしたが好人物に書かれていて驚きでした。視点により人の善悪は変わるものだと実感しました

  • 駄目男 さん

    戦後、松岡は自決しなかった。判決日まで存命であれば或は死刑を受けていたかも知れぬ。退官後の松岡は持病の結核が重く21年6月27日死去。市ヶ谷に向かう時のことか、バスから降りる松岡の映像が残っているが、嘗てのエネルギッシュな風貌とは程遠いやつれた松岡の姿を今に見ることが出来るがもはや最晩年の姿だったわけでだ。しかし、松岡に対する検証は今後も必要であろう。著者は東京国際大学教授という肩書だが一読するところかなり松岡に対する思い入れが深いように読み取れるが。確かにこれまでの松岡像とは違った感想を持った。

  • 零戦隼人 さん

    小中学生向けの伝記シリーズに松岡洋右を加えて欲しくなった。国のために奮闘努力したが悲劇的な結末に終わった松岡のような人がいたことをもっと広く知ってもらいたいと思った。

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福井雄三

東京国際大学教授。1953年7月、鳥取県倉吉市生まれ。東京大学法学部卒。企業勤務ののち、大阪青山短期大学教授を経て、2012年4月から現職。専攻は国際政治学、日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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